説明

みのる化成株式会社により出願された特許

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【課題】圧縮初期のクッション性が高く、圧縮荷重によるリブの倒れが防止でき、衝撃吸収性の高い2重壁ブロー成形体を得る。
【解決手段】壁1から壁2に向けて窪んだ凹溝状の第1リブ3と、壁2から壁1に向けて窪んだ凹溝状の第2リブ4が形成され、両リブ3,4は平面視で略直交する。第1リブ3と第2リブ4は、それぞれ底壁12,15が2重壁の略中央部に位置し、交叉部16において底壁12,15同士が互いに溶着している。第1リブ3と第2リブ4は噛み合っていることが望ましい。第1リブ3及び第2リブ4は抜き勾配を有し、2重壁の厚み方向に圧縮荷重が作用してこの2重壁ブロー成形体が圧壊変形するとき、第1リブ3の両側壁10,11、及び第2リブ4の両側壁13,14がそれぞれ凹溝の内側に張り出し、圧壊変形の過程で互いに接触し、相手側の曲げ変形を妨害し圧縮荷重に対する抵抗力を増大させる。 (もっと読む)


【課題】一方の壁から他方の壁に達する補強用リブが形成された2重壁ブロー成形体の前記一方の壁の表面に表皮シートを貼り合わせた貼り合わせブロー成形体において、表皮シートがブロー成形体の表面に均一に広がり、かつブロー成形体が表皮シートの間から露出しないようにして、外観性を改善する。
【解決手段】補強用リブが内側に溝を有する凹状リブ15であり、凹状リブ15は長さ方向に沿って交互に形成された第1リブ17と第2リブ18からなる。第1リブ17の先端は壁14の内側に溶着している。表皮シート12は、凹状リブ15の溝(第1リブ17の溝23,第2リブ18の溝27)内に入り込み、溝の両壁に貼り合わされている。表皮シート12は、第1リブ17の溝23の箇所では溝23の長さ方向に沿って切れ目32が形成されている。第2リブ18の溝27の箇所では表皮シート12に切れ目29がなくつながっている。 (もっと読む)


【課題】2重壁の間に複数列の補強用のリブが形成された2重壁ブロー成形体。種々の方向の荷重に対する剛性が高く、反りの発生が抑えられ、外観性も優れる2重壁ブロー成形体を提供する。
【解決手段】2重壁1,2の間に複数列の凹状リブ5と、複数列の隠しリブ6が交互に配置されている。凹状リブ5は壁1から連続して壁2に向けて延びており、列の長さ方向に交互に配置されかつ長さ方向に連続した第1リブ7と第2リブ8からなる。第1リブ7は断面略台形状をなし、その頂面部12が壁2の内側に溶着している。第2リブ8は台形部16とパリソンが2重に溶着した板状部17からなる。隠しリブ6は壁2から連続して壁2に向けて延び、その頂部が壁1の内側に溶着し、かつ全体が互いに溶着して板状をなす。 (もっと読む)


【課題】ブロー成形体からなるタンクの周囲を発泡樹脂で包み、その周囲を外装材で押さえた貯湯タンクにおいて、タンクの変形を防止し、長期の使用に耐えられる貯湯タンクを提供する。
【解決手段】いずれもプラスチックのブロー成形体からなる内層タンク1と外層タンク16が、上端の第1ネック部3,19と下端の第2ネック部4,21で密着して、接合されている。硬質発泡プラスチックが内層タンク1と外層タンク16の隙間内で発泡し同隙間内に充填されている。 (もっと読む)


