日本ピストンリング株式会社により出願された特許
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内燃機関のピストンリング保持構造
【課題】部品数を増加させることなく、ピストンリング部分のシール性を好適に維持することができる内燃機関のピストンリング保持構造を提供する。
【解決手段】ピストンリング14の上面14aにはコイルエキスパンダ17を収容する凹部14cが形成され、該凹部14cには、コイルエキスパンダ17の押圧力をリング溝11の下側内壁面11a側への押圧力とシリンダ内壁面20a側への押圧力とに分散させる作用面としての斜面14eが設けられる。そして、凹部14cの斜面14eに自身の押圧力(付勢力)を付与するように該凹部14c内にコイルエキスパンダ17を配置し、リング溝11内の下側内壁面11aにピストンリング14の下面14bを押圧させ、かつシリンダ内壁面20aにピストンリング14の外周面14fを押圧させる。
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内燃機関のピストンリング保持構造
【課題】ガスシール性を好適に維持することができる内燃機関のピストンリング保持構造を提供する。
【解決手段】ピストン10の最上部のリング溝11内には、その下側内壁面11aにピストンリング14を押圧して保持するバネリング17が収容され、このバネリング17をピストンリング14に対して径方向に線接触させる。これにより、バネリング17の押圧力が径方向に分散されてピストンリング14に付与され、該ピストンリング14がリング溝11内で傾くのが防止される。
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ピストンリング
【課題】 リング本体が傾いてもシール効果あるいはオイルの掻き落とし効果を十分に確保することができるピストンリングを提供する。
【解決手段】 シリンダ壁2に接触可能な上下一対の環状摺動部13を有するピストンリング1Aのリング本体10に、複数の環状溝14をリング軸線方向に間隔を空けて設ける。各環状溝14には、シリンダ壁2に接触可能かつリング本体10に対して摺動可能な状態でサイドレール15を装着し、リング本体10に内周側から当接してリング本体10を半径方向外方に付勢する環状のエキスパンダ11を装着する。
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ピストンリング
【課題】 エンジンの高速回転域においてブローバイガスを効果的に低減する。
【解決手段】 外周摺動面の上下端に曲面状の面取部と、上面内側端に切り落とされた内側欠損部を有し、上記内側欠損部によるねじれ作用から、燃焼ガスの漏洩を防止するピストンリングにおいて、外周摺動面は、ピストンリングの燃焼室側の面である上面に向けてピストンリングの径方向内方に曲面状に傾斜する第1摺動面と、ピストンリングのクランク室側の面である下面に向けてピストンリングの径方向内方に曲面状に傾斜する第2摺動面とを有し、バレル頂点は、上記外周摺動面の摺動方向における幅に対して、上記ピストンリングの上面側から5/100〜33/100の範囲内に設けられ、上記第1摺動面の、ピストンリング径方向における幅は、1〜20μmの範囲内であり、上記ピストンリングのねじれ角は、0°10’〜10°の範囲内であることを特徴とする。
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摺動面形状測定方法
【課題】 本発明は、使用時にねじれを生じるピストンリングにおける外周摺動面の形状を正確に測定することが可能な摺動面形状測定方法を提供することを主目的とするものである。
【解決手段】 本発明は、外周摺動面、上下面及び内周面からなり、合口を閉じた際に略円形状となる、ピストンリングの上面内側端が切り落とされた内側欠損部を有し、上記内側欠損部によるねじれ作用から、シリンダ壁に対し傾斜当たりとなる状態で上記ピストンリング溝に嵌装されるピストンリングの、シリンダ壁と摺動する部分である外周摺動面の形状を測定する摺動面形状測定方法であって、上記ピストンリングのクランク室側の面である下面が、平面に密着するように配置し、上記ピストンリングが密着した状態で上記ピストンリングの外周摺動面の形状を測定することを特徴とするピストンリングの摺動面形状測定方法を提供することにより上記課題を解決する。
