説明

有限会社シモダ技術研究所により出願された特許

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【課題】地盤改良工法により形成された柱状固結体の周辺地盤の液状化を防止し、また、液状化した地盤中において柱状固結体が硬質地盤に到達していない場合であっても、柱状固結体の倒壊、浮上を防止できる地盤改良工法を提供する。
【解決手段】先端に掘削ヘッド2が設けられるとともに掘削ヘッド2の上方に攪拌翼3が設けられた掘削機1を用いて地盤13を掘削して掘削穴5を形成し、掘削ヘッド2の下方に形成された第1吐出口7から掘削穴5の下方5bに第1グラウト11を吐出させて地盤13と混合させるとともに、掘削穴5の側方5aに向けて攪拌翼3に形成された第2吐出口9から掘削穴5の側方5aの地盤13に第2グラウト12を加圧して圧入させる掘削工程と、掘削工程において圧入させた第2グラウト12を地盤13に注入して、掘削穴5に吐出させた第1グラウト11と地盤13に注入した第2グラウト12とを一体的に固結させる固結工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】セメントミルクがブリージングを生じることでセメント粒子が沈降することなく圧送することができ、しかもセメントミルクの濃度を注入状況に応じて直ちに変更することが可能な二液性グラウト注入方法を提供する。
【解決手段】普通セメント換算でグラウト1m3当たり700〜1200kgのセメントを含有したセメントミルクからなるA液と、水及び水の一部を水ガラスで置換した水ガラス水溶液からなるB液とを互いに別々に圧送し、グラウト注入口付近でこれらを合流、混合して設定配合に調整し、注入することを特徴とする二液性グラウト注入方法である。 (もっと読む)


【課題】水ガラスを硬化させたグラウトを製造する際に、ゲルタイムを自在に調整する。
【解決手段】硬化剤貯留槽2bから排出された硬化剤が注入される注入管3bと、貯水槽2cから排出された調整水が注入され、閉塞された他端側が注入管3b内に挿入されてこれに接続される水管3cと、水管3cを流れる調整水の水圧を調整するための水圧調整ポンプ8と、注入管3b内に挿入された水管3cの周壁に1以上の噴出孔42が形成され、水管3cに嵌め込まれる輪状のゴム製栓材41により噴出孔42を予め閉塞しておき、水管3c内を流れる調整水の水圧に応じて噴出孔42を閉塞していたゴム製栓材41を開放させることにより、噴出孔42を開閉自在とした弁体10と、注入管3b内において、弁体10における噴出孔42を通過した調整水が混合された硬化剤を注入するための注入ポンプ4bと、水ガラス貯留槽から排出された水ガラスと、硬化剤とを混合する。 (もっと読む)


【課題】水ガラスをゲル化して水密化させ、併せて以降の中性化を防止することが可能であり、更にゲル化するまでに雨水等により水ガラスがコンクリート構造物の表層から流出するのを防止可能なコンクリート構造物の劣化防止方法を提供する。
【解決手段】水ガラス液にセメント組成分を溶解させた劣化防止剤をコンクリート構造物5の表面に塗布して劣化防止層6を形成するとともに当該コンクリート構造物5にこれを含浸させ、劣化防止層6の表面に対して、劣化防止剤がゲル化する前に上塗用のセメント7を塗布又は散布することにより、劣化防止層6を、より高速でゲル化させて不透水皮膜8とし、含浸させた劣化防止剤に含まれているセメント組成分中の水酸化カルシウムと水ガラスとを反応させることにより生成させるケイ酸カルシウムを、より低速でゲル化させる。 (もっと読む)


