説明

シスメックス株式会社により出願された特許

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【課題】装置の大型化を回避し、かつ、複数のラックを効率よく搬送することが可能な、検体搬送装置を提供する。
【解決手段】複数の検体容器を収容可能な複数の検体ラックを一の搬送路の上流側と下流側で独立して搬送可能な検体搬送装置であって、搬送装置4は、搬送路上でラック101を搬送することにより複数のサンプル容器100を第1測定ユニット2および第2測定ユニット3に搬送可能に構成された第1ベルトと第2ベルトとを含み、第1ベルトおよび第2ベルトは、それぞれ互いに独立してラック101を搬送することが可能なように構成されている。 (もっと読む)


【課題】試料中の有核赤血球及び好塩基球を他の白血球から、より明確に弁別し、計数することができる試料測定方法を提供する。
【解決手段】カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤及び芳香族カルボン酸を含有する第1試薬により、試料中の赤血球を溶血させ、血球の細胞膜に蛍光色素が透過できる程度の損傷を与え、核酸を染色可能な蛍光色素を含有する第2試薬により、損傷を受けた血球を染色する工程と前記染色された血球に光を照射して散乱光情報及び蛍光情報を取得する工程と、及び、前記散乱光情報及び前記蛍光情報に基づいて、前記試料中の好塩基球及び有核赤血球を分類して計数する工程を含む、試料分析方法。 (もっと読む)


【課題】使用者の操作性が損なわれることを抑制しつつ、動作機構が不用意に使用者によって移動されることを防止して検体を円滑に処理することが可能な検体処理装置を提供する。
【解決手段】検体処理装置の測定ユニット10の動作機構は、本体カバーC1により覆われている。また測定ユニット10には、本体カバーC1をロックして本体カバーC1の開放を禁止するロック機構が設置されている。本体カバーC1は、検体の測定動作中はロックされており、検体の測定動作が終了した後も、情報処理装置の表示部に表示される中断ボタンがユーザにより押下されるまでは、本体カバーC1のロックは継続される。これにより、測定動作が終了した後も本体カバーC1に覆われた動作機構がユーザにより移動されることがない。よって、搬送ユニット114により検体が搬送されてくるたびに動作機構を原点位置に合わせる必要がなくなり、測定の遅延を防止できる。 (もっと読む)


【課題】どのような保守作業を実施する必要があるか、またどの試薬を交換又は補充する必要があるかを従来に比して容易に確認することが可能な検体分析装置及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】
検体分析装置は測定ユニット及び情報処理ユニットを備え、情報処理ユニットに表示部を有している。検体分析装置の起動直後に表示される保守状況確認画面において、当日交換が必要な試薬の情報と、当日実施が必要な保守作業の情報とを表示する。 (もっと読む)


【課題】スタートアップ動作における消耗品切れを防止することが可能な検体処理装置を提供する。
【解決手段】検体処理装置は、検体の測定を行う第1及び第2測定ユニットと、第1及び第2測定ユニットの測定結果を各別に処理してそれぞれの分析結果を取得する情報処理ユニットとを備える。情報処理ユニットは、シャットダウンの指示を受け付けたときに、シャットダウン及びスタートアップにおいて使用される消耗品の使用量と、現在の消耗品の残量とを比較して、次回スタートアップ時に消耗品切れが発生すると予測される場合に、消耗品の補充・交換を促すメッセージを出力する。 (もっと読む)


【課題】検体容器に洗浄液容器が後続する場合に、検体の再測定処理を円滑に行うことが可能な検体分析装置を提供する。
【解決手段】検体分析装置1は、検体を吸引して測定する測定ユニット31、32と、測定ユニット31、32に容器を順次供給する搬送ユニット2と、検体の測定結果に基づいて、その検体の再測定の要否を取得する要否取得手段と、を備える。測定ユニット31、32は、洗浄液容器Cが供給された場合、洗浄を実行することが可能である。検体分析装置1は、検体容器Tに洗浄液容器Cが後続する場合、少なくとも、要否取得手段により検体容器Tの再測定の要否の取得が終了するまで、洗浄液の測定ユニット31、32への供給を保留する。これにより、自動的に洗浄が開始されることを回避でき、先行の検体容器Tの再測定処理を円滑に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】洗浄液容器に検体容器が後続する場合に、検体に対する処理を円滑に行うことが可能な検体処理装置を提供する。
【解決手段】検体分析装置1は、検体容器Tに収容された検体を吸引して処理する測定ユニット31、32と、測定ユニット31、32に容器を順次供給する搬送ユニット2と、容器の種類を順次識別するバーコードユニットと、洗浄液容器Cが識別されると、洗浄液容器Cを測定ユニット31、32に供給し、自動的に洗浄を実行するよう搬送ユニット2および測定ユニット31、32を制御するCPUを備える。CPUは、洗浄液容器Cが識別されてから洗浄が実行されるまでの間に、検体容器Tが識別された場合、洗浄液容器Cを用いた洗浄を中止する。これにより、自動的に洗浄が開始されることを回避でき、後続する検体容器Tに対する処理を円滑に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】標準試料の測定を適正に行い、検量線を適切に作成することが可能な試料分析装置および試料分析装置の制御方法を提供する。
【解決手段】検体ラックLには、検体を収容した検体容器Tを保持するための保持部が5つ形成されており、アダプタAには、検量線を作成するための標準試料を収容したサンプルカップCを保持するための保持部が6つ形成されている。アダプタAのX軸方向とY軸方向の幅は、検体ラックLと同じであり、アダプタAは、検体ラックLの上面に取り付けられている。このようにアダプタAを装着することにより、検体容器Tを保持する検体ラックLと、サンプルカップCを保持するアダプタAが取り付けられた検体ラックLとを同様に搬送することができる。また、検体ラックLのみを搬送するよう構成された検体搬送部2を用いて、6つの標準試料を2つのラックに跨ることなく搬送することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】信頼性に応じて再検出する必要性を判断することにより、無駄な測定試料の調製を未然に回避し、しかもサイズの異なる成分の分析を精度良く実施することができる検体分析装置及び検体分析方法を提供する。
【解決手段】検体から第1〜第3測定試料を調製する試料調製部と、第1フローセル及び電圧計測部を備えた、第1測定試料中の所定成分検出用の第1検出部と、第2フローセル、第2又は第3測定試料に光を照射する発光部、及び、光を受光する受光部を備えた、第2又は第3測定試料中の所定成分検出用の第2検出部と、第1測定試料中の所定成分を検出した結果が信頼できるか否かの判断を行う制御部とを備える。第1検出部にて第1測定試料中の所定成分を検出した結果が信頼できない場合、同一の検体に基づいて第3測定試料を調製するよう試料調製部の動作を制御し、調製された第3測定試料中の所定成分を第2検出部で検出する(もっと読む)


【課題】癌の初期段階で癌のおそれがあることを精度よく検出することができる癌化情報提供方法を提供する。
【解決手段】細胞の癌化に関する情報を提供する癌化情報提供方法。上皮組織から採取された細胞を含む測定試料に光を照射して、測定試料に含まれる各細胞からの光学情報を含む測定データを取得するデータ取得工程、前記各細胞について取得した光学情報に基づいて、測定試料中の複数の細胞の測定データのうち、前記上皮組織において表層に存在する細胞よりも基底膜側の細胞の少なくとも一部である解析対象の細胞の測定データを抽出し、抽出した測定データを解析するデータ解析工程、および抽出した測定データの解析結果に基づいて、細胞の癌化に関する情報を出力する情報出力工程を含む。 (もっと読む)


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