説明

東海旅客鉄道株式会社により出願された特許

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【課題】 土からなる斜面の表層が、予め規定されている水分飽和度以上となったか否かを、容易、かつ、客観的に判定可能とする。
【解決手段】 水分飽和度を計測するための計測層3を設ける。これにより、計測層3を構成する計測用土についてのキャリブレーションのみを事前に確認しておけば十分であるので、判定時に、その判定対象となる土壌についてのキャリブレーションと計測電圧とを照らし合わせて判定する必要がなく、少ない労力にて誤判定を誘発することなく、客観的な判定をすることができる。したがって、作業者の経験値によらず、迅速かつ正確に、降雨時盛土健全度を判定することができる。 (もっと読む)


【課題】 盛土天端の伸張及びそれに伴う縦割れを合理的な手法で防止する。
【解決手段】本発明に係る盛土の耐震補強構造1は、鉄道軌道(図示せず)が敷設された盛土2に適用されたものであって、該盛土は、支持基盤4の上に積層された液状化地盤3の上に構築してある。液状化地盤3には、盛土2の各法尻近傍から下方に向けてそれぞれ延びるように、かつ液状化地盤3が挟み込まれるように一対の地中壁としての鋼矢板6,6を対向配置してあり、鋼矢板6,6は、それらの上縁において引張材としてのタイロッド5を介して相互に連結してある。ここで、鋼矢板6,6は、それらの下縁における相互の離間距離が、上縁における相互の離間距離よりも小さくなるように、換言すれば逆ハの字状になるように、鉛直面に対してそれぞれ配置角θだけ傾斜させてある。 (もっと読む)


【課題】1次コイルに流れる交流電流の周波数にて共振を発生させることが従来よりも容易な受電技術を提供する。
【解決手段】本発明に係る受電装置は、受電部と、低減電圧生成部とを備える。受電部は、1次コイルと電磁結合される2次コイルと、該2次コイルに接続されたコンデンサとを備え、1次コイルに流れる第1の交流電流に基づく第2の交流電圧を生成する。低減電圧生成部は、前記第2の交流電圧に起因して前記受電部に発生する第2の交流電流によって該受電部に発生するリアクタンス電圧を低減可能な低減電圧であって、該第2の交流電圧と略同一の周波数を有する低減電圧を生成し、該低減電圧を前記受電部に印加する。 (もっと読む)


【課題】設置に要する手間を簡素化するとともに、信頼性の低下を防止することができる共振回路を提供する。
【解決手段】複数のケーブル10を環状に配置して、隣接するケーブル10の一方の内部導体11と、他方の外部導体12とを導電可能に接続し、さらに、長尺に形成された内部導体11と、筒状に形成され内部に内部導体11が配置された外部導体12との間には絶縁体13を配置することにより、環状に配置されたケーブル10はインダクタンスLを有し、ケーブル10の内部導体11、外部導体12および絶縁体13は静電容量Cを有する。このようにすることで、コンデンサを追加して設けることなくLC共振回路を構成することができ、共振回路1の設置に要する手間を簡素化することができる。更に、破損の可能性があるコンデンサを用いる必要がないため、共振回路1の信頼性の低下を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】増加する誘起電圧を抑制することにより待機ループに接続されたコンデンサ素子や電子機器等の破壊を防止すること。
【解決手段】高周波電源2に接続され通電された常用給電ループ3と、高周波電源5に接続され常用給電ループ3から誘起電圧が誘起される待機給電ループ6とを備える。常用給電ループ3は高周波電源2から所定の距離を置いて捻架点4を有して構成されている。 (もっと読む)


【課題】性能の向上を図ると共に、軽量化および製造コストの削減を図ることができる変圧器を提供する。
【解決手段】一次コイル10および二次コイル20と、一次コイル10または二次コイル20の少なくとも一方に配置された板状に形成されたコア30とを有し、コア30には、コイルが内部に収納される凹形状の導電体収納部31と、環状に形成された導電体収納部31の中央領域に配置された平板状の中央部32とが形成されている。導電体収納部31は、一次コイル10および二次コイル20のうちのコア30が配置された一方のコイルから、他方のコイルに向かって凹形状の開口が開いたものである。中央部32は、導電体収納部31における他方のコイル側の端部から、導電体収納部31における中央領域に向かって延びている。このような構成を採用することで、他方のコイルと、コアとの間の距離を縮めることができる。さらに、コアの体積を減らすことができる。 (もっと読む)


【課題】地上側設備で測定された軌道回路受信電圧等の線路データを、キロ程軸上で評価を可能とする線路測定データ分析システムを提供する。
【解決手段】車上システム3において、車両の速度を含む運転状況を示す情報を取得し、時刻とともに車上記憶装置20に格納する。地上システム5では、車上記憶装置20からそれらの情報を取得し、速度と時刻から車両の走行距離を算出し、キロ程に変換する。変換したキロ程と時刻及び地上記憶装置に格納されている軌道回路の開始点と終点のキロ程と、に基づき、車両が軌道回路を通過したときの在線時間を算出する。そして、地上記憶装置に格納された経過時間に対応する軌道回路受信電圧を在線時間に対応するキロ程に対応させて、車両の運転状況を示す情報とともに地上記憶装置70に格納し、格納したデータを出力装置100に出力する。これによりキロ程に対する軌道回路受信電圧を分析・評価できる。 (もっと読む)


【課題】温度変化による可動桁の伸縮が複数の可動桁の分だけ累積することを抑制して、車両のスムーズな走行を確保することができる分岐装置を提供すること。
【解決手段】連結機構50は、台車装置20dに固定される連結軸部51と、その連結軸部51の先端が回動可能かつ直進移動可能に貫装され可動桁10eに固定される軸保持部52とを備える。これにより、温度変化によって可動桁10eが伸縮する場合には、連結軸部51が軸保持部52のスライド溝内を直進移動することで、可動桁10eの伸縮を吸収する。各可動桁も同様に支持されているので、複数の可動桁の伸縮が累積することを抑制することができ、その結果、最後端可動桁と後端側固定桁との間における遊間を小さく設定することができる。よって、車両が走行する際の段差を小さくすることができるので、段差通過時の車両の衝撃を抑制して、車両のスムーズな走行を達成することができる。 (もっと読む)


【課題】製品コストを削減しつつ、接地面のレベル管理を容易とすることができる分岐装置を提供する。
【解決手段】可動桁10dは、可動桁10e側の端部が台車装置20dに固定される一方、可動桁10c側の端部が台車装置20cに垂直軸Lまわりに回動可能に連結されている。架台30dに台車レール31dを一本のみ敷設し、その一本の台車レール31dに沿って一列に配置された複数の車輪により台車装置20dを支持する。 (もっと読む)


【課題】全長を確保しつつ、ひずみの発生を抑制することができるトラバーサを提供すること。
【解決手段】トラバーサ100は、複数の可動桁10a〜10fからなり、各可動桁10a〜10fは、台車装置に対し、後端側端部が固定されると共に、始端側端部が相対回転可能かつ長手方向に相対移動可能に連結されているので、かかる連結部を関節として、可動桁を角折れ変位させつつ、台車レール31に沿って移動させることができる。即ち、駆動装置の個体差などに起因して、各台車装置の移動量が異なる場合でも、連結部を関節として、可動桁10a〜10fが角折れ変位することで、各台車装置の移動量の差を吸収することができる。これにより、トラバーサ100に発生するひずみを抑制することができる。従って、その分、全長を長くすることができる。 (もっと読む)


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