【課題】二重壁ブロー成形体の曲げ剛性を、特定方向だけでなく全方向的に向上させる。
【解決手段】二重壁のブロー成形体に、二重壁の壁1,2を連結するリブ3が形成され、リブ3は多数の6角筒状のセル壁7からなるハニカム構造を有する。リブ3は壁1から連続して壁2に向けて延びる2枚の板が密着したもので、いわゆる隠しリブである。セル壁の交差領域、すなわちセル壁の3面が交差する箇所及びその近傍に存在するリブ3aが、壁2の内面との間に隙間を有し、交差領域に挟まれた中間領域に存在するリブ3bが壁2の内面に溶着している。各セル壁により区画された二重壁内のセル空間が、前記隙間を通して互いに連通している。 (もっと読む)


【課題】二重壁の偏平なブロー成形体の特定方向の曲げに対する剛性の低下を防止し、かつ全体的な曲げ剛性を高める。
【解決手段】二重壁のブロー成形体に、二重壁の壁1,2を連結するリブが形成され、前記リブは壁1から連続して壁2に向けて延びるリブ3と、壁2から連続して壁1に向けて延びるリブ4(4A,4B)からなる。リブ3とリブ4は共に複数列存在して平面視で互いに交差し、リブ3は長さ方向に沿った一部又は全部の領域においてその頂部が壁2の内側に溶着し、リブ4は長さ方向に沿った一部の領域においてその頂部が壁1の内側に溶着している。リブ3,4が交差する箇所では両リブが互いに溶着している。 (もっと読む)


【課題】二重壁の偏平なブロー成形体の特定方向の曲げに対する剛性の低下を防止し、かつ全体的な曲げ剛性を高める。
【解決手段】二重壁のブロー成形体に、二重壁の壁1,2を連結するリブが形成され、前記リブは壁1から連続して壁2に向けて延びる第1リブ3と、壁2から連続して壁1に向けて延びる第2リブ4(列4A,4B)からなる。第1リブ3と第2リブ4は共に複数列存在して平面視で互いに交差し、第1リブ3はその頂部が壁2の内側に溶着し、第2リブ4はその頂部が壁1の内側に溶着している。リブ3の内部に補強インサート7が一体的に包み込まれている。第2リブ4は第1リブ3との交差箇所において該第1リブ3により分断されている。 (もっと読む)


【課題】発泡剤を含むプラスチックの押出成形方法において、発泡剤としての水をシリンダ内の可塑化したプラスチックに供給する場合に、水の添加量を安定させ、発泡ムラや過大な発泡セルが生じるのを防止し、かつ注水ノズルの詰まりを防止する。
【解決手段】押出成形機のシリンダ1壁に直径200μm以下のノズル穴15aを有する注水ノズル15を設置し、注水ノズル15からシリンダ1内の可塑化したプラスチックに発泡剤としての水を供給する。 (もっと読む)


【課題】発泡倍率の高いプラスチックのブロー成形体を製造する方法を提供する。
【解決手段】プラスチックが発熱性発泡剤を含み、型締め後、第1段階としてパリソン1と金型2,3の間のキャビティ4内の空気を吸引して減圧し、同時に大気に連通するブローピン7からパリソン1内部に空気を吸い込ませて、パリソン1を金型2,3の内面に密着するまで膨らませる。続いて、キャビティ4内の減圧を継続しながら、第2段階としてブローピン7からパリソン1内部の空気を吸引し、パリソン1内部を減圧する。キャビティ4内及びパリソン1内部の減圧状態を維持したままパリソン1を冷却させ、最後に減圧状態を解除し、型開きして製品を取り出す。 (もっと読む)


【課題】仮設トイレのドアノブの効果的な殺菌手段、及びボックス内の効果的な消臭手段を提供する。
【解決手段】プラスチックのブロー成形体からなる中空2重壁のドアパネル4の中空内部に、殺菌・消臭装置24を設置する。殺菌・消臭装置24は、オゾン発生器と、オゾン発生器で発生したオゾンをトイレボックス内外へ導く通気経路と、オゾン発生器で発生したオゾンを通気経路を通して送り出すファンからなる。通気経路がドアノブ14の近傍に開口する放出開口15に接続され、オゾンが放出開口15からドアノブ14に向けて放出される。 (もっと読む)


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