説明

日立アロカメディカル株式会社により出願された特許

51 - 60 / 899


【課題】高調波画像を表示する場合に、ユーザーが装置由来の高調波成分の発生の有無及びその程度を認識できるようにする。あるいはそれが自動的に軽減されるようにする。
【解決手段】振幅計測部46は複数のアナログ受信信号を参照し、それらを閾値と比較することにより過大振幅の発生量を計測する。実際には、発生の回数がカウント値として計測される。状態判定部48はそのカウント値が一定の値を超えた場合に、画像上において装置由来高調波成分が表れていることを判定し、またその度合いを判定する。その判定結果は状態信号として表示処理部40へ出力される。表示処理部40は状態信号に基づいて装置由来高調波信号の発生事実及びその程度をインジケータとして表示する。状態信号に基づいてビーム偏向角度が自動調整されるようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】医用画像装置により計測される弾性情報に基づいて、診断部位の良悪性を評価する特有の診断評価値を求め、非侵襲で診断対象の診断を適切に行う。
【解決手段】時系列的に撮像される被検体の診断部位の断層像情報に基づいて弾性像情報を演算する弾性情報演算部32と、弾性像情報に基づいて、診断部位に設定される第1の部位の弾性値と第2の部位の弾性値の比である硬度比を求める硬度比演算部64と、硬度比演算部で求めた硬度比に対応する診断評価値を、予め設定された硬度比と診断評価値との相関関係に基づいて算出する診断評価値算出部65と、弾性像情報に基づいて作成される弾性像と、診断評価値算出部で求めた診断評価値を表示する画像表示部を備える。 (もっと読む)


【課題】高調波画像を表示する超音波診断装置において、信号波形歪みに起因する装置由来高調波成分を検出し、その発生を防止又は軽減する。
【解決手段】高調波抽出部36は、特定高調波成分として三次高調波成分(3f0)を抽出し、また、参照成分(基本波成分(f0)又は2次高調波成分(2f0))を抽出する。状態信号生成部44は、特定高調波成分と参照成分の比較を行って状態信号を生成する。アナログ受信信号処理において振幅が過大となって信号波形が歪んだ場合、相対的に見て奇数次高調波成分(特に三次高調波成分)が強く出る。状態信号は、装置由来高調波成分の有無及び程度を示す信号である。その状態信号に基づいて表示画面上に所定の表示がなされ、あるいは、アナログ受信信号処理における利得が可変される。 (もっと読む)


【課題】計測条件の変化に応じて適応的に視認性を向上させたドプラ波形画像を生成する。
【解決手段】本発明に係る超音波診断装置は、被検体に向けて送信され、当該被検体内で反射し受信された超音波のドプラシフト周波数成分についての周波数スペクトラムデータを生成する周波数解析部と、複数の画素の配列が対応周波数に応じて規定され、各画素値がドプラシフト周波数成分の大きさを示すラインデータを、周波数スペクトラムデータに基づき生成するラインデータ生成部とを備える。超音波診断装置は、予め定められた時間アドレスにおける1つのラインデータが示す各画素について、ノイズ画素であるか否かの判定が行われる。そして、ノイズ画素である旨の判定がされた画素については、その画素値に0以上1未満の重み付け係数wが乗ぜられ、値が調整される。 (もっと読む)


【課題】温度環境に応じた超音波診断装置の起動処理を実現する。
【解決手段】超音波診断装置の電源がオン状態に切り替えられると、中央制御部20内においてBIOSが起動され、BIOSによる基本処理において温度の確認が行われる。つまり、温度センサSからセンサIF部を介して得られる温度の計測結果が、適正な温度の条件にあるかどうかについて確認がなされる。温度の確認の結果、温度が適正であると判断されると、中央制御部20のハードディスクに記憶されたOSがロードされてOSが起動される。さらに、OSが起動されると、中央制御部20のハードディスクに記憶された各種のソフトウェアが起動され、これにより、送受信部22、ビームフォーマ24、シネメモリ26、スキャンコンバータ28に対する制御処理が開始される。 (もっと読む)


【課題】分包後の薬包シートに含まれている個々の薬剤についての監査を支援する。
【解決手段】一次検査ステーション26において、薬包14Aについてのシルエット画像およびカラー画像が取得され、その画像解析により、個々の薬剤について形状、色等が特定される。これによっても識別を行えない薬剤が二次検査対象薬剤とされる。一次検査においては個々の薬剤の位置も演算される。二次検査ステーション36においては、二次検査対象薬剤となったものに対して二次検査が実行される。その場合、プローブ40を用いて散乱反射光のスペクトルが求められ、その解析に基づいて二次検査が行われる。二次検査にあたって、プローブ40の位置決めは一次検査によって得られた位置が利用される。 (もっと読む)


【課題】骨塩量測定システム等に設けられるX線発生装置において、十分な放熱と散乱X線の遮蔽とが行われるようにする。
【解決手段】X線発生ユニット14の上部には構造体44が設けられている。構造体44はフィルタユニット42の周囲に設けられ、それは1つの水平板52と複数の垂直板54とからなる。フィルタユニット42の内部において散乱X線が生じた場合、構造体44によってそれが遮蔽される。また構造体44の放熱作用により、X線管が効果的に冷却される。構造体44は電磁シールド作用も発揮する。 (もっと読む)


【課題】対象組織の表面を比較的簡易な処理で且つ比較的明瞭に映し出す画像処理を実現する。
【解決手段】境界判定部50は、基準ベクトルVと各法線ベクトルNを比較し、基準ベクトルVと同じ側を向いていると判断される法線ベクトルNを特定し、その法線ベクトルNに対応したポリゴンを非表示境界と判定する。表示画像形成部60は、ボリュームデータ内における非表示境界のポリゴンを除いた複数のポリゴンに基づいて、対象組織の表面を映し出した表示画像を形成する。これにより(B)に示すように、胎盤側から胎児を観察した場合においても、胎児の顔に対応した表面T3が明瞭に映し出される。 (もっと読む)


【課題】超音波診断装置において、被検者及び被検部位の組み合わせに適合する現プリセットデータが設定されるようにする。
【解決手段】プリセット管理テーブル40においては、被検者及び被検部位の組み合わせごとにプリセットデータ識別子及びサブプリセットデータ識別子が管理されている。被検部位は、ボディマーク上におけるプローブマークの位置(プローブマーク代表点の所属エリア)から特定される。制御部10は、プリセット管理テーブル40に従って、プリセット記憶部12から特定のプリセットデータを取得し、また必要に応じて、サブプリセット記憶部26から特定のサブプリセットデータを取得する。制御部10は、取得したデータに基づいて現プリセットデータ36を構成し、その内容に従って装置動作条件を設定する。 (もっと読む)


【課題】超音波診断装置において、整相加算処理後の受信信号(ビームデータ)に含まれるサイドローブ成分等の不要信号成分を抑圧する。
【解決手段】遅延処理後かつ加算処理前の複数の素子受信信号から素子配列方向に並ぶ複数の符号データからなる符号データ列が取り出される。係数演算部30は、符号データ列についての符号一様性及び素子配列方向における符号変化密度に基づいて、不要信号抑圧用の係数を演算する。具体的には、符号一様性を示す係数としてSCF (Sign Coherence Factor)が用いられる。符号変化密度を示す係数としてSTF(Sign Transit Factor)が用いられる。それらから、受信信号に乗算される係数NewFactorが演算される。 (もっと読む)


51 - 60 / 899