説明

エムテーウー・アエロ・エンジンズ・ゲーエムベーハーにより出願された特許

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本発明は、少なくともチタンとアルミニウムとを含有するチタン−アルミニウム系合金材料であるガスタービン構成部品のための材料に関するものである。本発明によれば、該材料は、a)室温領域において、B2−Ti相と、α−TiAl相と、γ−TiAl相とを含み、B2−Ti相の割合は最大で5体積パーセントであり、且つ、b)共析温度近傍領域において、β−Ti相と、α−TiAl相と、γ−TiAl相とを含み、β−Ti相の割合は最小で10体積パーセントである。 (もっと読む)


本発明はガスタービンのブリスク(ブレード付きディスク)またはブリング(ブレード付きリング)の製造方法に関し、この製造方法は、a)タービンブレード(10)の翼根を構成するための部材であり溶融溶接に適した金属材料から成るアダプタ部材(16)に翼体形成部材(12)を接合することによって、少なくとも1個のタービンブレード(10)を製作するステップと、b)前記タービンブレード(10)を溶融溶接に適した金属材料から成るロータディスク(22)または溶融溶接に適した金属材料から成るロータリングに一体結合して、該タービンブレード(10)を該ロータディスク(22)または該ロータリングの外周部(26)に配設するステップとを含んでいる。本発明は更に例えばブリスク(ブレード付きディスク)またはブリング(ブレード付きリング)などのガスタービンまたは高圧コンプレッサまたは低圧コンプレッサの構成部品に関する。本発明によれば、この構成部品(30)は、各々が別個に製作された複数個のタービンブレード(10)または各々が別個に製作された複数個のタービンブレード(10)から製作されたタービンブレード環状集合体(28)と、前記複数個のタービンブレード(10)または前記タービンブレード環状集合体(28)と一体結合された溶融溶接に適した金属材料から成るロータディスク(22)、または、前記複数個のタービンブレード(10)または前記タービンブレード環状集合体(28)と一体結合された溶融溶接に適した金属材料から成るロータリングとで構成されており、前記複数個のタービンブレード(10)または前記タービンブレード環状集合体(28)は前記ロータディスク(22)または前記ロータリングの外周部(26)に配設されており、前記複数個のタービンブレード(10)は、その各々が、翼体形成部材(12)と、該翼体形成部材(12)に固定された溶融溶接に適した金属材料から成るアダプタ部材(16)とで構成されており、前記アダプタ部材(16)は前記タービンブレード(10)の翼根を構成するように形成されている。本発明は更に、新規なタービンブレードに関する。 (もっと読む)


航空機のガスタービンエンジンを制御するための制御システムは、コンプレッサの安定性を向上させるためのブレード先端気体注入装置(ASC)を備えており、該ASC装置は必要に応じて作動状態にされるものである。この制御システムは、好ましくは高圧コンプレッサに、アクティブ間隙制御装置(ACC)を備えており、該ACC装置は、高圧コンプレッサの径方向間隙寸法を最適動作範囲内に保持するものであり、更に、該制御システムは、前記ASC装置と前記ACC装置との両方を制御する共通のエンジンコントローラ(1)を備えていることを特徴とする。本発明によれば、従来技術における技術的問題が解消されて、コンプレッサにアクティブ安定化を施すようにした航空機のガスタービンエンジンを制御するための改善した制御システムが実現される。 (もっと読む)


タービンにより駆動されるロータ(1)と、ステータ(2)と、タービンの下流側でステータに固定されて配置された、スワールを含む高温ガス流を方向転換させるための案内リングを形成するストラット(7)と、高温ガス通路の下流側端部に配置されたミキサ(8)とを備えるガスタービンである。案内リングとミキサは構造的ならびに流体工学的に統合されており、案内リングのストラットはその半径方向外側の端部領域でミキサの壁構造と結合されている。 (もっと読む)


本発明は、例えば航空機用ガスタービンエンジンなどのターボ機械の整備のための、整備計画策定方法に関する。この方法は、a)過去に実施したターボ機械の整備から得られたデータを、例えば実施した様々な整備作業とそれら整備作業の実施対象となったターボ機械の様々な運転負荷とを関連付けるなどして構造化した、構造化データの形でデータベースに格納するステップと、b)これから整備をしようとするターボ機械の整備当初計画を策定するために、前記データベースに基づいて、実施すべき一連の整備作業を、それら整備作業の作業種別及び作業手順を指定することにより編成するステップと、c)整備最終計画を策定するために、これから整備をしようとするターボ機械の検査を実施し、その検査結果に基づいて、前記整備当初計画において指定された実施すべき一連の整備作業の作業種別及び/または作業手順に対して補正及び/または補足を加えるステップとを、少なくとも含むものである。 (もっと読む)


