説明

愛知県経済農業協同組合連合会により出願された特許

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【課題】一週間以上の長期間にわたり鮮度保持が可能で、かつにぎり鮨を提供するに好適なすし飯の製造方法及びその製造方法に用いるに好適なすし飯用パック容器を提供する。
【解決手段】炊飯米をすし飯用パック容器10に充填するとともに、炊飯米に対し所定の重量比で調味酢を添加し、次にすし飯用パック容器10中に不活性ガスを充填してガス置換を実施したうえで該容器10を密閉し、上下反転を繰り返すことにより酢合わせするすし飯の製造方法。すし飯用パック容器10は、上面開口を有する箱状の容器本体11と、シール材から成り、容器本体11に縦の仕切枠11bと横の仕切枠11cを形成してにぎり鮨一個分のすし飯が充填できる凹部11dを複数個区画形成し、交差部分間の仕切枠11b,11cの高さを容器本体11の上面より低く形成する。 (もっと読む)


【課題】一週間以上の長期間にわたり鮮度保持が可能なすし飯の製造方法を提供すること。
【解決方法】炊飯米に対し通常のすし飯における酢合わせの割合に比べて約2倍と多めに調味酢を添加する。炊飯米と多めの調味酢を入れたパック容器をガス置換後、密閉して上下反転と放置を繰り返す。調味酢がパック容器の中で上から下へと飯粒間を流れ、その際、調味酢が飯粒表面を伝って流れ、飯粒単位で調味酢が隈無く均等に内部まで浸透する。そのため、すし飯の経時劣化を効果的に抑制でき、すし飯の鮮度を長期間にわたり保持できる。 (もっと読む)


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