説明

エムアーエヌ ディーゼル エスエーにより出願された特許

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ピストン上部(1)が複数のピストン周溝(4)とピストンランドとを備えて形成され、その少なくとも燃焼室近くの最上位周溝(4a)が、摩耗に対して防護された硬化溝フランク(5a、5b)を有している、窒化物形成性基合金から成る往復動内燃機関におけるピストンにおいて、ピストン上部(1)特にその最上位ピストン周溝が延長された運転寿命を有するように改良するために、摩耗に対して防護された硬化溝フランクとピストンランドを有するピストン上部(1)の少なくとも外側面に、窒化層の形態をした他の摩耗・腐食防護層(7)が設けられ、この摩耗・腐食防護層(7)が、窒素雰囲気内ないし窒素・炭素雰囲気内におけるプラズマ窒化法あるいはプラズマニトロ浸炭法による窒化物形成性基合金の転換によって発生され、これにより、硬化溝フランクが窒化層(7)で追加的に防護されている。
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【課題】燃料が高圧ポンプ装置によって低圧範囲から高圧範囲に搬送され、該範囲が、搬送配管(6)により互いに結合された複数のレールから成るコモンレール(5、6、7、13)を有し、これらレールが、少なくとも1つのシリンダに供給するために絞り、貫流制限および流量制限のための全制御手段が一体に組み込まれたレール蓋(7)によって端面が閉じられている内燃機関の複数のシリンダに対するコモンレール式燃料供給装置を、今迄の利点が失われることなしに、高価な部品を省けるように改良する。
【解決手段】高圧ポンプ装置に少なくとも2つの高圧ポンプ(3)を設け、各高圧ポンプ(3)を各々別個のポンプ配管(12)を経て液圧的に、搬送配管(6)又はレール(5)のレール蓋(7)に接続する。この装置は、従来装置が必須の構成要素としていた高価なポンプ蓄圧器を必要としないと言う利点を持つ。 (もっと読む)


【課題】少なくとも片側端面がレール蓋で閉鎖されるコモンレールに少なくとも1つの蓄圧室を有し、そのレール蓋に燃料供給および燃料継続案内に関する全機能ユニットが組み入れられた内燃機関のシリンダに対する燃料噴射器に燃料供給するためのコモンレール式燃料供給装置において、機能ユニットへの接近を容易にしつつ、レール蓋上の機能ユニット、特に3ポート2位置切換弁および圧力配管における圧力振幅の減衰の利点を従来通りに保つ。
【解決手段】レール蓋(3)をシール要素(4)と制御ユニット(5)の形で2つのモジュールからなる2分割構造にし、シール要素(4)をコモンレールに気密結合で配置し、制御ユニット(5)を、シール要素(4)と供給すべき燃料噴射器(1)との間の圧力配管(2)の内部に任意に位置決め可能なように形成する。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の吸排気弁の弁駆動装置において、弁開閉時間の相変位を、弁遊びの変化なしに、かつ弾性的又は液圧式の弁遊び補償を必要とせずに、無段階で回転数および負荷に無関係にできるようにする。
【解決手段】可調整揺動レバ(17)を非調整揺動レバ(27)を介してプッシュロッド(13)に、その非調整揺動レバ(27)をカムの基礎円(19)の方向に可調整揺動レバのローラ(34)の円弧状表面(18)を介して移動できるように各々結合し、非調整揺動レバの片側端(28)に設けた可調整揺動レバの側の面に、円弧状滑り軌道(20)を少なくとも部分的にカムの基礎円に対して同心的ないし同軸的に形成する。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の少なくとも1つの吸排気弁の弁駆動装置において、エンジンの運転中片側端位置から反対側端位置への調整を、許容し得る弁遊びの変化で可能とする。
【解決手段】可調整揺動レバ(17)が偏心輪軸(16)に次の如くヒンジ結合される。即ち偏心輪角(β)だけ調整できる比較的大きな偏心率(e1)を有する偏心輪(15)によって、構造パラメータとして設定できる最大位相調整角(α)の所望の相変位および設定最大弁行程が形成され、この周辺条件で、可調整レバ(17)上におけるプッシュロッド(13)の支持点(31)がほぼ、相変位中にロッカアーム(12)とプッシュロッド(13)とのヒンジ点である上側回転点を中心とするプッシュロッドの揺動半径(R)において追従して変位し、ロッカアーム(12)とカム(14)におけるローラとの間隔が相変位の調整範囲において同じに保たれるようにヒンジ結合される。 (もっと読む)


