説明

紀州技研工業株式会社により出願された特許

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【課題】溶解性の良好な樹脂を充分良好に溶解し、インクジェットプリンタでの安定性を有してきたインクにおいて、密着性の向上と印刷後の耐洗浄性や耐溶剤性を充分に有するインクが求められている。
【解決手段】インクジェット用インクは、インクジェット用インクに配合されるケトン系溶剤と、ブロックイソシアネートとをうまく適合させることにより、被印刷物表面への高い密着性と、印刷後の耐洗浄性や耐溶剤性を充分に有するインクジェット用インクを実現できたものである。すなわち、このインクジェット用インクは、ケトン系溶剤および着色剤を含んで成るインクジェットプリンタ用のインクであって、更にブロックイソシアネートを含んでいることを特徴としている。これにより、図1(b)に示すように、印刷されたデータマトリックスの印字ドットは、エタノールを浸した綿棒で20回擦っても溶けなかった。 (もっと読む)


【課題】インクタンク内に存在する泡の量を減少させることのできるインクジェットプリンタが求められている。
【解決手段】インクジェットプリンタ1は、インクを貯留するインクタンク2と、このインクタンク2から供給されるインクを被印刷物Pの表面に向けて噴射するプリントヘッド3と、プリントヘッド3から噴射されたインクのうち印刷に使用されないインクKrを回収しインクタンク2に戻すインク回収手段4とを有していて、インク回収手段4は、インクタンク2のインク回収方向上流側に配備された前受けタンク44と、前受けタンク44へ回収される時のインクの泡立ちを低減させる泡立ち防止手段5と、前受けタンク44の底部とインクタンク2の底部とを連通する連結管12と、加熱により前受けタンク44内の消泡を行なう加熱消泡手段90または90Aとを備えている。 (もっと読む)


【課題】回収インクが泡立って漏れ出てしまうことがなく、タンクの吸排気口からのインクが溢れ出すことを防止できるインクジェットプリンタが求められている。
【解決手段】インクジェットプリンタ1は、インクタンク2と、プリントヘッド3と、印刷に使用されないインクを回収するインク回収手段4とを有して成り、インク回収手段4は、前受けタンク44と、インク泡立ち低減のための霧噴出機構6と、連結管12とを備えて成り、霧噴出機構6は、気体供給装置7と、回収インクKfおよび気体を前受けタンク44の内周壁面ないしインク液面に向けて霧状に噴出する噴射ノズル61と、気体抜出し口71と、この気体抜出し口71と気体供給装置7の気体吸込み側とを連通する吸込み側管路72とを備えて成り、更に、気体抜出し口71が、噴出ノズル61から離隔した位置の前受けタンク44に設けられているものである。 (もっと読む)


【課題】従来のインクジェット用インクではカバーしきれなかったポリエチレン樹脂表面に対する密着性を更に向上化することのできるインクジェット用インクの提供を目的とするものである。
【解決手段】スチレンアクリル樹脂を含有するインクジェット用インクに、塩素化ポリオレフィン樹脂、エポキシ樹脂およびジメチルシリコンオイルを加えることにより、上記の課題が解決されることを見出し、本発明の完成に至った。すなわち、本発明に係るインクジェット用インクは、ケトン系溶剤および油性染料を含有するインクジェットプリンタ用のインクであって、更にスチレンアクリル樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂、ジメチルシリコンオイルおよびエポキシ樹脂を含んで成ることを特徴とするものであり、図2に示すように、ポリエチレン製キャップの表面に形成された印字はティッシュペーパー擦り試験後でも密着性が高く、印字塗膜の剥離は観察されなかった。 (もっと読む)


【課題】印字濃度が高くて美しいマーキングを発泡ポリスチレン成型体の表面に形成することのできるインクジェット用インクおよびマーキング方法が要求されている。
【解決手段】このインクジェット用インクは、少なくとも、色材、樹脂、および溶剤を含んで成り、発泡ポリスチレン成型体の表面にマーキングされる非水性のインクジェット用インクであって、溶剤の主成分が、ジエチレングリコールモノアルキルエーテルおよび/またはジエチレングリコールジアルキルエーテルであることを特徴とするものである。また、本発明に係る発泡ポリスチレン成型体表面へのマーキングシステム1は、ドロップ・オン・デマンド方式のインクジェットプリンタのプリントヘッド19のノズル孔20から、前記のインクジェット用インクを吐出して発泡ポリスチレン成型体8の表面にマーキングすることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】インクタンクに戻された回収インクが泡立って漏れ出てしまうことがなく、インク回収時の泡立ちを低減させるインクジェットプリンタが望まれている。
【解決手段】インクジェットプリンタ1は、インクを貯留するインクタンク2と、このインクタンク2から供給されるインクを被印刷物Pの表面に向けて噴射するプリントヘッド3と、このプリントヘッド3から噴射されたインクのうち印刷に使用されないインクを回収し前記インクタンク2に戻すインク回収手段4とを有していて、このインク回収手段4は、インクタンク2のインク回収方向上流側に配備された前受けタンク44と、この前受けタンク44へ回収される時のインクの泡立ちを低減させる泡立ち防止手段5と、前受けタンク44の底部と前記インクタンク2の底部とを連通する連結管12とを備えているものである。 (もっと読む)


