説明

山本ビニター株式会社により出願された特許

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【課題】誘電加熱による最も高温となる部位を樹脂板の裏面側に変位させることによって、おもて面側の溶融域を狭小とし、おもて面に凹みが発生するのを防止する。
【解決手段】樹脂板溶着装置は、おもて面が揃えられた所定厚を有する少なくとも2枚の溶着対象となる樹脂板1を、その端面1a同士の突き合わせ部位に誘電加熱を施すことによって溶着するもので、それぞれ所要厚を有する長尺体で、端面同士が、樹脂板1を挟んで対向配置される誘電加熱用の対向電極411,4221と、対向電極411,4221に挟持された状態の樹脂板1の裏面に敷設される熱担持層材413とを備えている。 (もっと読む)


【課題】小型化かつ構造の簡素化を図り、より高い汎用性と簡易操作性とを備える。
【解決手段】高周波がん温熱治療装置は、架台11と、架台11に内装され、13MHz、40MHzの高周波電力を選択的に出力する高周波電力発生部82〜84、整合部84とを有する高周波回路部8と、架台11に内装され、冷却パッド101U,101Dの内部にパイプ102D,102Uを介して循環液を循環し、かつ冷却する冷凍部10と、架台11の上部に載置されるエアマットレス13と、エアマットレス13の一部から上向けに露呈する下部電極21を支持する絶縁板122と、架台11の周側辺適所に設けられ、エアマットレス13の上方位置で上部電極22を支持する支持アーム部3とを備えた。 (もっと読む)


【課題】被加熱物と高周波電源とのインピーダンスを適正に整合させ、高速加熱によって能率よく製造することが可能な生分解性容器の製造方法を提供すること。
【解決手段】生分解性容器の製造方法は、ヒータを内蔵した嵌合可能な一対の雄型と雌型からなる発泡成形用の金型を用い、前記ヒータにより予め所定温度に予熱した雄型と雌型の間に生分解性材料を介在させて雄型と雌型を嵌合させ、金型内で生分解性材料を加熱して発泡・焼成することにより容器状の発泡基材層を成形する工程を備え、金型内で生分解性材料を加熱する前記工程は、雄型と雌型を介して生分解性材料に高周波を印加して誘電加熱する工程を含み、誘電加熱工程が、高周波発振器と、可変インダクタを有するインピーダンス整合回路とを用い、可変インダクタのインダクタンスを、高周波印加開始から所定時間だけ一定値に維持した後、第1速度で増大させ、発振器の出力電流が所定値に達すると、第1速度よりも大きい第2速度で変化させて前記出力電流を前記所定値に維持する。 (もっと読む)


【課題】高周波電力制御により確実かつ均一な接着強度が得られるものでありながら、焼損や破孔等の不良事態の発生を防止できるとともに、曲線状部位や伸縮性繊維生地の接着加工にも十分に対応でき、しかも、効率よい接着加工を行なうことができる高周波ミシンを提供する。
【解決手段】生地載置板4上に載置された被加工材Hを、水平及び上下に合成運動する送り歯8と押え金12との協同作用により間欠的に移送するように構成され、送り歯8による移送停止中には一対の面状電極12,16間に所定の値の高周波電力を与えて、被加工材Hにおける繊維生地Wの重ね合わせ部間に挟まれている熱可塑性樹脂テープTを誘電加熱により溶融して繊維生地Wの重ね合わせ部を接着し、かつ、移送動作中には移送停止中よりも小さい値の高周波電力を面状電極12,16間に与える状態に切換える制御部45を有している。 (もっと読む)


【課題】溶着作業中に発生する絶縁破壊やコロナ放電が、被加熱体の品質に影響を与えない一時的な場合には、溶着作業を継続することが可能な誘電加熱用高周波電源装置を提供する。
【解決手段】高周波出力部10は、所定の周波数を有する高周波を生成して出力する。高周波印加部20は、高周波出力部10が出力する高周波を、加工部60の一対の電極61及び62に印加する。加工部60は、高周波印加部20によって一対の電極61及び62に印加される高周波を利用して、被加熱体63を加工する。絶縁破壊検出部30は、加工部60で生じる絶縁破壊現象を検出する。放電検出部40は、加工部60で生じる放電現象を検出する。出力制御部50は、絶縁破壊検出部30及び放電検出部40における検出結果に基づいて、高周波出力部10からの高周波出力を一時的停止又は完全停止によって制御する。 (もっと読む)


