説明

株式会社結設計により出願された特許

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【課題】接着剤を用いることなく複数の木材を強固に接合できる木材の接合方法を提供する。
【解決手段】相対向する少なくとも一対の木材10,20の対向面11,21に,該対向面と垂直に相対向して接合用穴12,22を設け,対をなす接合用穴12,22に,少なくとも予め圧縮乾燥させられた連結棒30を入れ,接合用穴内において,吸湿して膨張する連結棒30の両端31を中央部32に比べて大きく膨張させることで,少なくとも一対の木材を接合する。連結棒30の長手方向中央部32に吸湿制限加工を施してもよいし,接合用穴12,22は対向面から遠ざかるにしたがって対向面と平行な面積が拡大する穴としてもよい。 (もっと読む)


【課題】壁,床,天井,屋根,間仕切りのうちの少なくとも一つを2以上のパネルを連接して構成した場合において,パネルを1つ単位で交換することができるとともにパネルのリユース性を向上させる建築構造を提供する。
【解決手段】壁,床,天井,屋根,間仕切りのうちの少なくとも一つを,2以上のパネル10を連接して構成する。連接するパネル10同士をそれぞれ個別に締結する締結解除可能な締結手段30と,パネル10同士の対向面の端部に沿ってパネル10に設けられた,棒状充填部材20の受け入れ溝12と,受け入れ溝12に充填された,下地材として利用できる棒状充填部材20とを備えている。 (もっと読む)


水平に配置された土台10(または基礎)に載せられた複数枚の木質壁単体20であって壁面と垂直方向において燃え代耐火厚以上の厚さを有する木質壁単体20と、木質壁単体を土台10に固定する下固定部材100と、木質壁単体同士を連結し、木質壁単体同士の相対的な上下動と壁面と垂直方向への移動とを防止する連結部材100と、木質壁単体同士の連結部における対向面22,23において上下方向全長に亘って設けられ、対向面間を気密に維持する気密手段50と、木質壁単体の上方に配置された横架材60に木質壁単体を固定する上固定部材100’とを備えている。木質壁単体は上方向または横方向から移動させてから木質壁単体同士を連結部材で連結する。これにより、少ない工数で、しかも木材を用いていながら燃え難い、木材による壁構造体を構築することができる。
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