説明

NSプラント設計株式会社により出願された特許

21 - 30 / 275


【課題】高炉ガスに含まれている塩化アンモニウムの構成成分を経済的かつ効率よく除去するとともに、炉頂圧回収タービンにおける出力を最大化できる高炉ガス処理システムおよび高炉ガス処理方法を提供すること。
【解決手段】高炉ガス処理システム1は、高炉2と、高炉2で排出される高炉ガスを導入する除塵器3と、湿式集塵装置4および乾式集塵装置5と、乾式集塵装置5を通過した高炉ガスを導入する吸着装置6と、集塵後の高炉ガスを導入して発電させる炉頂圧回収タービン7と、吸着チャンバ61と、吸着チャンバ61内に蓄えられた吸着体62とからなる吸着装置6と、高炉ガスに含まれる塩化アンモニウムの濃度を推定する濃度推定手段と、吸着チャンバ61内に蒸気を供給する蒸気供給手段64と、記憶手段と、高炉ガスの発生量を検出する高炉ガス発生量検出手段と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】バーナーダクト内の所望位置で着火点を安定させることができ、明滅現象の発生を解消して燃焼効率の高いバーナーおよびバーナーダクトを備えた炉頂燃焼式熱風炉を提供すること。
【解決手段】蓄熱室4と、バーナーシステムを備えて蓄熱室4の上部に配設された燃焼室3とから構成された炉頂燃焼式熱風炉10であって、このバーナーシステムは、燃料ガス管1cと燃焼用エア管1b、1dを具備するバーナー1と、バーナー1のバーナー出口1aと連通するバーナーダクト2とから構成され、バーナーダクト2はバーナーダクト出口2bを介して燃焼室3に連通しており、バーナーダクト2の途中からバーナーダクト出口2bに亘ってバーナーダクト2の口径D1が拡径された口径拡大部2cが設けられており、バーナーダクト2を燃焼室3側へ流れる混合ガスMGの渦流EDが該口径拡大部2cで形成されるようになっている。 (もっと読む)


【課題】ダストの沈降を防止して長期間に亘り水封機能を維持することが可能な回転炉床炉のシールトラフ装置を提供する。
【解決手段】下方に開口した環状加熱室11と、環状加熱室11内に配置されて回転する環状の回転炉床台車12とを備えた回転炉床炉14に設けられ、環状加熱室11と回転炉床台車12との隙間をシールするシールトラフ装置10において、環状加熱室11の内周側炉壁15と回転炉床台車12の内周部との隙間の下方に配置される環状の内周側シールトラフ22及び環状加熱室11の外周側炉壁16と回転炉床台車12の外周部との隙間の下方に配置される環状の外周側シールトラフ23に、それぞれ複数の排水口26、27と、複数の給水口52とを設け、シール水を複数の排水口26、27から排水しながら、複数の給水口52から供給して、内、外周側シールトラフ22、23内にシール水の流れを形成する。 (もっと読む)


【課題】吸引能力の強大な真空排気装置を適用することなく、システム内を所望の高真空雰囲気とでき、かつこの高真空雰囲気を維持することができるとともにダスト捕集性にも優れた真空脱ガスシステムを提供する。
【解決手段】真空脱ガス槽Tと、真空排気装置Eと、これらを繋ぐ配管系Lと、排ガスからダストを分離除去するダストセパレータ1と、からなる真空脱ガスシステム10において、ダストセパレータ1は、流入する排ガスが衝突するとともにその角度を変化自在な可動式の衝突板を備え、真空脱ガスシステム10は、衝突板の角度を調整してその開度を全閉から全開まで制御する制御部3と真空度を検知する真空度センサ2をさらに備え、真空度センサ2の検知データに基づいて制御部3が衝突板を回動させてその開度が制御される。 (もっと読む)


【課題】炉立ち上げ時において、炉内ガスに含まれる成分ガスの測定をレーザ式ガス分析計により行うことが可能なガス分析装置及びそれを用いたガス分析方法を提供する。
【解決手段】廃棄物処理炉内で発生する炉内ガスG2にレーザ光を照射して炉内ガスG2に含まれる成分ガスの測定を行うガス分析装置10において、廃棄物処理炉から排出される炉内ガスGを燃焼室に導く配管11の途中に設けられたバイパス管13と、バイパス管13内を流れる炉内ガスG2を加温するヒータ17と、加温された炉内ガスG2に含まれる成分ガスの測定を行うレーザ式ガス分析計18とを備えている。 (もっと読む)


