説明

株式会社東京製作所により出願された特許

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【課題】拡大掘り翼を拡開状態のまま駆動軸を上下移動させることができる掘削具の提供。
【解決手段】駆動軸2の下端側延長方向に伸縮軸3をスプライン結合し、伸縮軸3の外周の拡大掘り翼6と駆動軸2との間に拡大掘り翼回動操作用の補助リンク7を介在させ、駆動軸に対する伸縮軸を引き伸ばす方向に動作させつつ一方側に回転させることによりキー部材がスプライン溝の拡幅部側端部に移動されてこれに嵌まり込んで伸縮軸の伸長状態が維持され、駆動軸を他方側に回転させることによりキー溝の拡幅部からキー部材が外れて伸縮軸が駆動軸に対して短縮側に相対移動できるようにし、キー溝の拡幅部以外の位置の溝幅をキー部材幅より大きくし、駆動軸と伸縮軸との外周に、伸縮軸が駆動軸に対して短縮位置にあって、キー部材がキー溝内における逆回転側にあるときに両軸の伸長側の動作が阻止されるストッパー機構40を備える。 (もっと読む)


【課題】 別途、特別な装置や設備を要することなく、地中における拡大翼の拡径状況を、容易にかつ確実に把握することができる拡大翼拡径状態確認方法を提供する。
【解決手段】 掘削ヘッド1は、中空の駆動軸2と、その内側に軸方向に相対移動可能に収容される掘削軸3とを有し、これら相対移動により拡大翼4が拡縮する。(a)〜(c)ではセメントミルクなどを注入するための上下の管路22、23の間に空間21が生じており、抵抗が小さい。(d)のように逆転で拡大翼4が拡径し始めると掘削ヘッド1の縮小で空間21がなくなり、かつ上下の管路22、23がずれて抵抗が増す。拡大後、(e)のように正転にすると上下の管路22、23が揃い、抵抗が小さくなる。このようなセメントミルク等の圧の増減から拡大翼4の拡径状態を確認する。
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【課題】 スプライン構造により、拡大翼を徐々に拡径する形式の掘削機について、掘削性に優れ、根固め拡大球根部の品質を確保でき、引き上げ時における排土量を抑えることができる基礎杭施工用掘削機の掘削ヘッドを提供する。
【解決手段】 掘削ヘッド1は、中空の駆動軸2と、その内側に軸方向に相対移動可能に収容される掘削軸3とを有し、これら相対移動を利用して、駆動軸2側にピン接合された拡大翼4を、掘削軸3側の拡径板5を介して拡縮する。駆動軸2の内面側のコ字状のキー溝6と掘削軸3の外面側のキー7によりスプラインを形成する。キー溝6は、縦方向のガイド部6aと、拡大翼4の縮径状態で駆動軸2を正転させるときにキー7が周方向に係合される第1の係止ロック部6bと、拡大翼4の拡径状態で駆動軸2を正転させるときにキー7が周方向に係合される第2の係止ロック部6cとからコ字状に形成されている。
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