説明

東興ジオテック株式会社により出願された特許

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【課題】加圧力が大きく、また注入補剛部材の直進性にも優れ、さらには、削孔の内壁から突出した岩に当たっても加圧板の全体に変形が及ぶこともなく、地山等から引き抜かなくても構造的に何の問題のないモルタル吹付の維持補修用注入補剛部材を提供すること。
【解決手段】注入補剛部材1は、鋼製の管状体11の先端部に略円環状の加圧板12を設けたものであり、その加圧板12は、削孔の内径、すなわち穿孔ビットの外径とほぼ同じ大きさを有し、その外周部121から管状体11の外周面まで延びるスリット122が円周方向に適宜間隔で複数形成されていると共に、その外周部121とスリット122との交点にそれぞれ切欠部123が形成されている。 (もっと読む)


【課題】老朽化モルタル吹付の維持補修工法における鉄筋挿入工の品質向上及び機能向上並びに表面保護工(モルタル吹付工)の作業能率の向上を実現する。
【解決手段】老朽化モルタル吹付(90)の維持補修のために、老朽化モルタル吹付(90)及び地山(100)に形成した削孔(80)に挿入されグラウトにより固定される補強構造体(10A、10B、10C)であって、前記削孔の略全長に亘る長さを有する補強用の棒状体(11、17)と、前記棒状体(11、17)の軸方向における1又は複数の位置にて前記棒状体(11、17)を囲包して取り付けられかつ軸方向の先端側を向いた加圧面を形成可能である加圧手段(13、16)と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】改良対象地盤上に既設構造物があっても、未改良部分を残すことなく対象地盤に対し締固めによる地盤改良が実施でき、かつ、隆起抑制効果と経済性を兼ね備えた方法を提供する。
【解決手段】既設構造物直下の地盤を締固める工法において、改良対象地盤の脇に立坑を造成し、立坑内から対象地盤に対し水平に改良材を圧入し、複数の固結体1が連なってなる固結体群2を造成する。この工程を繰り返して固結体群を横方向に複数列造成し、深度方向に複数段造成する。その際、上段から下段へ向かう順序で固結体群を造成する。このような方法により、未改良部分を残さず所望の位置に固結体を造成できる。また、上段側の固結体群を先行して造成する結果、後行して造成される固結体群の影響が地表面へ伝わり難く、隆起抑制できる。しかも、上位の固結体群が下位の固結体群の造成の妨げとならないので、従来のトップダウン方式に比し工期が短縮し経済性が向上する。 (もっと読む)


【課題】静的圧入締固め工法において、地震波の方向による異方性が改良地盤に生じないようにする。
【解決手段】対象地盤の脇に立坑を造成し、立坑内から対象地盤に対し水平に改良材を圧入し、複数の固結体が連なってなる固結体群を造成する。これを繰り返して固結体群を複数列・複数段造成する。最上段の固結体群の造成時には、立坑5から改良材をX方向に水平圧入し、X方向の固結体群を複数列造成する。次段の造成時には、圧入位置を立坑6に変え、圧入方向をY方向に変え、Y方向の固結体群を複数列造成する。以降は同様に、立坑5でのX方向の造成と立坑6でのY方向の造成とを段毎に交互に繰り返し、上から下へ向かう順序で造成する。このような方法で改良すると対象地盤の直下に未改良部分を残すことがない。しかも、地震波の方向によって、異なる固結体群が(又はこれらの組合せが)高い耐震作用を発揮するので、地震波の方向による異方性がなくなる。 (もっと読む)


【課題】凹凸がある傾斜地においても、吹付部と裸地部が設計通りの略帯状となるように、ネット展開後に微調整できるような緑化基礎工用ネット、これを用いた緑化基礎工法及び緑化工法を提供する。
【解決手段】傾斜地に生育基盤を略帯状に造成する緑化工法に用いる緑化基礎工用ネットであって、本体である粗網目構造のネットと、密網目構造のネットと、を備え、前記密網目構造のネットは、該密網目構造のネットの面全体が前記粗網目構造のネットの面の一部に重ねられ、該粗網目構造のネットの面上に部分的に接合されており、かつ、前記粗網目構造のネットと前記密網目構造のネットとの接合部において、双方のネットが一定範囲で相対的に可動であるように接合されている。 (もっと読む)


