説明

防衛省技術研究本部長により出願された特許

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【課題】従来の手法では実現できない精度の良い過渡的なインダクタンスの時刻歴の演算が可能な過渡的インダクタンス計測方法及び装置を提供する。
【解決手段】交流信号発生器1が正弦波をコイル3及び抵抗器4に印加しているときに、コイル3にインダクタンス急減の契機を与える。第1及び第2の電圧制御型BPF6,7を通過した第1及び第2の電圧e(t),eR(t)は、第1及び第2のクリップ回路8,9によって正弦波からパルス波に変換されて位相比較器10に入力され、位相比較器10は両電圧の位相差φ(t)の時刻歴を電圧値の時刻歴として出力する。DSP11は、第1及び第2の電圧制御型BPF6,7を通過した第1及び第2の電圧e(t),eR(t)の時刻歴と、位相比較器10の出力電圧の時刻歴とに基づいてコイル3のインダクタンスL(t)の時刻歴を演算する。 (もっと読む)


【課題】作業者の技量や経験に影響されず、任意に設定した調定面又は調定線における船体外部磁場が最小となる消磁電流値を導出することの可能な、船体の消磁電流計算方法及び装置を提供する。
【解決手段】磁気測定所等において非消磁状態の船体外部磁場を計測し(ST1)、消磁コイル効果磁場を計測し(ST2)、調定面又は調定線を設定し(ST3)、ST1で得られた船体外部磁場を基にインバース法により調定面又は調定線における非消磁状態の船体外部磁場ベクトルHN/Dを推定計算し(ST4)、ST2で得られた各消磁コイル効果磁場を基にインバース法により調定面又は調定線における各消磁コイル効果磁場ベクトルHC1〜HCnを推定計算し(ST5)、消磁状態の船体外部磁場ベクトルHF/Dが最小となるような最適解iC1〜iCnを最適パラメータ探索法で求める(ST6〜8)。 (もっと読む)


【課題】船体磁気模型を製作することなく、船体内に設ける候補となる消磁コイルの中から選択した各消磁コイルに通電した場合の任意の調定面又は調定線における消磁状態を船舶設計段階からシミュレーションすることができ、これにより前記調定面又は調定線における船体外部磁場が最も小さくなる消磁コイルの組合せを導出することの可能な船体の消磁コイル組合せ導出方法を提供する。
【解決手段】船体の数値計算モデルを作成しST1、n本の候補消磁コイルC1〜Cnの数値計算モデルを作成しST2、消磁対象となる調定面又は調定線を設定しST3、n本の候補消磁コイルC1〜Cnの中のm本の消磁コイルの組合せST8の全てについて最適パラメータ探索法により消磁状態の船体外部磁場ベクトルHF/Dが最小となる最適消磁電流値を特定するST11。 (もっと読む)


【課題】2つの軸部を切り欠いた1対の切欠面を形成し、かかる切欠面を利用して、前記軸部の結合を確実にしたクローラの連結構造を提供する。
【解決手段】隣接する1対のクローラの側部に突出する2つの軸部同士を嵌合させて該クローラを連結するクローラの連結構造において、前記2つの軸部の対面する部位を面状に切り欠いた1対の切欠面と、該切欠面と係合する係合凸部を軸挿入内周側にそれぞれ設けた軸包皮体状のコネクタと、該コネクタの前記係合凸部間の軸間隣接空間に、該空間を圧縮する方向に締付けて前記1対の係合凸部と前記切欠面とを締め付ける締付け要具とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】水中で装置の揺れによる電磁誘導雑音を検知する場合でも、雑音補償が出来、測定上のS/Nを向上できる水中電界装置を提供する。
【解決手段】水中電界測定装置に、水中電界センサに加えジャイロと3軸磁気センサを備え、ジャイロで検出の3軸加速度データと3軸磁気センサで検出の3軸磁気データから、速度vで電線が運動することにより発生する第1の電磁誘導雑音を計算し(ST11,ST12,ST15)、ジャイロで検出の3軸角速度データと3軸磁気センサで検出の3軸磁気データから、角速度ωで電線が回転することにより発生する第2の電磁誘導雑音を計算し(ST11,ST13、ST16)、さらに第1と第2の電磁誘導雑音を加算して(ST17)揺れによる電磁誘導雑音を求め、実測水中電界データから計算により得た電磁誘導雑音を減算することにより電磁誘導雑音を補償する。 (もっと読む)


