説明

富士精工株式会社により出願された特許

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【課題】高圧下での著しい流量低下を抑制するとともに、定流量弁における流体の圧力損失を小さくすることを可能とする。
【解決手段】ハウジング蓋218と可動弁体22とにより形成される第1室213と、ハウジング本体217と可動弁体22とにより形成される第2室214と、第1室213と第2室214とを連通し、流体が通過することで第1室213と第2室214との間に圧力差を生じさせる第1孔223と、可動弁体22に備えられた弁部222に対応して設けられる弁座212aと、弁部222と弁座212aとが開弁する方向に可動弁体22を付勢する弾性部材23とを備えた定流量弁2において、弁座212aに対応した弁部222が可動弁体22に設けられ、弁部222には、弁部222と弁座212aとの間隙212bを介さずに第2室214あるいは第1室213から流出口212に直接流体を流すことのできる第2孔224が形成される。 (もっと読む)


【課題】組立性を向上させることができ、製造コストの低減を図ることができ、しかも温度感知可動部に対してより効率的な熱伝達を可能としたサーモスタット装置を提供する。
【解決手段】エンジンで加熱された高温冷却液をバイパスさせる高温冷却液流路を形成するとともに、温度感知可動部39の全部または一部を覆うまで連絡・延長されて、該高温冷却液流路に流れる前記高温冷却液を、温度感知可動部39の周囲(底面・側面)に接触させた後、吐出開口部46から流出させる筒形の高温冷却液整流部42と、高温冷却液整流部42の外周側に設けられた受け部62と、弁体と受け部62の間に嵌め込まれ、弁体を閉弁方向に押し付勢するとともに受け部62を弁体から離間する方向へ押し付勢するスプリング41と、ピストンシャフト34の上端から連続し、付勢された受け部62をその付勢力を受けつつ係止するフレーム59とを備える。 (もっと読む)


【課題】性能の安定性および高い信頼性のある微少流量域の定流量制御装置を提供すること。
【解決手段】可動弁体5を開弁する方向に付勢する主弾性部材15を備えた定流量制御装置において、ニードル弁13は可動弁体5に進退自在に保持され、ニードル弁13の弁座方向への進出は可動弁体5の所定の位置で規制され、絞り部11は可動弁体5に設けられ、前記可動弁体5に設けられたニードル弁弾性部材16が、ニードル弁13を弁座方向に付勢し、第1室6と第2室10との差圧が、主弾性部材15の付勢力によって規定される所定の差圧を超える場合に、ニードル弁13が弁座に密着着座した状態で可動弁体5は第2ハウジング9に備えられた可動弁体受部17まで弁座方向に可動して超過差圧分の力を可動弁体受部17が受けるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】定流量制御装置を提供すること。
【解決手段】第1ハウジング3とダイアフラム4と該ダイアフラム4に一体的に取付けられた可動弁体5により形成される第1室6と、第2ハウジング9とダイアフラム4と可動弁体5により形成される第2室10と、流体が通過することで第1室と第2室との間に圧力差を生じさせる絞り部11と、第2室と下流側流体通路とを連通する通路に臨んで設けられ、可動弁体5に備えられたニードル弁13に対応して設けられる弁座14と、可動弁体をニードル弁と弁座が開弁する方向に所定の弾性力で付勢する主弾性部材15と、を備えた流体の流量を所定流量に制御する定流量制御装置において、絞り部11のオリフィスにはクリーニングピン27が遊挿され、このクリーニングピンの軸方向の端部は、第1ハウジング3及び又は第2ハウジング9により、クリーニングピン27はその軸方向の位置が規制されている。 (もっと読む)


