説明

松本重工業株式会社により出願された特許

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【課題】雌ねじ部に塗膜が付着しているナット等にボルトを螺入する際に、塗膜を除去しつつ適正な締付力でボルトをナット等に螺入することを可能にする手段を提供する。
【解決手段】塗膜除去ボルト16Aは、ボルトヘッド部17と、ボルト軸部18と、雄ねじ部19と、先端テーパ部20と、ボルト首部21と、2つの溝部22とを備えている。塗膜除去ボルト16Aにおいては、溝部22の両側縁部24の近傍において雄ねじ部19に、該雄ねじ部19のねじ山の頂部近傍部がボルト首部21側ないしはボルトヘッド部17側に、すなわち圧力側フランク面方向に傾倒するように塑性変形されてなる傾倒ねじ山変形部25が形成されている。雌ねじ部に塗膜が付着しているナット等に塗膜除去ボルト16Aを螺入する際に、傾倒ねじ山変形部25は、雌ねじ部に付着している塗膜を剥離する。剥離された塗膜は溝部22を経由して外部に排出される。 (もっと読む)


【課題】ハブフランジを薄肉化又は小径化した場合でも、ハブフランジのフランジ面の平面度を良好に維持することを可能にする手段を提供する。
【解決手段】ハブボルト25Aは、ボルトヘッド部26と、大径部27aと中径部27bと小径部27cとを有する軸部27とを備えている。大径部27aにセレーション部28が形成され、小径部27cにねじ部29が形成されている。セレーション部28は、普通位相領域に形成されたセレーション30aと特定位相領域Rに形成された高さの低いセレーション30bとを有している。ハブボルト円周方向に関して特定位相領域Rと対向する位置においてボルトヘッド部26に、特定位相領域Rの回転位相を識別ないしは視認するための切欠部35が形成されている。ハブボルト25Aは、特定位相領域Rがハブフランジのフランジ薄肉部と当接又は対向するようにしてハブボルト圧入穴6に圧入される。 (もっと読む)


【課題】温間時にはピストンを冷却することができ、冷間時にはピストンの過冷却を防止することができる、内部構造が簡素で製造コストが低いオイルジェットを提供する。
【解決手段】オイルジェット40は、互いに結合された本体部41とノズル42とを備えている。本体部41の中空部43内には、球形の第1弁体52とコイル状の第1ばね53とで構成されオイル流入穴47を開閉する第1バルブ機構と、略円筒形の第2弁体54と形状記憶合金からなるコイル状の第2ばね55とコイル状の付勢ばね56とで構成されオイル流出穴50を開閉する第2バルブ機構とが設けられている。高温状態では、第2ばね55は、第2弁体54をオイル流出穴50が開く方向に付勢して該オイル流出穴50を開く。他方、低温状態では、第2弁体54に作用する付勢ばね56の付勢力によって第2ばね55が収縮させられる一方、オイル流出穴50が第2弁体54によって閉じられる。 (もっと読む)


【課題】ピストンの過冷却を防止する動作形態と過加熱を防止する動作形態とを内燃機関の温度に応じた適切なタイミングで切り換えることができるオイルジェットを提供する。
【解決手段】オイルジェット30Aの本体部31の中空部34内には、球形の第1弁体42と弁座43と第1ばね46とを有する油圧応動式の第1バルブ機構と、形状記憶合金からなる第2ばね48と閉止部材49と付勢ばね51とを有する感熱式の第2バルブ機構とが設けられている。形状記憶合金からなる第2ばね48は、冷間時には圧縮されて円筒状となり第2バルブ機構を閉弁状態にする一方、温間時には復元状態となって伸長し第2バルブ機構を閉弁状態にする。第2バルブ機構は、内燃機関のオイル通路内を流れるエンジンオイルが第2ばね48の周囲を流通するように構成されている。これにより、第2バルブ機構のエンジンオイルの温度変化に対する応答性が高められる。 (もっと読む)


【課題】従来のオイルジェットに比べて、構成部品点数を少なくすることができ、かつ製造工程ないしは加工工程を簡素化することができ、ひいては製造コストを低減することができるオイルジェット又はその製造方法を提供する。
【解決手段】オイルジェット30は、本体部31、円管状のノズル32、球形の弁体33(ボールバルブ)及びコイル状のスプリング34の4つの部品で構成されている。本体部31は鉄系の金属材料で形成され、この本体部31には、エンジンオイルの通路となる略円柱形の貫通中空部35と、オイルジェット30をシリンダブロック2にボルト締結するための円柱形のボルト穴36とが形成されている。鍔部40は、本体部31の下部にかしめ加工を施すことにより形成された、貫通中空部35の内周面から中空部中心側に膨出する膨出部42によって本体部31に固定されている。 (もっと読む)


