説明

アオイ電子株式会社により出願された特許

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【課題】 試料台としての剛性を確保しつつ微小試料の薄片化時間を短縮できる微小試料台を提供すること。
【解決手段】 微小試料台10は、全シリコン製であり、上下方向(Z方向)に4段を有する多段構造である。微小試料台10を側面から見ると、中心面Aに対して対称形であり、上方の段ほど厚さ(Y方向の長さ)が薄い。微小試料台10の第1段11と第2段12はX方向に延設されているが、第3段13〜53と第4段14〜54とからそれぞれ構成される5つの突状部分1〜5は、X方向に配列して第2段12の上面からZ方向に突設されている。突状部分1〜5は、高さ(Z方向の長さ)及び厚さ(Y方向の長さ)は一律であるが、幅(X方向の長さ)は微小試料片Sの寸法などに応じて任意に形成することができる。微小試料片Sは、その表面、すなわち薄片化調製が行われる平面がXZ面に平行となるように、第4段14〜54に固定される。 (もっと読む)


【課題】 側面に微小試料片を確実に固定することができる微小試料台を提供すること。
【解決手段】 微小試料台10は、全てシリコン製であり、上下方向(Z方向)に4段を有する多段構造である。微小試料台10の第1段11と第2段12はX方向に延設されているが、第3段13〜53と第4段14〜54とからそれぞれ構成される5つの突状部分1〜5は、X方向に配列して第2段12の上面からZ方向に突設されている。微小試料片Sは、微小試料台10の第4段14〜54のいずれかに固定されるが、固定する位置としては、次の3通りがある。第1は、第4段54を例として示す上面(頂面)に立設する場合であり、第2は、第4段44を例として示す側面Pに設置する場合であり、第3は、第4段24を例として示す側面Qに設置する場合である。第4段14〜54の側面P,Qには平滑化処理が施されているので、微小試料片Sを確実に固定できる。 (もっと読む)


【課題】 複数個の微小試料台を保管したり運搬する際の取り扱いを簡便とすること。
【解決手段】 微小試料台10の集合体である微小試料台集合体50は、複数の微小試料台10がX方向に直線状に規則正しく配列され、このような列がZ方向に突き抜けた空間SPを挟んでY方向に並列に規則正しく配置されている。微小試料台10同士は、連結リブ60を介して直列に連結され、各列において最も外側にある微小試料台10の一端が接続リブ80を介して外枠70の突起部70aに接続されている。微小試料台10、連結リブ60、外枠70および接続リブ80は、全てシリコン製であり、単結晶シリコンウエハ101から一体で作製される。微小試料台10を分離するときは、連結リブ60、接続リブ80を折って切り離す。 (もっと読む)


【課題】 簡単な作業でかつ光検出部に傷をつけることなく光検出半導体素子の光検出部が露出した光検出半導体装置を作製することができる光検出半導体素子の製造方法及びその製造方法で作製した光検出半導体装置を提供する。
【解決手段】 金属板31に外部電極用金属層33を形成した後に、金属板21に額縁形状のアンダーフィル34を塗布する。次にバンプ5が形成された光検出半導体素子2を外部電極用金属層33に超音波接合する。ここで、金属板31と額縁形状のアンダーフィル34と光検出半導体素子2とにより光検出半導体素子2の光検出部2Aは密閉される。次に、光検出半導体素子2およびアンダーフィル34を樹脂6によって封止する。光検出半導体素子2の光検出部2Aはアンダーフィル34などによって密閉されているので、樹脂6に覆われない。次に、金属板31を剥離する。そして、1点差線61に沿って分割され、光検出半導体装置1が完成する。 (もっと読む)


【課題】
電鋳で形成した外部電極と半導体素子を樹脂封止して作製された半導体装置において、半導体素子の搭載パッドレスの半導体装置およびその半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】
半導体素子2と、この半導体素子2とが接続され、回路基板と接合される電鋳製の外部電極3bと、半導体素子2と外部電極3bとボンディングワイヤ5とを樹脂で封止した半導体装置1であって、外部電極用の電鋳が形成された金属板の上に半導体素子2を接着固定した状態でワイヤボンディングして樹脂によって封止する。そして、樹脂封止後に金属板を剥離して得られた樹脂封止体40を個片化して一つの半導体装置1を得る。したがって、半導体素子2の搭載パッドは不要である。 (もっと読む)