ガイド翼セグメント1の補修方法であり、前記ガイド翼セグメント1は、好ましくはガイド翼アセンブリに含まれるツイン型ガイド翼セグメントとして構成されており、少なくとも2つのガイド翼10、11を含み、それらガイド翼10、11は内周側シュラウド部分12及び/または外周側シュラウド部分13の間に配設されてそれらシュラウド部分を介して互いに連結されており、更にそれらガイド翼10、11は、先端部分14と後縁側部分15とから成るものである。このガイド翼セグメントの補修方法は、1つのガイド翼セグメント1に含まれるガイド翼のうちから、前記ガイド翼アセンブリから除去されるべき補修不能なガイド翼10を識別するステップと、少なくとも1つの補修不能なガイド翼11を少なくとも1つの補修可能なガイド翼10から分離するステップと、少なくとも1つの分離されたガイド翼10、11を、前記先端部分14と前記後縁側部分15との間の第2分割面18に沿って分割するステップと、前記少なくとも1つの補修可能な先端部分及び/または後縁側部分14、15に補修を施すステップと、補修を施した及び/または新品の先端部分14と、補修を施した及び/または新品の後縁側部分15とを接合して、少なくとも1つのガイド翼10、11とするステップと、少なくとも2つのガイド翼10、11を接合して1つのガイド翼セグメント1とするステップとを含むものである。以上によって、ガイド翼の複数の部分領域に対して部分的交換を行うための改良した方法並びに装置が提供される。 (もっと読む)


例えば航空機などに用いられるジェットエンジン1であって、少なくとも1本のタービン軸を備え、該タービン軸上に少なくとも1つのコンプレッサ部と1つのタービン部とが配設されており、ハウジングが該ジェットエンジン1の外側面を覆って延展しており、更に、少なくとも1本のタービン軸上に少なくとも1つの発電機ユニット10が配設されている。この発電機ユニット10は取付板11bと発電機12とを備えており、またこの発電機ユニット10はエンジン側の取付板11aに脱着可能に装着されている。そのため、発電機ユニット10を備えたジェットエンジン1は、ジェットエンジン1からの発電機ユニット10の取外し、ジェットエンジン1への発電機ユニット10の装着、及び発電機ユニット10のメンテナンスが容易となっている。 (もっと読む)


本発明はなじみ層の製作方法に関するものであり、この方法では、例えばガスタービンなどのターボ機械の固定側部品の表面に、金属系材料から成るなじみ層を形成する。そして、本発明によれば、形成したなじみ層に対して、そのなじみ層のなじみ特性を改善するために、熱処理を施す。 (もっと読む)


本発明はガスタービンのシュラウドセグメントの補修方法に関する。本発明に係る補修方法は少なくとも以下のステップを含む。a)補修すべきシュラウドセグメントを用意するステップ。b)前記シュラウドセグメントの損耗部分である内周部分を除去し、その際に、損耗部分を除去した前記シュラウドセグメントが所定の内径寸法を持つようにするステップ。c)前記シュラウドセグメントに適用する交換補充部分を製作し、その際に、その交換補充部分が、前記シュラウドセグメントの前記内径寸法に適合する外径寸法を持つようにするステップ。d)前記交換補充部分と前記シュラウドセグメントとを位置合せするステップ。e)前記交換補充部分を前記シュラウドセグメントに接合し、その際に、先ず、減圧下での気密状態での溶接を行って、前記交換補充部分と前記シュラウドセグメントとをそれらの周縁部において互いに結合し、続いて、熱間静水圧加圧法を用いて、前記交換補充部分と前記シュラウドセグメントとをそれらの当接面どうしで互いに拡散接合するステップ。 (もっと読む)


本発明は、航空機用エンジンなどのガスタービンの整備作業のための、また特に補修作業のための方法に関するものである。航空機用エンジンなどのガスタービンを分解し、続いて、そのガスタービンの構成要素である、モジュール、アセンブリ、及び/又は個別部品の検査及び/又は補修を行い、続いて、検査を済ませたモジュール、アセンブリ、及び/又は個別部品、及び/又は、補修が完了したモジュール、アセンブリ、及び/又は個別部品、及び/又は、交換用のモジュール、アセンブリ、及び/又は個別部品から、ガスタービンを組立てる。本発明においては、補修作業を少なくとも2つの補修工程に分割し、少なくとも1基のガスタービンの補修すべきモジュール、アセンブリ、及び/又は個別部品を、複数の補修ワークステーションを経由させて搬送するようにし、それによって、ガスタービンのモジュール、アセンブリ、及び/又は個別部品を、複数の補修工程の夫々に対応した複数の補修ワークステーションに搬送して複数の補修工程を実行するようにしている。
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