【課題】バーナーシステムの燃焼効率を高めることができ、高温の燃焼ガスを蓄熱室の全体に供給することができ、さらに、バーナーダクト内壁の耐火物が損傷し難い炉頂燃焼式熱風炉を提供すること。
【解決手段】バーナーシステムを有する炉頂燃焼式熱風炉10であって、このバーナーシステムは、3以上の多重管路の各管路に燃料ガスもしくは燃焼用エアを流すバーナー1とバーナーダクト2から構成され、中心管路1bと中央管路1cには旋回流生成手段が設けられて燃料ガスもしくは燃焼用エアの旋回流を生じさせ、最外管路1dには燃料ガスもしくは燃焼用エアの直進流が流れるようになっており、バーナーダクト2内には直進成分HG”と旋回成分HG’を備えた燃焼ガスHGが生成される。燃焼室3には、少なくとも1以上のバーナーシステムから燃焼室3に対して該燃焼室3の中心位置を通らない流入方向に燃焼ガスHGが供給される。 (もっと読む)


【課題】アンモニアの過剰注入を抑制しつつ、NOx量が急激に変動した場合でも煙突出口NOx濃度を規制値以下に抑えることが可能な脱硝制御方法及びそれに使用される触媒反応塔を提供する。
【解決手段】プラント設備から排出される排ガス中の窒素酸化物(NOx)の分解処理が行われる触媒反応塔15に注入されるアンモニア量の制御を行うことにより、排ガスを排出する煙突出口における煙突出口NOx濃度を低減する脱硝制御方法において、触媒反応塔15内のリークアンモニアの濃度を測定するためのアンモニア濃度計24を触媒反応塔15に設置すると共に、煙突出口におけるNOx濃度を測定するためのNOx濃度計を煙突に設置し、触媒反応塔15内のリークアンモニア濃度が煙突出口におけるNOx濃度に応じて算出される値となるように、触媒反応塔15に注入されるアンモニア量を制御する。 (もっと読む)


【課題】水噴霧を行うことなく、出口ガス温度を制御可能なボイラ設備、及びその出口ガス温度の制御方法を提供すること。
【解決手段】廃棄物の燃焼により発生した排ガスの熱回収を行い、排ガスの冷却を行うボイラ設備40において、ボイラ給水を予熱して排ガスの冷却を行う節炭器44a,44bをガス出口側に設けると共に、節炭器の一部又は全部をバイパスするバイパス経路45を設け、このバイパス経路45へのボイラ給水の通水量を調整することにより、出口ガス温度を目標範囲内に制御する。 (もっと読む)


【課題】昇降中に溶銑・溶鋼鍋の傾きを把握し、その傾きを矯正することができる溶銑・溶鋼鍋の昇降装置及び昇降方法を提供すること。
【解決手段】2本の油圧シリンダ3a,3bのそれぞれの昇降レベルを検出するレベル検出器10a,10bと、同調装置5Aから分岐して2本の油圧シリンダ3a,3bにつながる2本の分岐油圧ライン6a,6bのそれぞれに接続された油排出ライン7a,7bと、それぞれの油排出ライン7a,7bに設置された開閉弁8a,8bとを設け、レベル検出器により検出した油圧シリンダの昇降レベルの差が所定値以上になった場合、油圧ポンプ4を停止すると共に、高レベルにある油圧シリンダにつながる分岐油圧ラインに接続された油排出ラインの開閉弁を開として油を排出し、前記昇降レベルの差が所定の範囲内に戻ったら、前記開閉弁を閉とすると共に、油圧ポンプの運転を再開させる。 (もっと読む)


【課題】スラリー濃度変動に対してスラリー化用水の循環流量とスラグ処理設備の各機器の液位を制御して安定操業できる、廃棄物溶融処理設備のスラグ処理設備の提供。
【解決手段】溶融物の水砕処理物から篩分けされたスラグとメタルとを分離する湿式磁選機6と、湿式磁選機6で分離されたスラグをスラリーにするスラリー供給槽8からスラリーポンプ17で搬送されたスラリーを水切りする水切りコンベア12を備えたスラグ処理設備において、スラリー化用水を重力でスラリー供給槽8へ送水可能なレベルに設置されており、スラグ水切りコンベア12のスラリー化用水オーバーフロー口21からオーバーフローしたスラリー化用水を重力でスラリー供給槽8へ送水する配管13を有し、スラリー供給槽8から湿式磁選機6へスラリー化用水を送る送水ポンプを備える。 (もっと読む)


21 - 30 / 275