説明

株式会社サンメディカル技術研究所により出願された特許

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【課題】血液成分を含有する水性液体中で用いた場合に従来の摺動装置よりも摩擦力を低減することが可能な摺動装置を提供する。
【解決手段】摺動面14を有する固定側摺動部材12と、摺動面24を有する回転部側摺動部材22とを備え、固定側摺動部材12の摺動面14と回転側摺動部材22の摺動面24とを対向させた状態で、血液成分を含有する水性液体中で使用する摺動装置であって、固定側摺動部材12と回転側摺動部材22とのうち少なくとも一方(例えば固定側摺動部材12)は、「ケイ素を含有する材料からなり、かつ、ケイ素酸化物の水和物15を摺動面に有する部材」からなることを特徴とする摺動装置1。 (もっと読む)


【課題】患者のQOLや人工心臓装置の信頼性の向上に寄与する人工心臓装置等を提供する。
【解決手段】人工心臓装置10は、心臓80の血液の流れを補助する血液ポンプ20と、血液ポンプ20を制御する血液ポンプ制御部110と、血液ポンプ20の動作データ、血液ポンプ20の潤滑液を循環させるクールシールユニット120の動作データ、患者の状態に対応した生体データ、及びバッテリー130の動作データのうち少なくとも1つの第1の期間におけるデータに対して第1のデータ加工処理を行う第1のデータ加工部142と、第1の期間が経過するごとに、第1のデータ加工処理後のデータが、保存日時に対応した日時データに関連付けられて保存されるTRデータ保存部162とを含み、TRデータ保存部162に保存されるデータの取り出しが可能に構成される。 (もっと読む)


【課題】血液ポンプ特性の個体差によって流量推定結果の精度が劣化するのを効果的に抑制することができる血液ポンプの流量推定方法を提供する。
【解決手段】複数の血液ポンプを準備し、これら複数の血液ポンプのそれぞれを用いて補正項を含む一般流量推定式を作成するステップ及び患者の体内に埋め込んだ血液ポンプ実機を用いて得られる測定データを補正項に代入して一般流量推定式から血液ポンプ実機における流量推定式を作成するステップを含む第1のステップと、
患者の体内に埋め込んだ血液ポンプ実機におけるモータの回転数N及びモータの消費電流I並びに患者の血液の属性データZを測定し、血液ポンプ実機における流量推定式とこれらの値N,I,Zとに基づいて、血液ポンプの流量Qを推定する第2のステップとを含むことを特徴とする血液ポンプの流量推定方法。 (もっと読む)


【課題】自己心臓の機能回復にとって最適な負荷制御を可能とする人工心臓制御装置、人工心臓システム及び人工心臓の制御方法を提供する。
【解決手段】心臓の血液の流れを補助する血液ポンプを制御するための人工心臓制御装置60は、前記心臓の心周期内の基準タイミングを検出するタイミング検出部80と、前記血液ポンプの回転数を制御する血液ポンプ制御部62とを含み、血液ポンプ制御部62が、タイミング検出部80により検出された前記基準タイミングを基準に、所与の制御パターンに対応した回転数となるように前記血液ポンプの回転数を制御する。 (もっと読む)


【課題】ポンプ装置を二重化することなく、万が一、重大な故障が生じた場合であっても高い可用性を有する補助人工心臓ポンプ駆動装置及び補助人工心臓システムを提供する。
【解決手段】補助人工心臓ポンプを駆動する補助人工心臓ポンプ駆動装置は、前記補助人工心臓ポンプの駆動信号を出力して前記補助人工心臓ポンプを制御する各ポンプ制御部が二重化構成された第1及び第2のポンプ制御部を含み、前記各ポンプ制御部は、当該ポンプ制御部内において故障が検出されたときに、前記駆動信号を前記補助人工心臓ポンプに出力する経路を電気的に遮断する手段を有する。 (もっと読む)


【課題】感染症の発生をさらに抑制することのできる保護用具を提供する。
【解決手段】チューブ90が生体の皮膚を貫通するチューブ貫通部を感染から保護するための保護用具10であって、チューブ貫通部の周囲において生体の皮膚に貼り付けられる貼付部20と、チューブ貫通部を被覆してチューブ貫通部を囲む内部空間P2を形成するための被覆部であってチューブ90を通す部位P1を有する被覆部40と、を有し、前記被覆部40には、蓋80などで開閉自在な開口部P3が設けられてなることを特徴とする保護用具。 (もっと読む)


【課題】ポンプ効率を向上させるとともに、軽量化及び小型化を図ることができる遠心ポンプを提供する。
【解決手段】回転駆動部に連結している回転軸と、回転軸が貫通する貫通孔を設けたポンプ基部と、回転軸の先端に翼ボスが連結し、回転駆動部の駆動により回転軸とともに回転するポンプ翼と、このポンプ翼を覆うようにポンプ基部に接続して流体室を画成するケーシング10と、このケーシングに設けた流体流入口10aと、ケーシングに設けた流体流出口10bとを備えた遠心ポンプである。ポンプ翼の外周端面に対面するケーシングの内周壁に、回転軸の軸芯P1を中心に渦巻き室22を設けている。ポンプ基部に接続するケーシングの端部の外周面及び内周面10dは円形状に形成されている。それら外周面及び内周面の円中心P2は一致し、且つ、その円中心P2、回転軸の軸芯P1に対して渦巻き室22の終了点A2側に偏心した位置に設定されている。 (もっと読む)


【課題】医療用シート状被覆部材の表面に親水性処理および/またはリン酸カルシウム系セラミックスまたは生体由来高分子物質を含む組成物によるコーティングを施すことにより、生体内組織との早期かつ強固な癒着を得ることができる前記医療用シート状被覆部材を提供する。
【解決手段】有機高分子を主成分とする被覆部材は、繊維質材料、多孔質材料または凹凸に富む表面を有する材料からなる柔軟なシートが好ましく、シート状部材の厚さは5ミリメートル以下が好ましく、比表面積は1グラムあたり100平方センチメートル以上が好ましい。前記高分子材料の表面に、実質上十分なくらいまで親水性を付与する処理または、リン酸カルシウム系セラミックスもしくは生体由来高分子物質を含む組成物によるコーティングを施す処理、または前処理として親水化処理を施した後にリン酸カルシウム系セラミックスもしくは生体由来高分子物質を含む組成物によるコーティング処理を行う。 (もっと読む)


【課題】人工臓器のパージ液循環装置において、パージ液の性状管理を確実にして信頼性を向上する。
【解決手段】パージ液の循環経路90,91,93,94内を循環するパージ液を限外濾過フイルタ等のタンパク質除去フイルタ71によって濾過し、このパージ液中に侵入するタンパク質を除去し、このタンパク質を除去したパージ液を人工心臓1に送り、その内部のシール機構等にタンパク質が凝固堆積するのを防止してその機能低下を防止する。 (もっと読む)


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