【課題】排気駆動式過給機の軸受ハウジングを、導入された潤滑材に対し軸方向に密封する、停止中潤滑されるロータ軸の軸受における密封装置の密封性を改善する。
【解決手段】ロータ軸(1)に隙間、ラビリンス又はピストンリング等の第1シール(11)と、狭い隙間(33)やラビリンス等の第2シール(12)を設け、第1、第2シール(11、12)間に、ロータ軸(1)の周りに延びる油排出路(13、14)を封じ込み形成し、ハウジング側油排出溝(13)と、同軸位置に配置した軸側油排出溝(14)で該排出路(13、14)を形成し、該油排出路(13、14)内のロータ軸(1)の半径方向自由端に、環状油排出路(13、14)内に突出する環状シール舌片(15)を設け、該舌片(15)を油排出路に侵入する潤滑材に対し軸方向に作用するバリアとする。 (もっと読む)


【課題】少なくともAlとCuとを含む熱硬化性合金から成る母材で作られた半径流圧縮機インペラにおいて、被圧縮気体の出口範囲における熱的強度を増大させる。
【解決手段】インペラの外側部を、母材(2、16)との間にグラジエント材料を形成する、Alを含む耐熱合金からなる付加材料(3、17)で形成する。グラジエント材料により母材とインペラとの間に強固な結合を生じさせ、耐久性、耐熱性に優れた半径流インペラを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】動力を供給する主エンジン(2)と、電力を供給する補助エンジン(3)とを備え、少なくとも主エンジン(2)に排気駆動式過給機(6)が付設され、該過給機(6)が、主エンジン(2)の排気ガス流(8)に含まれるエネルギをタービン(7)において排気駆動式過給機(6)の圧縮機(9)を駆動するための機械エネルギに変換して、圧縮機(9)に供給された生空気質量流を圧縮し、増大された過給圧力で主エンジン(2)に供給するエンジン設備の熱効率を改善する。
【解決手段】主エンジン(2)と補助エンジン(3)を、主エンジン(2)に付設した排気駆動式過給機(6)によって圧縮した生空気質量流の一部を必要な場合に補助エンジン(3)に供給するように連結する。 (もっと読む)


ハウジング(1)内にポンプシリンダ(3)が設けられ、該ポンプシリンダ(3)内をプランジャ(2)が往復運動し、該プランジャ(2)の片側端面即ちプランジャ頭部部位がプランジャシリンダ(3)内において吸込み・吐出し行程容積を変化させるために、前記プランジャ(2)の反対側端面が制御駆動装置(4)に作用的に接続され、搬送流入口(9)からポンプシリンダ(3)に吸い込まれた流体の圧力が、プランジャ(2)の押上げによって高められ、これにより、前記流体が搬送弁(8)によって他の供給要素に送られる、高圧ポンプ・プランジャ・シリンダ装置において、ポンプシリンダ(3)内を案内されるポンププランジャ(2)の偏心による摩耗発生の危険を防止するために、ポンププランジャ(2)の頭部部位に、円形底面(D)と円形上面(d)を有する円錐台の形をした心出し円錐体(20)が成形され、心出し円錐体(20)の最大半径縮小値[D−d]/2とプランジャ(2)の軸部直径(D)との比が約1:200で、心出し円錐体(20)の軸長(l)とプランジャ軸部(2)の全軸長(L)との比(l:L)が約1:6.6であるように設計されている。 (もっと読む)


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