説明

株式会社小泉により出願された特許

1 - 3 / 3


【課題】重金属類で汚染された土地に播いた種子の発芽率および生育率を高めることができ、ひいては汚染土壌を効率的かつ安定的に浄化することが可能な種子プラグを提供し、併せて汚染土壌の浄化方法を提供する。
【解決手段】肥料あるいは少量の栄養塩を含む種子育成対象土壌65〜97パーセントに対し、蒟蒻粉、寒天粉、片栗粉、葛粉、コンスターチ、白玉粉のうちのいずれかの粉体、あるいはそれらを2以上混合して構成する粉体からなる原料を3〜35パーセントの範囲で水を加えて混合した後、これを乾燥させて製造された培地で植物の種子を包被し、作製してなる種子プラグを作製する。また種子プラグ作製工程と、重金属類で汚染された土壌の土地に種子プラグを植栽し、植物を育成させる育成工程と、育成工程で育成された植物の根、葉、茎、および花を収穫し、乾燥させた後に焼却することにより、植物が吸収した重金属類を回収する回収工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】アグロバクテリウム法によるマリーゴールドの形質転換の不定芽形成率を向上し、アグロバクテリウム法によるマリーゴールドの形質転換体の作出を可能にする。これによりルテイン含有量の高いマリーゴールド、カドミウム耐性が高くハイパーアキュムレーターとして有用なマリーゴールド等の提供。
【解決手段】アグロバクテリウム法によるマリーゴールドの形質転換方法において、アグロバクテリウム抑制用の抗生物質としてメロペネムを使用することを特徴とする形質転換方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は汚染土壌を効率的かつ安定的に浄化することを目的としている。
【解決手段】 本発明に係る汚染土壌の浄化方法は、プラグトレイのトレイ本体に備えられる多数のセルにそれぞれ培養土を充填し、各セル内にマリーゴールドの種を播き、各セル内において種を発芽・生育させて、葉が2〜4枚、各葉の最大の長さが0.3〜3cm、茎の長さが2〜4.5cm、根部以外の地上部の乾燥重量が0.02g以上、根部の長さが4〜10cm、根部の乾燥重量が0.01g以上になるまで2〜6週の間、育苗させる育苗工程と、育苗工程においてプラグトレイの各セル内で育苗させたマリーゴールドの苗を重金属で汚染された土壌の土地に移植し、8〜10週の間、育成させる育成工程と、育成工程で育成されたマリーゴールドの根、葉、茎もしくは花を含めて収穫し、それを乾燥させた後、焼却してマリーゴールドが吸収した重金属を回収する回収工程と、を備えることとしている。 (もっと読む)


1 - 3 / 3