【課題】種々の食品、食品と接する材料、食品包装材料等に記録した場合において、不透明の明瞭な印字記録を形成して十分な視認性を有し、水に濡れても色素の溶出がないインクジェットインキが望まれている。
【解決手段】このインクジェットインキは、いずれも食品添加物として認可されている、炭末色素、セラック樹脂、セルロース系樹脂、エタノール、および水を含んでなることを特徴とする。このインクジェットインキは、水を溶剤全体の50重量%以上含有する第1溶剤にセルロース系樹脂を溶解させた樹脂溶液に、炭末色素を分散させて分散体を得る第1工程と、エタノールを溶剤全体の50重量%以上含有する第2溶剤にセラック樹脂を溶解させたセラック溶液に、前記第1工程で得られた分散体を更に分散させる第2工程とを備えている製造方法により製造される。エタノール、水、および炭酸アンモニウムを含んでなる希釈溶剤でインクジェットインキを希釈してインクジェットプリンタで使用する方法もある。 (もっと読む)


【課題】経時での優れた保存安定性を維持しつつ、良好なプリンタヘッド内放置安定性を備えるとともに、産業用途における連続印字にてプリンタヘッドの温度上昇があってもこの温度上昇に対する追随性の良好な油性インクジェットインクが要求されている。
【解決手段】油性インクジェットインクは、顔料、顔料分散剤および溶剤を含んでなる油性インクジェットインクであって、前記溶剤は飽和脂肪酸エステル系溶剤と炭化水素系溶剤とを含有し、飽和脂肪酸エステル系溶剤は飽和脂肪酸モノエステルを含有し、飽和脂肪酸エステル系溶剤全量のうちの飽和脂肪酸モノエステルの占める割合が30重量%以上であることを特徴とするものである。この油性インクジェットインクKは保存安定性試験器の容器2に入れて酸素導入による保存安定性試験に供される。 (もっと読む)


【課題】市場に流通する卵として赤玉卵が急増しているため、従来のインクジェットプリンタで赤玉卵に印字する場合でも、白玉卵の場合と同様に十分な視認性を有するインクジェットインキが要求されている。
【解決手段】このインクジェットインキは、鉄クロロフィリンナトリウムおよび/または銅クロロフィリンナトリウムと、ヒドロキシプロピルセルロースと、水とを含んでなるものである。さらに、プロピレングリコールやシリコン化合物を含んでいてよい。あるいは、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、およびショ糖脂肪酸エステルのうちの少なくとも1種を含んでいても構わない。このインクジェットインキを用いて赤玉卵に印字すると、図1(b)に示すように視認性の良い印字が得られる。 (もっと読む)


【課題】プリントヘッドのノズル配置面を払拭するワイパが被印刷物と接触干渉することを防止できるインクジェットプリンタが望まれている。
【解決手段】ワイパ制御装置30は、所定速度Vで搬送される被印刷物Cにインク滴を噴きつけるプリントヘッド2をクリーニングするワイパ31の制御装置であって、プリントヘッド2の上流側位置で、且つ、干渉領域Mに在るワイパ31が非干渉領域Pに退避するまでにはプリントヘッド2に到着しない距離の位置に配置されて被印刷物Cの通過を検知する上流側通過検知手段5と、プリントヘッド2の下流側位置に配置されて被印刷物Cの通過を検知する下流側通過検知手段6と、上流側通過検知手段5および下流側通過検知手段6による通過検知に基づいて、それらの間の搬送経路Aに被印刷物Cが在ることを検知する第2被印刷物存在検知手段と、搬送経路A内の被印刷物Cの存在が検知されたときはワイパ31を非干渉領域Pに退避させているワイパ制御手段とを備えている。 (もっと読む)


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