説明

株式会社丸エム製作所により出願された特許

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【課題】ボルト及びナットによりワークを締着した状態で、ねじが緩まないようにロックするナットの弛緩防止装置を提供する。
【解決手段】ワークWの挿通孔Qに挿通したボルト(11)のねじ軸部(12)に主ナット(14)を螺着して所定のトルクF1で締め付け、次いで、ねじ軸部(12)に弛緩防止リング(18)を外挿し、続いて、補助ナット(15)を螺着し、所定のトルクF2で締め付けることにより、ナット(14)(15)が弛緩しないようにロックされる。補助ナット(15)を締め付けたとき、作動面(19)が弛緩防止リング(18)を縮径させ、該リングの内周部をボルト(11)の雄ねじ螺糸(12a)の谷部に嵌着させると共に、該リングを介して両ナット(14)(15)のフェース面(17a)(17a)の間に隙間Sを形成し、この状態で両ナット(14)(15)が弛緩防止リング(18)を強く挟着する。 (もっと読む)


【課題】強力な緩み止め効果を容易に得ることができるクリップナットを提供する。
【解決手段】このクリップナット1は、断面視略台形状の嵌合凹部22を有するナット2と、側面視略台形状に突出形成した嵌合突出部32を有するとともに、嵌合突出部32にボルト挿通孔32Cを有し、しかもボルト挿通孔32Cが嵌合突出部32の中心位置から偏心しているワッシャ3と、大略コ字状をなし、ボルト挿通孔51Aを含む領域であってワッシャ3を支持するワッシャ支持部52、ワッシャ支持部52との間に空間Sを形成するようにその両側から外方に突出してナットが嵌るナット挿通孔が設けられたナット固定部53、を有するクリップ本体5と、を備え、クリップ本体5は、ワッシャ3の嵌合突出部32が軸方向及び径方向に遊びを持ってナット2の嵌合凹部22に嵌合した状態でワッシャ3を設置するようにワッシャ支持部52及びナット固定部53が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 ケーブルその他の線条材を挿通せしめるための貫通孔を備えたボルト等の貫通孔付きねじ部品の製造方法を提供する。
【解決手段】 ねじ部品の尾端から先端に至り貫通する貫通孔を形成した貫通孔付きねじ部品を製造する方法であり、金属製の筒部材8の中心孔に芯部材9を装填せしめることにより線材10を形成する予備工程と、前記線材から得られた所定長さのワークピース12を加工し、前記筒部材を加工することにより螺糸2を備えた中実状のねじ半製品13を得る成形工程と、前記ねじ半製品に含まれる芯部材を除去することにより貫通孔6を備えたねじ1完成品を得る完成工程とから構成されている。 (もっと読む)


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