【課題】開弁初期段階における動作を安定させるとともに、冷却系回路内で循環される冷却液の温度を安定させることができるサーモスタット装置を提供すること。
【解決手段】主弁体21の筒状弁座11への進入部24外周には、閉弁時にその筒状弁座11の内周面に弾性的に圧接される環状シールリップ29が設けられている。この環状シールリップ29は、感温可動体31による主弁体21の駆動方向に湾曲した凹凸を有する波形をなして設けられている。これにより、閉弁時における筒状弁座の内周面に対する環状シールリップの接触位置を、環状シールリップの周方向の位置に応じて主弁体の駆動方向にずらすことができる。このため、開弁初期段階では少ない流量で冷却液を流入させ、主弁体が開弁方向に移動するにつれて冷却液の流量を徐々に増大させることができ、開弁初期段階での動作を安定させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】流量特性を安定化することのできる定流量弁を提供する。
【解決手段】定流量弁1は、弁体をなす円錐形状のコイル状バネ2と、流体の流路3を形成し、コイル状バネ2の小径端部21側が流路3の上流側を向くように当該コイル状バネ2を流路3内に収容する筐体4とを備えている。筐体4には、コイル状バネ2の大径端部22における最外周部分の少なくとも一部を固定する固定部43が設けられている。 (もっと読む)


【課題】要求流量の大きい給水設備や、設置スペースに制約のある供給設備に対しても設置できるように、小型化の可能な定流量弁を提供する。
【解決手段】 この定流量弁は、弁体をなす円錐形状のコイル状バネと、流体の流路を形成し、コイル状バネの小径端部側が流路の上流側を向くように当該コイル状バネを流路内に収容する筐体と、コイル状バネの各巻線間を通過する流体とは別個に流体を流すバイパスとを備える。 (もっと読む)


【課題】 内燃機関の暖機性能を向上させ、各熱交換器への冷却水の流通を要求に応じて適宜に制御可能な冷却システムを提供する。
【解決手段】 本発明は、エンジン内の冷却通路を通過しラジエータが介装されるラジエータ通路を通過した後再び冷却媒体をエンジン内の冷却通路に還流させるエンジンの冷却システムであって、冷却媒体の一部が導かれ、介装される補機用熱交換器を通過させた後冷却媒体をエンジン内の冷却通路に還流させる通路が少なくとも1つ配設されると共に、一端がラジエータに接続され他端が補機用熱交換器に接続される通路が設けられ、冷却媒体の温度に応じて熱応動する熱応動素子により駆動される弁体を含んで構成されるサーモスタットが、ラジエータへの冷却媒体の流入を制御すると共に、補機用熱交換器を通過させた後冷却媒体をエンジン内の冷却通路に還流させる通路と、前記補機用熱交換器に接続される通路と、を要求に応じて切替え制御する。 (もっと読む)


【課題】 複数の熱交換器を備えた内燃機関の冷却システムにおいて、小型軽量で簡単かつ安価な構成でありながら、内燃機関の暖機性能を向上させると共に、各熱交換器への冷却水の流通を要求に応じて適宜に制御することができる熱応動弁装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る熱応動弁装置は、周囲の流体温度に応じて熱応動する共通の熱応動素子により駆動され、前記周囲の流体温度に応じて所定領域と複数の流体通路のそれぞれとの連通度合いを制御する前記複数の流体通路に対応して設けられる複数の弁体であって、そのうち1つがラジエータと所定領域との連通度合いを制御する主弁体を含む複数の弁体を備えた熱応動弁装置であって、前記主弁体以外の複数の弁体の何れか1つが、前記所定領域と、対応する流体通路と、の連通度合いの制御を開始してから、前記主弁体の連通度合いの制御が開始されるまでを遅延させる遅延機構が備えられたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷却回路内で通水される冷却液の支持枠による圧力損失を低減可能なサーモスタット装置を提供する。
【解決手段】弁口20が内側に設けられた筒状弁座部19aと、筒状弁座部19aからフランジ状に設けられる水平弁座部19bとを有する弁座19と、弁口20の上側を跨って水平弁座部19b上にその両端が固定される支持枠50とを備える。支持枠50は、弁口20に挿通されるピストンシャフト21の上端を、その中央側において支持している。支持枠50は、その中央側から両端側にかけての断面形状を略U字状とする曲げ加工が、少なくとも弁口径が最小径となる筒状弁座部19aの内周面の部位の鉛直上側にまでされている。これにより、ラジエータ連結ポート7aから弁座19の弁口20を通って冷却液が流入する際に、支持枠50によって通水抵抗となり得る部位が大幅に低減されている。 (もっと読む)


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