【課題】従来より精度良く電流モーメントを求め得る電流モーメント解析装置を提供する
【解決手段】近傍を被測定船舶5が通過する際に水中電界センサ2の出力波形の0クロス点を検出し、この0クロス点検出時に得られる水中電界センサ2の位置情報と被測定船舶5の位置情報とにより、被測定船舶5の電流源の中間位置を導出し、この中間位置と電流源(−側)の位置から被測定船舶5の電流源間隔Lを求め、水中電界センサ2の出力波形のピークtoピーク値Vaを記憶しておき、次に同一条件として、電流値I〔A〕のときの水中電界センサ2の出力波形をシミュレーションで導出し、そのときのピークtoピーク値Vbを求め、さらに前記条件で波形がピークtoピーク値Vaとなる電流値I=Va/Vbとして求めることにより、被測定船舶5の電流値Iを求めることにより、船舶の電流モーメント(L×I)を求める。 (もっと読む)


【課題】水中においても伝搬可能かつ海底からの残響(反射音)の影響を受けない非音響信号によるデータの送受信を行うことができ、音響を用いる場合と比較して安定して通信することの可能な、非音響モデム及びそれを用いた通信システムを提供する。
【解決手段】端末又は計測機器等1から一方の非音響モデム筐体2へ元データである元データ電気信号3を入力する。変調器4は、元データ電気信号3を受信し、元データ電気信号3を所定の変調方式により変調後電気信号5に変換する。信号増幅器6は、変調後電気信号5を、十分な磁界を発生させることができる増幅後電気信号7に変換する。増幅後電気信号7をソレノイドコイル8に通電し、磁界信号9として他方の非音響モデムに向けて送信する。磁界信号9は、例えば周波数1kHz以下の交流信号である。 (もっと読む)


【課題】船舶の航行中に船体磁気が変化しても船体外部磁場を推定でき、かつ船体内に設けられたすべての消磁コイルの消磁電流値を制御して任意の深度における船体外部磁場を低減することが可能な、船体の磁気低減方法及び装置を提供する。
【解決手段】船体外部磁場展開係数に基づいて任意の深度における船体外部磁場を推定し、一方、予め算出した各消磁コイル効果の船体外部磁場展開係数に基づいて前記任意の深度における各消磁コイル効果の船体外部磁場を推定し、前記任意の深度における前記船体外部磁場を最小にする消磁電流値を最適パラメータ探索法を用いて特定し、特定した前記消磁電流値に基づいて各消磁コイルに通電する。 (もっと読む)


【課題】横型遠心鋳造において、猫足偏析やラミネーション偏析などのマクロ偏析を抜本的に低減させる遠心鋳造方法を提供すること。
【解決手段】回転軸が水平に対して0°以上45°以下の傾斜角を有する、いわゆる横型遠心鋳造における鋳型の回転中はこの鋳型内に溶融金属を鋳型の内容積の90%以上を占めるように注入して略充満させる。そして、鋳型内にて溶融金属の所定の厚さが凝固した後にこの金属の軸心周りに残存する未凝固部分を鋳型内から排出する。この結果、マクロ偏析は生成しないようになる。 (もっと読む)


【課題】半導体基板に対し簡易な手法により均質な絶縁膜を高速に形成できるようにする。
【解決手段】絶縁膜形成装置1は、堆積部10の電子ビーム蒸着源12からハフニウム金属の原子線を照射して、基板70のシリコン酸化膜72上に液体状のハフニウム微粒子73を堆積させて堆積状態とし、照射部20のプラズマ源22から窒素原子、活性窒素分子及び窒素イオンでなる活性粒子74を照射することにより、表面に窒化ハフニウムシリケート膜76を形成すると共にシリコン酸化膜72をシリコン酸窒化膜75に変化させ、基板70を成膜状態とする。この結果絶縁膜形成装置1は、基板70へのハフニウム微粒子73の堆積処理及び窒素プラズマでなる活性粒子74の照射処理を行うことにより、高誘電率ゲート絶縁膜として機能し得る窒化ハフニウムシリケート膜76を短時間で容易に形成することができる。 (もっと読む)


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