【課題】マイクロ波加熱の採用を前提とし、各種の被加熱物に対してさらに効率的な加熱処理を施し得るように改良する。
【解決手段】被加熱物Gに加熱処理を施すべく当該被加熱物Gを収容する内容器20と、この内容器20を収容する外容器30と、内容器20内に過熱水蒸気を供給する過熱水蒸気発生装置50と、外容器30,30′内にマイクロ波を照射するマイクロ波発振装置40とを備えて加熱装置10が構成されている。そして、特に内容器20は、内部の加熱空間を覆う容器本体がマイクロ波を透過し得る材料によって形成されている。マイクロ波を透過し得る材料としてセラミックスが採用されている。 (もっと読む)


【課題】特に熱可塑性合成樹脂に対する誘電加熱において均一加熱を確保しつつエネルギーコストの低減化に貢献することが可能な誘電加熱を利用した樹脂成形機を提供する。
【解決手段】原料Gとして熱可塑性合成樹脂材料が採用され、誘電加熱処理を施すことにより加熱溶融された状態の当該原料Gを所定の金型Mに射出したり、もしくはそのままダイを介して外部に押し出したりするように構成され、原料Gが装填されるシリンダ20と、このシリンダ20に同心で内装され、かつ、駆動手段の駆動で軸心回りに回転して原料Gを前進させる当該シリンダ20とは絶縁状態のスクリュー32と、シリンダ20およびスクリュー部材30の構成要素であるスクリュー32を対向電極としてシリンダ20内の原料Gに高周波を印加する高周波発生器50とが備えられている。 (もっと読む)


【課題】表層部分に対して圧縮変形の履歴を付与し、この履歴を利用して表層部分を効果的に圧縮(固定化乃至は永久固定化)した表層圧縮木材を製造する。
【解決手段】表層部分を選択的に圧縮した木質材料としての表層圧縮木材W3を製造する装置(方法)であり、各プレスロール対31,32,33を用いて原料木材W0の表層部分を合成樹脂含有液中または天然系接着剤含有液中で選択的に圧縮する圧縮装置としてのロールプレス装置30(注入工程P1)と、このロールプレス装置30によって表層部分が選択的に圧縮され、かつ、圧縮履歴を有する表層部分に接着成分含有液Hが含浸された接着成分含浸木材W1に対し脱水処理を施す脱水装置50(脱水工程P2)と、ロールプレス装置30によって圧縮変形の履歴を付与された前記表層部分を加熱しつつプレスするヒーティングプレス装置60(加熱工程P3)とを備えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】常に均一かつ適正に冷凍食材に対して解凍処理を施すことができるようにする。
【解決手段】上部電極31および下部電極35に挟持された状態の冷凍食材Rに対し対向電極を介して高周波発振器50からの高周波を印加することにより誘電加熱で冷凍食材Rに解凍処理を施す高周波解凍装置10であり、最初に解凍に供される第1上部電極群用単位電極302は、その面積が冷凍食材Rの電極に対向した面の面積より小さく設定され、2番目に解凍に供される第2上部電極群用単位電極303は、第1上部電極群用単位電極302の面積より大きく設定され、3番目に解凍に供される第3上部電極群用単位電極304は、第2上部電極群用単位電極303の面積より大きく設定されている。 (もっと読む)


【課題】
より安全な、高周波ウェルダなどのプレス加工機における安全装置を実現する。
【解決手段】
受台1上に被加工物Aを載置し、その上方から加圧部材2によって押圧するプレス加工機において、加圧部材2を含む昇降フレーム3を直列的に配置する押圧シリンダ4と安全シリンダ5の二種類のシリンダによって支持する。安全シリンダ5は、昇降フレーム3全体の重量よりも小さな力で昇降フレーム3を上方に持ち上げる方向に付勢する。これにより、作業者の手指などの異物Bを挟んだ状態で押圧シリンダ6が伸張しても、安全シリンダ5が昇降フレーム3を上方に持ち上げるように作用し、押圧シリンダ6による押圧力だけでなく、昇降フレームの全重量がかかることがなく安全である。安全シリンダ5のストローク変化や、昇降フレーム3の昇降位置を検知し、これを組み合わせることによって安全かつ能率的に作業を進める制御を行うことができる。 (もっと読む)


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