説明

株式会社サボテンにより出願された特許

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【課題】園芸用などの鋏において、強く閉じた場合などでも衝撃が少なく、手に優しい鋏の緩衝装置を実現する。
【解決手段】把持柄4の内側面に他方の把持柄に向けて緩衝部材6を突出させておき、刃体を閉じたときに緩衝部材6が他方の把持柄に当接して緩衝効果を発揮する。緩衝部材6は、弾性変形が可能なポリウレタン樹脂や合成ゴムなどの柔軟な材質で形成し、把持柄4の内側面に突出させた突起7に嵌合する帽状とし、緩衝部材の嵌合孔8は突起7の長さよりも長く軸方向に延長して突起の前方に空気溜り9を形成する。刃体を強く閉じて緩衝部材6が他方の把持柄の一部に当接したときに緩衝部材が軸方向に押圧され、緩衝部材自体の変形と空気溜り9の圧縮変形によって衝撃を吸収する。 (もっと読む)


【課題】園芸用などの鋏において、装着した緩衝部材が脱落することがない緩衝部材固定構造を実現する。
【解決手段】刃体1、2には軸支位置よりも基方の対向側縁部分に、側縁に開放される形状の切欠部6を形成する。この切欠部6に、切欠部6と同一平面形状であって刃体1、2と同じ厚みの嵌合部7aと、この嵌合部7aから側縁方向に突出する当たり部7bとで構成する緩衝部材7の嵌合部を嵌合させる。緩衝部材7の嵌合部7aを刃体1、2の切欠部6に嵌合させた状態で、断面略U字状に形成した把持柄4を外側方から挿入し、緩衝部材7の嵌合部7aの表裏両面を把持柄で挟んだ状態で、把持柄4、5を刃体1、2に固定する。 (もっと読む)


【課題】合成樹脂製のパイプを、片手で比較的軽い力で切断することができる鋏を実現する。
【解決手段】切刃体1と受刃体2の一対の刃体を回動自在に軸3で軸支する。切刃体1は刃元から刃先の中間位置に、回動方向に向けて突出する中間刃先4を形成する。中間刃先4から刃元の間に第一切刃5を、中間刃先4から先方に第二切刃6を形成する。受刃体2によって支持される被切断物であるパイプに対して中間刃先4が最初に突き刺さるように切り込みを開始し、第一切刃5と第二切刃6によってパイプを押し潰す方向ではなく切り開くような状態で切断が進行する。 (もっと読む)


【課題】
刈り込み鋏などの締付けネジの構造において、合成樹脂材にナットをインサート成型するためにコスト高であったツマミを改良し、コストを低減する。
【解決手段】
一対の刃体8,9の軸支部において、一方の刃体側から他方の刃体側に貫通させたボルト5にツマミAを螺着して締付け力を調節する。ツマミAは、合成樹脂製のツマミ本体1と、ナット3及びキャップ7で構成する。合成樹脂製のツマミ本体1には、ナット3が遊回動しない状態で収容することができる凹所2を形成する。凹所2の底壁には、ボルトの軸部5bが貫通する大きさの貫通孔を設けるとともに、凹所2の解放端に、収容したナット3の脱落を防止するキャップ7を装着する。ツマミ本体1の凹所2内で遊動するナット3は、ツマミをボルト5に締付けることによって安定する。 (もっと読む)


【課題】
小潅木や笹などを水平方向に切断するのに便利な手挽き鋸を提供する。
【解決手段】
刃板1を固定する刃板ホルダ2と把持柄3を回動自在に装着する。刃板ホルダ2と把持柄3を装着する支持軸4の軸心方向を、把持柄3及び刃板ホルダ2の長手方向の垂直面13と直交する水平方向(水平面14)に対して角度αで傾斜させる。これにより、把持柄3に対し刃板ホルダ2を回動させて固定すると、把持柄3に対する刃板ホルダ2の俯仰角度が変更されるとともに、刃板ホルダ2の上下方向が把持柄3の垂直方向から斜め方向に変更される。そのため、被切断物Aを切断しようとする場合に、把持柄3を普通の状態で握った場合に、刃板1が自然に傾斜し、その傾斜角度を勘案して把持柄3の握り角度を少し傾けるように調整するだけで、垂直方向の被切断物Aを水平方向に切断することができる。 (もっと読む)


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