説明

トライエンジニアリング株式会社により出願された特許

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【課題】中空2を有するFRP1が中子3の引き抜きを容易に行うことができない形状であっても、コストアップすることなく中空2の形状を安定させて、表面品質を向上させるとともにマトリックス樹脂の注入圧を高めて成形サイクルを短縮する。
【解決手段】FRP1において、繊維強化樹脂部4の内側に中子3を残存させる。これにより、中子3を引き抜く必要がなくなるので、FRP1が中子3の引き抜きを容易に行うことができない形状であっても、FRP1を複数のパーツに分割する必要がなくなる。このため、設備コストやランニングコストを安価に抑えることができるので、コストアップすることなく中空2を有するFRP1を得ることができる。また、中子3を引き抜く必要がないので、中子3自身の剛性を高めたり、中空2に充填物を充填してRTM成形後に充填物を抜き出したりすることで、中空2の形状を安定させることができる。 (もっと読む)


【課題】ヘミング装置において、ローラ5を支持するために硬化された部分を調整することなく、また、余分な移動軌跡を生じることなく、ローラ5の移動軌跡を安定させる。
【解決手段】ローラ5を、第1、第2ガイド面15、16により、各々、下側、外周側から支持することで、ローラ5の移動軌跡を安定させることができる。また、ローラ5を第1、第2ガイド面15、16の両方に支持させた状態で回転させることができるので、ローラ傾斜角およびTCP−RTP距離を安定的に変更することができる。このため、ローラ5を支持するために硬化された第1、第2ガイド面15、16を再加工することなく、ローラ傾斜角、TCP−RTP距離を最適化することができる。さらに、ローラ5を内周側に向かって自在に移動させることができるので、上下方向に余分な移動軌跡を発生させることなくローラ5を内周側に向かって移動させることができる。 (もっと読む)


【課題】ヘミング装置1において、クランプに替わる固定手段により被ヘミング材2を下型4に固定することができるようにして、クランプ固定に伴う各種の短所を解消する。
【解決手段】ヘミング装置1によれば、下型4の載置面12には被ヘミング材2の周縁3に沿うように複数の開口部15が設けられている。そして、開口部15には、被ヘミング材2を下方に向けて吸引する吸引具16が配されている。これにより、従来のクランプに替わり、吸引具16により被ヘミング材2を下型4に固定することができる。このため、固定手段としての吸引具16が存在する周縁部位をローラが通過する際に、吸引具16による固定を解除する必要がなくなるので、従来のクランプ固定に伴う各種の短所を解消することができる。 (もっと読む)


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