説明

日本結晶光学株式会社により出願された特許

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【課題】従来の蛍石に比べてレーザ耐久性がより一層優れた蛍石を提供する。
【解決手段】蛍石の(111)面をエッチングして得られるエッチピットの分布において、各エッチピットを母点としてVoronoi図を定義したとき(Voronoi分割)のVoronoi領域の面積(「Voronoi面積」と記す)の標準偏差が6000μm以下であるか、或いは、(111)面のエッチピットの分布をDelaunay分割した図形におけるDelaunay辺の距離の標準偏差が80μm以下である。 (もっと読む)


【課題】半導体リソグラフィなどに用いるレンズ材料として利用することができる蛍石(CaF2、フッ化カルシウム)であって、レーザ耐久性がより優れた蛍石を提供する。
【解決手段】(111)面のエッチピットの分布をVoronoi分割した図形におけるVoronoi領域の面積の標準偏差が6000μm以下であるか、或いは、(111)面のエッチピットの分布をDelaunay分割した図形におけるDelaunay辺の距離の標準偏差が80μm以下である蛍石。 (もっと読む)


【課題】結晶成長又は凝固させたフッ化カルシウムの一部を除去することなく、製品(蛍石結晶)の透過率を高めることができる、新たな蛍石結晶の製造方法を提案する。
【解決手段】フッ化カルシウム粉末とスカベンジャーの混合物を溶融し、続いて冷却して凝固させて溶融凝固体Aを得、得られた溶融凝固体Aの全量を砕いて溶融凝固体破砕物とし、この溶融凝固体破砕物全量とスカベンジャーの混合物を溶融し、続いて冷却して凝固させて溶融凝固体Bを得る溶融凝固工程と、該溶融凝固工程で得られた溶融凝固体Bの全量を砕いて溶融凝固体破砕物とする破砕工程と、前記溶融凝固体破砕物を溶融させた後、冷却して結晶成長させて蛍石結晶を得る結晶育成工程と、結晶育成工程で得られた蛍石結晶を熱処理する熱処理工程と、を備えた蛍石結晶の製造方法を提案する。 (もっと読む)


【課題】 X線検出器などに用いるX線シンチレータの構成材料として、優れた発光出力を発揮することができる新たな組成のX線シンチレータ用材料を提供する。
【解決手段】(Y、Gd、Lu)(Al、Ga)O3で示されるペロブスカイト型単相単結晶をホストとして含有するX線シンチレータ用材料を提案する。 (もっと読む)


【課題】中性子線に対し高感度で、γ線に由来するバックグラウンドノイズが少なく、且つ、中性子シンチレータに使用可能な透明性に優れた酸化物結晶の提供を目的とする。
【解決手段】この目的を達成するため、下記式(1)に示す構造式を備え、且つ、10B含有量が1.85atom/nm以上であることを特徴とする中性子シンチレータ用酸化物結晶等を採用する。
RE:Ca(BO・・・(1)
但し、上記式(1)において、REは希土類元素である。 (もっと読む)


【課題】個々の放射線検出素子に対する個々の光検出素子の有効面積を大きくする。
【解決手段】放射線の入射を検出する放射線検出素子アレイ13と、少なくとも放射線検出素子アレイ13への放射線の入射位置を検出するフォトダイオード122と、フォトダイオード122と電気的に接続されたアノード端子125と、を備える検出基板12と、配線端子111と、配線端子111に電気的に接続された端子ピン113と、を備える配線基板11と、アノード端子125と配線端子111とを電気的に接続するはんだ16と、を備える。アノード端子125は、検出基板12の主面における1つの端に配置される。検出基板12は、1つの端を配線基板11に向けた状態で主面が配線基板11に対して実質的に垂直となるように搭載される。放射線検出素子アレイ13は、検出基板12の主面に対向配置される。 (もっと読む)


【課題】中性子線に対し高感度で、γ線に由来するバックグラウンドノイズが少なく、且つ、中性子シンチレータに使用可能な透明性に優れた酸化物結晶の提供を目的とする。
【解決手段】この目的を達成するため、下記式(1)〜式(3)のいずれかで表される構造式を備え、且つ、Li含有量が2.0atom/nm以上であることを特徴とする中性子シンチレータ用酸化物結晶を採用する。
Li(Al1−x,TM)O・・・(1)
Li(Al1−x,RE)O・・・(2)
Li(Al1−x−y,RE,TM)O・・・(3)
但し、上記式(1)において0≦x<0.05であり、上記式(2)において0≦x≦1であり、上記式(3)において0<x<1、0<y<0.05であり、上記式(1)及び式(3)においてTMはそれぞれ遷移金属元素を表し、上記式(2)及び式(3)においてREはそれぞれ希土類元素を表している。 (もっと読む)


【課題】中性子線に対し高感度で、γ線に由来するバックグラウンドノイズが少なく、且つ、中性子シンチレータに使用可能な透明性に優れた酸化物結晶の提供を目的とする。
【解決手段】この目的を達成するため、以下に示す(1)〜(6)のいずれかの構造式を備え、且つ、10B含有量が0.5atom/nm以上であることを特徴とする中性子シンチレータ用酸化物結晶等を採用する。


この中性子シンチレータ用単結晶を用いることで、バックグランドノイズの少ない高性能の中性子シンチレータの提供が可能となる。 (もっと読む)


【課題】光検出器をマトリックス状(3次元状)に配置することのできる光検出器、およびこの光検出器をマトリックス状(3次元状)に配置して成る光検出装置を提供すること。
【解決手段】光検出素子で受光した光の強度に基づいて、電気信号を出力する光検出器であって、前記光検出器は、少なくとも、光検出素子実装用フレキシブル配線基板と、前記光検出素子実装用フレキシブル配線基板上に電気的に接続された光検出素子と、から構成されている。 (もっと読む)


【課題】光電変換素子が占める面積の割合を高く維持し、製造歩留まりの向上が可能な光検出器および放射線検出装置を提供すること。
【解決手段】回路基板上に複数の放射線受線モジュールを有し、かかる放射線受線モジュールは、二次元シンチレータアレイ54と、光電変換器とを有する。光電変換器は、基板51と、基板51上面に形成された溝部52に埋め込まれたフォトダイオードアレイ53とを備え、二次元シンチレータアレイ54は、フォトダイオードアレイ53が備えるフォトダイオード素子55に対応して配置されたシンチレータ素子59と、シンチレータ素子59間に配置されたセパレータ60とを備える。かかる構造を有することによって製造歩留まりを向上し、基板51の上面において光電変換素子たるフォトダイオード素子55の占有面積を向上させている。
【選択図】 図16
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