【課題】
リフロー炉に通炉して生ずるクラックの発生を防止することができる半導体装置を提供する。
【解決手段】
半導体装置1は半導体素子2、外部電極3b、搭載パッド部4bからなる。搭載パッド部4bの略中央には不図示のボンディング剤が塗布され、半導体素子2は固定される。搭載パッド部4bは矩形形状であり、4辺のうちの2辺7a,7bの形状は波状形状である。外部電極3bおよび搭載パッド部4bの上面にはワイヤ5と接続するためのAg層3a,4aが形成され、下面にはSn−Pb層3c,4cが形成される。半導体素子2と外部電極3bとはAuのワイヤ5によって電気的に接続している。半導体素子2、ワイヤ5、外部電極3bおよび搭載パッド部4bは、エポキシ樹脂などからなる樹脂6によって封止される。 (もっと読む)


【課題】
半導体装置が回路基板からはがれないという補強パッドの効果を維持しつつ、半導体装置を小型化することができる半導体装置を提供する。
【解決手段】
半導体装置1の底面には、半導体素子2と電気的に接続している外部電極3bと半導体素子2を搭載している実装パッド部4bとのほかに補強パッド7b〜10bを設ける。補強パッド7b〜10bは、4本の直線101a〜101dで囲まれる範囲に設けられ、補強パッド7bは直線101bおよび101cと内側で接する位置または最外辺がそれより外側になる位置に、補強パッド8bは直線101bおよび101dと内側で接する位置または最外辺がそれより外側になる位置に、補強パッド9bは直線101aおよび101dと内側で接する位置または最外辺がそれより外側になる位置に、補強パッド10bは直線101aおよび101cと内側で接する位置または最外辺がそれより外側になる位置に設けられる。 (もっと読む)


【課題】
電気特性および放熱特性の優れた半導体装置を提供する。
【解決手段】
半導体素子2は、搭載パッド部4bの略中央に実装される。外部電極3bおよび搭載パッド部4bは、Cuからなる。外部電極3bおよび搭載パッド部4bの上面には、ワイヤ5と外部電極3bとが接続するために、Ag層3a,4aが形成され、下面には、外部電極3bと搭載パッド部4bとが半田と接続するために、Sn−Pb層3c,4cが形成される。また、半導体素子2と外部電極3bとはAuのワイヤ5によって電気的に接続しており、6つの外部電極3bのうちの4つの外部電極3bと半導体素子2とが電気的に接続している。そして、半導体素子2、ワイヤ5、外部電極3bおよび搭載パッド部4bは、エポキシ樹脂などからなる樹脂6によって封止される。 (もっと読む)


【課題】認識マークを別途形成しなくても半導体装置の第1pinに対応する端子の位置を認識することができる半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体素子2は、搭載パッド部4bに実装される。外部電極3bおよび搭載パッド部4bの上面側には、Ag層3a,4aが形成され、下面側には、Sn層3c,4cが形成される。半導体装置1には、外部電極3bと搭載パッド部4bのほかに補強パッド7b〜10bを設ける。補強パッド7b〜10bの上面側にはAg層7a〜10aが形成され、下面側にはSn層7c〜10cが形成される。補強パッド7b〜10bを半導体装置1の底面の4隅の位置に設ける。4つの補強パッド7b〜10bのうち、3つの補強パッド8b〜10bの形状は正方形とし、1つの補強パッド7bの形状は直角二等辺三角形とする。 (もっと読む)


【課題】
金属層の成膜を安定して精度よく行うことができ、また、半導体装置の製造コストが安くなる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】
可撓性を有する金属板にパターニングされたNi層23とAg層24とを形成する。そ次に、Ag層24に複数の半導体素子2を隣接して搭載する。そして、ワイヤボンディングによって、Ag層24と半導体素子2とをワイヤ5によって接続する。次に、半導体素子2、ワイヤ5、Ni層23およびAg層24を樹脂6によって封止し、金属板21を剥離して樹脂封止体50を作製する。そして、樹脂封止体50をSn−Pbめっき溶液に浸漬し、剥離面51にパターニングされたSn−Pb層52を形成する。次に、2点鎖線53に沿って、ダイヤモンドブレード・ダイシング法で樹脂封止体50をダイシングする。そして、一つの樹脂封止体50が分割され、半導体装置1が完成する。 (もっと読む)


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