【課題】一方の直管部の横断面が円形であり他方の直管部の断面が四角形である、コンパクトで軽量なプリテンショナのガス導管を、容易かつ安価に製造することを可能する手段を提供する。
【解決手段】プリテンショナのガス導管の製造工程は、曲げ加工工程と予備成型工程と角管部形成工程とからなる。曲げ加工工程では、金属材料からなり横断面が真円である直管状の円筒部材P1に曲げ加工を施して、第1直管部1と第2直管部2と曲管部3とを備えた曲げ管P2を作成する。予備成型工程では、曲げ管P2の第2直管部2を、その横断面が長円形となるように予備成型し、予備成型体P3を作成する。角管部形成工程では、横断面が長円形である予備成型体P3の第2直管部2を、その横断面が長方形となるように成型して角管部5を形成し、ガス導管P4を完成させる。 (もっと読む)


【課題】ノズル部の口径を大きくすることなくエンジンオイルの吐出流量を増加させることができる、エンジンのピストン冷却用のオイルジェットを提供する。
【解決手段】エンジンのピストンを冷却するオイルジェット10Cにおいては、球形の弁体20が着座する座面21は、オイル導入部17に近い部位に位置する第1凹面部35と、オイル導入部17から遠い部位に位置する第2凹面部36とで形成されている。ここで、ハウジング14ないしはオイル通路16の径方向にみて、第1凹面部35の内側縁部はオイル導入部17と隣接し、第1凹面部35の外側縁部は第2凹面部36の内側縁部と隣接している。第1凹面部35は、その直径D1が球形の弁体20の直径と同一である。他方、第2凹面部36は、その直径D2が第1凹面部35の直径D1より大きく、好ましくは第1凹面部35の直径D1の1.05〜1.20倍である。 (もっと読む)


【課題】外管と内管との間の外側流路内における流体の滞留を防止して該流体の全体的な流れを促進することができる構造が簡素で安価な2重管式熱交換器を提供する。
【解決手段】2重管式熱交換器1は、円筒形のシェル2と、シェル2内に同軸に配置され、管伸長方向に伸びる凸部11と凹部12とが円周方向に交互に形成された伝熱管3とを備えている。熱交換器1では、シェル2の前端部近傍及び後端部近傍に、それぞれ、シェル2と伝熱管3との間の外側流路に冷却媒体を給排する冷却媒体導入管6及び冷却媒体排出管7が設けられている。管伸長方向にみて、冷却媒体導入管6と冷却媒体排出管7との間に、各凸部11に当接しつつ伝熱管3を囲繞して外側流路を管直径方向に仕切る囲繞部14と、シェル2の内周面と各凸部11とに当接して凸部11よりも外側の外側流路を管伸長方向に仕切る仕切部15、16とを有する仕切部材13が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 シェルと異形断面形状の伝熱管との間に形成された外側流路内における流体の全体的な流れを促進することができ、構造が簡素であり、熱交換性能が高く、製造コストが低い2重管式の熱交換器を提供する。
【解決手段】 熱交換器1Aは、略円筒形のシェル2と、シェル2内に同軸状に配置され管長手方向に伸びる凸形状部14と凹形状部15とが円周方向に交互に形成された伝熱管3とを備えている。前側拡管部7には、該前側拡管部7を部分的に内向きに変形させて縮管することにより、2つの凸形状部14a、14bと当接する2つの異形縮管部17a、17bが形成されている。これにより、シェル2と伝熱管3との間に形成された外側流路は、外側流体の流れ方向にみて順に、直列につながる第1区分流路20aと第2区分流路20bとに区分されている。 (もっと読む)


【課題】 パイプ素材に扁平変形、割れ等が発生するのを有効に防止ないしは抑制することができる、制御が容易であり構造が簡素なパイプ曲げ加工装置を提供する。
【解決手段】 パイプ曲げ加工装置は、曲げ加工部Pとブースタ駆動機構Bとマンドレル駆動機構Mと動力伝達機構Dとを備えている。曲げ加工部Pは、パイプ素材1の後部を保持するダイス17と、パイプ素材1の前部をクランプする一方ギヤモータ4によって回転駆動されてパイプ素材1が曲がる方向に回転するクランプ回転部12と、曲げ加工時にパイプ素材1を前方に押し出すブースタ2と、パイプ素材1の中空部に挿入されて曲げ加工時におけるパイプ素材1の形状を規制する後方マンドレル3とを有する。ブースタ駆動機構B及びマンドレル駆動機構Mは、それぞれ、クランプ回転部12の回転と同期して機械的にブースタ2及び後方マンドレル3を前後方向に移動させる。 (もっと読む)


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