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ピストンリング
【課題】 シリンダ内面への追従性が良く、ピストンリングの気密性能やオイル掻き取り性能を向上することが可能なピストンリングを提供する。
【解決手段】 オイルリング1は、シリンダ内面と接して摺動する金属製のアウタリング10と、アウタリング10を背面41からシリンダ内面に向けて付勢するエキスパンダ30とを備える。エキスパンダ30は、3枚の形状記憶合金製のプレートエキスパンダ31から構成される。各プレートエキスパンダ31は、同径であり、アウタリング10の摺動方向に沿って同軸状に配置されている。
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内燃機関用鉄基焼結合金製バルブシート材
【課題】ガス燃料用エンジン用として好適な、耐摩耗性に優れた内燃機関用鉄基焼結合金製バルブシート材を提案する。
【解決手段】C:0.3〜1.5%と、Ni、Co、Mo、Cr、Vのうちから選ばれた1種または2種以上を合計で1〜20%とを、含有する基地相中に、Fe、Mo、Siを主成分とする金属間化合物、Co、Mo、Siを主成分とする金属間化合物、Ni、Mo、Siを主成分とする金属間化合物のうちの1種または2種以上を含み、Si:1〜15%、Mo:20〜60%を含み、Cr、Ni、Co、Feのうちから選ばれた1種または2種以上を10〜70%を含み、残部不可避的不純物からなる組成で、ビッカース硬さで500HV0.1〜1200HV0.1の硬さを有する硬質粒子を、質量%で、10〜60%含有し、密度を6.7g/cm3以上、圧環強さを350MPa以上とする。これにより、ガス燃料エンジンの環境下でも優れた耐摩耗性を有し、相手攻撃性が改善される。さらに、固体潤滑剤を含有してもよい。
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内燃機関の動弁装置
【課題】 内燃機関に使用されるローラタイプの動弁装置において、ローラフォロアと組み合わされる鉄系焼結カムロブの耐ピッチング性を向上させる。
【解決手段】 本発明により提供される内燃機関のローラタイプの動弁装置は、
カムシャフトに固定されたカムロブ及び当該カムロブと回転接触するローラを設けたローラフォロアを備え、前記カムロブが鉄系焼結材からなり、密度7.4g/cm3以上、及びカム外周硬さHRC45以上であり、基地が、ベイナイト組織5〜35容量%、残留オーステナイト組織5〜30容量%、及びマルテンサイト組織50〜90容量%の混在組織からなることを特徴とする。
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ピストンリング
【課題】 張力分布の円周方向への最適化が可能なピストンリングを提供する。
【解決手段】 ピストンリング本体2と、前記ピストンリング本体の内周側に配置され、前記ピストンリング本体を外周方向に付勢するコイルエキスパンダ3と、を備えたピストンリング1において、前記コイルエキスパンダは、前記ピストンリング本体の内周面2aと接触するように線材がコイル状に形成された大径部8、70と、前記コイルエキスパンダの外径が前記大径部の巻き径よりも細くなるように形成された小径部9、71と、を備えている。
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ピストンリング
【課題】 コンプレッションリングとして好ましく用いられる耐摩耗性及び疲労強度に優れたピストンリングを提供する。
【解決手段】 外周面aの一部をなす外周摺動面e、内周面d、及び厚さ方向の上下面b,cに窒化層12,13が形成されているスチール製母材11と、そのスチール製母材11の外周面aを覆う硬質クロムめっき皮膜14とを有するピストンリングであって、外周面aには外周摺動面eから上下面b,cに連なる曲面又は面取り面15cが形成されていると共に、外周摺動面eに形成されている窒化層12と上下面b,cに形成されている窒化層13とが曲面又は面取り面15cを隔てて分離されており、外周摺動面eに形成されている窒化層12のビッカース硬さが400〜900HV0.05の範囲内にあるように構成することにより、上記課題を解決した。
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