【課題】遮水壁の目的と現地の地形や地質などにより定められる遮水壁に要求される性能を比較的低コストで任意にコントロールできる遮水壁構造を提供する。
【解決手段】地下水が存在する第一領域PAと第一領域PAの地下水位WLよりも地下水位WLが低い第二領域MAとの境界部に構築される遮水壁構造1であって、二重に設置された遮水壁2,3と、遮水壁2,3同士の間に形成された原地盤を含む離隔ゾーン4と、離隔ゾーン4に水を供給する保水位施設5とを備え、離隔ゾーン4の水位WLが第一領域PAの地下水位WLと同等以上となるように保水位施設5により調節する。 (もっと読む)


【課題】鉄筋挿入工において、施工本数を減じることが可能であると共に、地山の変形を抑制する効果が高い複合鉄筋を用いる鉄筋挿入工の施工構造を提供する。
【解決手段】グラウトを充填する削孔1内に鉄筋2を挿入することにより地山を安定させる鉄筋挿入工の施工構造において、鉄筋2を鉄筋2よりも短い長さに形成された中空管状体(鋼管等)4内に挿入し、貫通させて複合鉄筋5を形成し、複合鉄筋5を削孔1内に挿入する、複合鉄筋を用いる鉄筋挿入工の施工構造を提供する。そして、鉄筋2よりも短い長さに形成された棒状体6が、中空管状体4内に挿入される。中空管状体4は、施工地盤の表層すべり土塊7の表層からすべり面よりも深部までの長さに形成され、複合鉄筋5が、削孔1内に挿入された時、中空管状体4は、表層すべり土塊7の表層からすべり面よりも深部まで配設され、表層すべり土塊7の移動や亀裂発生などの変形を抑制するように構成される。 (もっと読む)


【課題】高強度の改良体造成を可能とする地盤改良工法を提供する。
【解決手段】ボーリングマシンにて所定の深度まで削孔し、噴射装置の中心孔の周囲に配置された多孔ノズルからセメントスラリーを高圧(40MPa、毎分200リットル)にて噴射する。中心孔からは、地盤硬化材としてモルタルもしくは現場で発生した泥土を吐出(1MPa、毎分200リットル)する。ボーリングマシンにて噴射装置を回転もしくは揺動させながら計画速度で引き上げる。 (もっと読む)


【課題】比較的小規模な設備にて,不飽和帯・飽和帯の区別なく、数日の短期間にて油汚染地盤の浄化を完了させる。
【解決手段】油汚染土壌に油分分散材を高圧で噴射する。高圧噴流体による運動エネルギーにて地盤の組織を破壊し、油分を含んだ土壌と油分分散材を強制的に混合撹拌する。油分が分散微細化され、油膜を除去する。さらに油分分散材に含まれる消臭剤にて油臭を中和する。次に、油分分散材と油汚染土壌を混合撹拌した土壌に、さらにセメント系硬化材を高圧にて噴射し汚染土壌を硬化させる。それにより一部残留している炭化水素を不溶化する。また、石油類地下タンクからの油分の再流出を防ぎ、再汚染を防止する。 (もっと読む)


【課題】地盤改良工法において、発生する泥土量を削減することができる地盤改良気泡材を提供する。
【解決手段】起泡剤の希釈水に増粘剤を添加して、液を発泡させることにより強力な膜を持つ気泡を製造する。起泡剤としてアルキルサルフェート系界面活性剤を用いる。増粘剤としてセルロースを使用する。強力な気泡膜にて、セメント・砂・鉄粉を地上から地中に圧送する。機械的若しくは高圧噴射にて地盤と混合撹拌して地盤改良する。これにより、使用水量を削減し、地盤改良工事にて発生する泥土量を低減する。 (もっと読む)


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