説明

東特塗料株式会社により出願された特許

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【構成】導線の外周に、耐熱性樹脂に黒鉛、カ−ボンブラック、不定形炭素、ダイヤモンド及びフラ−レンからなる群から選ばれた1種または2種以上の炭素同素体を添加してなる第1の放熱性電気絶縁塗料層、及び、耐熱性樹脂に窒化アルミニウム、窒化硼素、炭化珪素及び金属酸化物からなる群から選ばれた1種または2種以上を添加してなる第2の放熱性電気絶縁塗料層を順次内外層に施してなる2重層コ−トを基本構造として、耐コロナ性の電気絶縁塗料層や耐熱性樹脂の電気絶縁塗料層を重層してなる電気絶縁電線。
【効果】放熱性に優れ、モ−タ−効率に優れ、ソ−ラ−カ−等の電気モ−タ−に有用で、導線との密着性や耐熱性や可撓性や耐コロナ性や滑性等にも優れている。 (もっと読む)


【課題】絶縁被膜の外層の自己滑性を有することもある自己融着層又は被覆保護層について、巻線の基本的な特性である可撓性を悪化させることなく、耐コロナ性が優れ、併せて、被膜損傷からの保護や高温時での優れた耐熱性などをも具備した電気絶縁電線を提供する。
【解決手段】導体に絶縁被膜2を施し、当該絶縁被膜2の外層に自己滑性を有することもある自己融着層3又は被覆保護層3を施してなる電気絶縁電線において、当該自己融着層3又は被覆保護層3を、1種又は2種以上の熱可塑性樹脂或いは熱硬化性樹脂又は当該熱可塑性樹脂或いは熱硬化性樹脂に架橋剤などの添加剤を添加してなる樹脂組成物を有機溶剤に溶解してなる電気絶縁塗料に粒子径が20μm以下の二酸化珪素などの無機化合物を当該樹脂又は当該樹脂組成物中の樹脂分100重量部に対して5〜50重量部の割合で添加してなる電気絶縁塗料により構成してなる耐コロナ性電気絶縁電線。 (もっと読む)


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