説明

株式会社ナガトにより出願された特許

1 - 2 / 2


【課題】密着力が高く、運転中にはがれても異音の問題が生じない程度に極めて薄いスケールとし、曲がりの発生を低減し、高周波焼入れされた転動溝の内面がそのまま転動面として使用可能で、生産性に優れ、コスト低下が図れる転動溝付き軸部品を提供する。
【解決手段】転動体が転動する転動溝を有し、少なくとも前記転動溝の内面が高周波焼入れされた軸部品であって、前記転動溝の高周波焼入れされたままの転動溝面の表面粗さRaを1.0未満とし、焼入れ硬化層の有効硬化深さ比を0.15以上で0.45以下とし、高周波焼入れされた転動溝の内面がそのまま転動面として使用されるものである。 (もっと読む)


【課題】油中高周波焼入れで熱処理されたボールねじ軸を、未熱処理品と識別できるようにすることである。
【解決手段】焼入れ硬化層を必要としないボールが転走しないねじ溝2の両端部の領域で、油中での高周波焼入れによる昇温温度を200〜700℃の範囲で低くし、この両端部の領域にブルーイングによる青色の酸化皮膜の着色部3を設けることにより、ブルーイングによる着色によって、油中高周波焼入れで熱処理されたボールねじ軸1を未熱処理品と識別できるようにした。 (もっと読む)


1 - 2 / 2