説明

楠橋紋織株式会社により出願された特許

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【課題】実質的に「わたでできた」と言える織編物を提供する。また、上記の織編物に用いられる無撚糸である糸わたにおいて、糸わたを構成する繊維束である浮きわたに撚りをかけずとも多様な製織編加工に耐えうる強度を備えた糸わたを提供する。
【解決手段】芯糸21と、芯糸21の周りに被覆された実質的に無撚の繊維束である浮きわた22とからなる芯部20と、芯部20の外周に螺旋状に巻き付けられた押え糸30とを備えた糸わた10及び糸わた10を用いた織編物を提供する。芯糸21及び/又は押え糸30に溶解性繊維からなる糸や紡績糸を含み、浮きわた22に木綿の繊維束を用いる。糸わた10を用いて織編物を製織編後に織編物中の溶解性繊維を溶解除去する。糸わた10は無撚糸でありながら一定の強度を保持し、また、糸わた10を用いた織編物は、柔軟性や嵩高性、滑らかな肌触り、優れた光沢とともに軽量性や保温性を備える。 (もっと読む)


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