説明

福島製鋼株式会社により出願された特許

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【課題】鋳鉄溶湯中のMn、Al、Ti、Pb、Zn、Bの不純物元素を除去し、かつ有用なC、Siの減耗を抑制した清浄な溶湯を得る。
【解決手段】あらかじめ溶融された鋳鉄溶湯中の不純物を除去する方法であって、燃料と酸素との理論燃焼比(酸素量(体積)×5/燃料(体積)量)が1〜1.5である酸素過剰の火炎をあらかじめ溶融された鋳鉄溶湯の表面に直接暴露して、該溶湯表面を過熱すると共に、該溶湯と酸性スラグ層を接触させながら、上記鋳鉄溶湯の温度を1250℃以上1500℃未満に維持して、その鋳鉄溶湯の内部に酸素を含むガスを注入する。 (もっと読む)


【課題】鉄道車両用の歯車箱の断面の厚み、特に肉薄部の厚みを常に所望の厚みに製造することを目的とする。
【解決手段】2個の半割箱10の開口部同士を合わせて組み合わせて構成する分離型の歯車箱の半割箱10を、主型2と中子4を備えた鋳型2を用いて鋳造により製造する方法であって、中子4と主型2の上面との間にケレン7を設置し、ダクタイル鋳鉄の溶湯を鋳型2に注入して、該ダクタイル鋳鉄の溶湯によりケレン7の表面のみを溶解させたのち、
溶湯及びケレンを鋳着させることを特徴とする分離型の歯車箱を構成するダクタイル鋳鉄製半割箱の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 溶接による割れが生じず、溶接部の硬さの均一化が図れ、かつ、母材の強度低下が生じることがないようにする。
【解決手段】 球状黒鉛鋳鉄からなる鉄道車両用歯車箱を溶接補修する方法である。前記歯車箱の鋳造欠陥部分を共材系の溶接棒を用いてガス溶接した後、890℃以上の温度に加熱して一定時間保持した後、750℃〜820℃まで炉冷して当該温度で1時間以上保持し、その後、空冷する。
【効果】 鉄道車両用として用いる歯車箱を、鋳鋼に比べて振動減衰効果が期待できる球状黒鉛鋳鉄で製作することができるようになる。 (もっと読む)


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