【課題】水ガラスをゲル化して水密化させ、併せて以降の中性化を防止することが可能であり、更にゲル化するまでに雨水等により水ガラスがコンクリート構造物の表層から流出するのを防止可能なコンクリート構造物の保護方法を提供する。
【解決手段】水ガラス液とゲル化剤とを混合したアルカリ性溶液型改質剤をコンクリート構造物5の表面に塗布して改質層6を形成するとともに当該コンクリート構造物5に形成された空隙3にこれを含浸させ、改質層6の、改質剤がゲル化する前に更に上塗用のセメント7を塗布又は散布することにより、コンクリート構造物5の表面で水ガラスとセメントをより高速でゲル化させて不透水皮膜8とし、空隙に含浸させた改質剤に含まれているゲル化剤と水ガラスとを反応させることにより生成させるケイ酸ゲルを、低速でゲル化させて当該空隙3を水密化する。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物中に残存しているゲル化に有効に作用するセメント組成分の有無や量に支配されることなく、確実に水ガラスをゲル化して水密化させ、併せて以降の中性化を防止可能なコンクリート改質剤を提供する。
【解決手段】改質すべきコンクリート構造物に塗布又は注入されるコンクリート改質剤において、セメント組成分を含む溶液に水ガラスが混合されてなり、上記セメント組成分中の水酸化カルシウムと上記水ガラスとが反応することにより生成させるケイ酸カルシウムを、上記コンクリート構造物に塗布又は注入されてから経時的にゲル化可能としたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】現場において発生する汚泥を確実に中性固結することのできる汚泥の処理方法を提供する。
【解決手段】建設工事や化学工場等で発生する汚泥を固結させて処理する方法であって、汚泥にアルカリ硅酸塩と酸性剤を混和させてpH5.8以下になるように調整した後、酸消費剤を加えて汚泥をpH5.8〜8.6の中性領域としてコーン指数で200kN/m2 以上の硬さで固結させる。具体的には、例えば、攪拌機を使用し、汚泥aを攪拌移動させながら、アルカリ硅酸塩に続けて酸性剤を混和するか、または、酸性剤に続けてアルカリ硅酸塩を混和した後、さらに酸消費剤を加えるようにする。産業廃棄物に該当する汚泥を現場で確実に中性固結させて、一般堤防、造成、盛土、埋め戻し等に広く再利用することができる。 (もっと読む)


【課題】水ガラスとグリオキザールを組み合わせたグラウトを地盤に注入するに際し、確実に固結強度を得るための施工管理を容易としたグラウトを提供する。
【解決手段】水ガラスとグリオキザールを組み合わせたグラウトであって、水ガラス水溶液とグリオキザール液の混合直後におけるpHが11.4以下になるように調整したことを特徴とする。ゲルタイムの長短にかかわらず、グリオキザールが完全にゲル化反応を起こし、確実に固結強度を発揮することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】2液性でありながら、作業終了時の水洗いを無くすようにしたグラウト及びその注入方法を提供する。
【解決手段】スラグと石灰と水ガラスを必須成分とするグラウトであって、モル比がJIS3号品以上である水ガラスをNa2 O換算で5.3〜0.50重量%含有したスラグと水ガラスからなる非自硬性の混合液をA液とし、石灰からなる非自硬性の懸濁液をB液とし、A液とB液を混合することによりA液中のスラグを硬化させるように構成する。スラグが10日前後でも硬化しないため、施工が時間的制約を受ける工事や、圧送距離が長いシールドトンネル裏込め工事などにおいても、A液とB液を混合する合流部に至るまでの注入管等を毎日水洗いしなくてもよい。 (もっと読む)


【課題】高い強度が得られ、従来の地盤注入材のように簡単な設備で細かい注入管を用いて施工でき、しかも安価なグラウト材を提供すること。
【解決手段】硬化発現材の懸濁液からなるA液と、水ガラスとスラグの混合液からなるB液とを組み合わせ、しかもA液における硬化発現材中のセメント及びスラグとB液中のスラグの総和を特定の範囲に限定するとともに、B液中の水ガラスが施工に必要な時間内にはスラグと反応しないように少なくする。骨材を使うことなく、ホモゲル強度が5N/mm2 以上の高い強度を得ることが可能となる。さらに、水ガラスの使用量を少なくしたことにより、アルカリ溶脱による地盤の汚染を極力抑えることができ、かつ耐久性を高めることができ、コスト的にも安価に供給することができる。 (もっと読む)


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