説明

日本クラウトクレーマー株式会社により出願された特許

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【課題】パルスフェイズサーモグラフィ法において、深い位置にある欠陥を検出することを目的とする。
【解決手段】対象物の表面をパルス加熱することと、温度検出手段によって設定時間において、設定されたサンプリング周波数で、加熱後の前記検査対象物の複数の部分の表面温度を検出することと、加熱してからの経過時間と表面温度との関係を示すデータに対してフーリエ変換を行い、周波数と位相との関係を示すデータに変換することと、設定された検査周波数における位相値を画像として表示することとを含み、前記温度検出ステップは、前記検査周波数を低くするために、前記設定時間を長くすること及び/又は前記サンプリング周波数を低くすることを含み、前記表示することは、前記検査周波数を低くすることによって、正常部における位相値と欠陥部における位相値との差を視認できるよう表示することを含む探傷方法を提供するものである。 (もっと読む)


【課題】探傷処理を高速化する。
【解決手段】超音波探傷装置は、一方向に配列された複数の超音波振動子を備えたアレイプローブと、超音波振動子を励振させるための励振パルスを出力するパルサー部と、超音波振動子が受信した超音波エコーの強度に応じた出力を取得し、エコー信号として出力するレシーバー部と、パルサー部による励振パルスの出力を制御するとともに、エコー信号の強度から被検体の損傷に関する情報を生成する制御部とを有する。主制御部は、複数の超音波振動子で構成されるグループ(#a〜#g)の単位で、励振パルスの出力とエコー信号の受信の制御をする。その際に、直前のサイクルに制御対象としたグループから所定の間隔以上に離れたグループを、次の制御対象にする。 (もっと読む)


【課題】 被検材のコーナーを倣う超音波探傷において、コーナーの開き角度の変化に影響を受けずに探傷走査を行えるものとする。
【解決手段】 本願発明に係る超音波探傷装置は、超音波の探触子と、探触子を保持するホルダ1と、被検材の縦面と横面の何れかに近接離反できる自由度を以ってホルダ1を当該コーナーの伸びる方向に沿って走査する走査手段2と、縦面と当接する第1固定当接部と、横面と当接する第2固定当接部と、ホルダへ出没自在に取り付けられた第1及び第2の可動当接部と、第1及び第2可動当接部をホルダより突出する方向へ付勢する付勢手段とを備え、両固定当接部は、第1及び第2可動当接部の環に位置し、両可動当接部は一体となってホルダ1より出没する。走査時、両固定当接部と両可動当接部とが、縦横双方の面との当接状態を維持する。 (もっと読む)


【課題】 船体のデッキプレートとロンジの接合部等、測定困難な箇所における隅肉溶接部の経年劣化後ののど厚値を簡便に高精度で測定することが可能な隅肉溶接ののど厚値測定方法及びのど厚値測定装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係るのど厚値測定装置10は、フェイズドアレイ探触子11と、フェイズドアレイ探傷器制御部15と、解析手段17で構成されている。本発明によれば、元板の表面(船体のデッキの上面側等)からフェイズドアレイ超音波計測し、隅肉溶接部の未溶着端と隅肉表面ラインとの間の距離を算出することで、のど厚値を測定することができる。そのため、船体のデッキプレートとロンジの接合部等、従来は測定困難とされていた溶接部について、腐食衰耗等の検査を楽に行える。 (もっと読む)


【課題】被検査材ごとの異なる断面寸法に拘わらず、微小な内部欠陥を確実に検出できる超音波探傷方法、およびこれに用いる超音波探傷装置を提供する。
【解決手段】アレイ探触子2,10を用いると共に、内部の欠陥を検出すべき鋼材(被検査材)Wのうち、断面寸法が大きな鋼材Wに対しては、垂直探傷法と斜角探傷法とを併用するギャップ法を適用し、断面寸法が小さな鋼材Wに対しては、局部水浸法を適用する、超音波探傷方法。また、内部の欠陥を検出すべき鋼材Wを回転可能に支持する複数組のローラRと、上記鋼材Wの表面に水膜を介して配置される上記ギャップ法用のアレイ探触子2と、上記鋼材Wの表面に水室(14)を介して配置される局部水浸法用のアレイ探触子10と、を含む、超音波探傷装置1も含まれる。 (もっと読む)


【課題】 フェーズドアレープローブ表面と被検材表面との間の多重反射を軽減する方法を提供する。
【解決手段】 本願発明は、円柱或いは円筒状の被検材mの外周面を取り囲むように、何れも同一半径の弧を呈する複数のフェーズドアレープローブ1…1を設けて、当該被検材mを探傷するものであり、フェーズドアレープローブ1…1の夫々は、複数の振動子10…10を弧状に配列したものである超音波探傷方法に係るものである。そして、個々のフェーズドアレープローブ1…1を、被検材mの軸方向と交差する平面上(仮想面)にて、フェーズドアレープローブ1が呈する弧の中心角を等分する二等分線(仮想線)と、被検材mの中心との間に偏心距離dを持たせるように、被検材mに対しオフセットする。 (もっと読む)


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