説明

株式会社松本鉄工所により出願された特許

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【課題】残渣排出口に付着、堆積した残渣を除去することのできる粉砕分別機を提案すること。
【解決手段】粉砕分別機11は、破砕用羽根車の回転に伴って投入された破砕対象物が当該破砕用羽根車の軸線方向に送り出されながら破砕される筒状の破砕室14と、破砕室14内で破砕された破砕物を振るい落とすために当該破砕室の下側内周面部分を規定している篩面と、篩面から篩落とされずに破砕室14の破砕対象物の送り出し方向の端部に至った残渣を外部に排出するために、当該破砕室14の端部の上側内周面部分に形成した残渣排出口19と、残渣排出口19の内周縁における破砕用羽根車の回転方向の下流側に位置する下流側縁部分19aに溜まった残渣の掻き落とし動作が可能な残渣除去機構40を有している。 (もっと読む)


【課題】異物排出口を封鎖するためのダンパーを塵などが挟まっている場合においてもロックできるダンパーロック機構を備えた破砕機を提案すること。
【解決手段】二軸破砕機の異物排出口を封鎖しているダンパー105のロック機構1は、破砕室103の側の固定部材2にスライド可能に配置したロックピン3と、ダンパー105の側に形成したピン差込穴5とを備え、油圧シリンダ6によってロックピン3を押し出してピン差込穴5に差し込むことによりロック状態になる。ロックピン3のピン先端部31は先細りのテーパ状先端部であり、ピン差込穴5は相補的なテーパ状穴内周面形状のものである。ダンパー105を閉じた際に異物が挟まり、ロックピン3とピン差込穴5に軸ずれが発生しても、軸ずれ量が所定範囲内であれば、ロックピン3をピン差込穴5に差し込み、ロック状態を形成できる。 (もっと読む)


【課題】破砕されずに破砕刃の間に詰まった異物の排出動作を効率良く行うことのできるようにした二軸破砕機を提案すること。
【解決手段】二軸破砕機1Aは、破砕室2内の高速側の破砕軸5の側方に異物排出用の開口部9が形成され、ここには、上スクレーパ15および下スクレーパ17が配置されている。開口部9の下側部分は下スクレーパ17と一体となって回動する隔壁板19によって封鎖されている。異物排出時には上下のスクレーパ15、17を掻き取り位置15A、17Aから退避位置15B、17Bに移動させる。隔壁板19は開口部9の下側を封鎖した破砕軸5の側から斜め下方に傾斜した異物排出位置19Bに移動する。上スクレーパ15と隔壁板19の間を取って異物が排出される。異物排出後は上下のスクレーパ15、17、隔壁板19を元の位置に戻すことにより、開口部9が実質的に封鎖された状態に戻る。 (もっと読む)


【課題】高い次元で処理速度の向上と選別信頼性の向上との両立を実現することのできる選別装置を提供すること。
【解決手段】この選別装置Sは、廃棄物Pを投入する投入口1と、廃棄物Pを搬送するローラーコンベア2と、ローターディスク12を回転駆動するモータ4と、ローラーコンベア2を傾斜保持するシリンダ6とを有し、廃棄物Pを、軽量物P1と、重量物P2と、細粒物P3とに選別する選別装置Sであって、ローラーコンベア2は、ローターディスク12が複数配置されたローター軸10を、傾斜下部側Dから傾斜上部側Uにかけて複数平行配置して構成され、かつ、モータ4が、傾斜上部側Uのローターディスク12と傾斜下部側Dのローターディスク12とを異なる回転速度で回転駆動している。 (もっと読む)


【課題】破袋機能と選別機能とを併せ持つことにより、廃棄物を簡単かつ効率的に処理することのできる廃棄物処理システムを提案すること。
【解決手段】この廃棄物処理システムSは、内容物を包装材で内包して構成される廃棄物の包装材を破断し、内容物PBを包装材PCから外部に取り出す破袋ユニットS1と、破袋ユニットS1による破袋後の廃棄物PAを、複数の搬送ローター212が配列されたローラーコンベア202による傾斜搬送を利用して軽量物P1、重量物P2及び細粒物P3に選別する選別ユニットS2とを備えており、破袋ユニットS1は、案内ローター104と破袋ローター108と取り出しローター110とを有して構成され、かつ選別ユニットS2は、廃棄物PAを選別するローラーコンベア202における傾斜上部側Uの搬送ローター212と傾斜下部側Dの搬送ローター212とを異なる回転速度で回転駆動するモータ204有している。 (もっと読む)


【課題】 産業排水と農業・畜産排水中のリン等の栄養塩類が、海、河川、湖沼、溜池等に代表される水圏環境の富栄養化を加速化させ、富栄養化で起こる藍藻類の大増殖現象(いわゆるアオコ)が世界各地の水源地に発生し、大きな環境問題化している。本発明は、このような有毒アオコ(有毒藻類)を含む藻類の生物量を減少させることと、水中のリンの濃度を制御する技術を提供する。
【解決手段】 振動波発生装置は、有毒アオコの成長を制御することができる。また、酸素及びオゾン発生装置は、植物プランクトン(藻類)の成長に必要とされているリンの底泥からの溶出を抑えることとリンの底泥への吸着を促進することができる。 (もっと読む)


【課題】廉価で簡易な構成の操作性の良い自走式除塵機を実現すること。
【解決手段】除塵機1は、用水路等に設置されているスクリーンバー3に沿ってレーキ4を昇降させ、当該レーキ4によりスクリーンバー3に捕捉された塵を掬い上げるためのものであり、レーキ4が下端部分に取り付けられている伸縮自在な多段型伸縮アーム5と、多段型伸縮アーム5を伸縮する伸縮機構とを有し、多段型伸縮アーム5は、3段の筒状アーム51〜53を備え、上段側の筒状アームの下端開口から下段側の筒状アームを下方に引き出し可能であり、これら3段の筒状アーム51〜53の引き出しがローラ54〜56によって案内される。伸縮機構はチェーンブロックからなる巻上装置6であり、この巻上装置6は多段型伸縮アーム5の上段筒状アーム53に搭載されている。 (もっと読む)


【課題】簡単な作業により、破損あるいは摩耗したローターディスクを交換可能なロータースクリーンを提案すること。
【解決手段】ローターディスク8のディスク本体31は、円周方向に分割された同一形状の4つのディスク分割片38(1)〜38(4)を締結ねじ39によってハブ33に締結固定した構造となっている。1本の締結ねじ39によって隣接する2つのディスク分割片が固定され、各分割ディスク片38を回転軸7に対して半径方向から組み付けることができ、逆方向に取り外すことができる。各分割ディスク片38が入れ子式に組み付けられており、1つの分割ディスク片38を取り外しても残りの分割ディスク片38はハブ33に固定されたままである。簡単な作業によってローターディスク8の摩耗あるいは破損した部分の分割ディスク片を交換できる。 (もっと読む)


【課題】混合塵に含まれているカセットテープなどの長尺状の塵が回転軸に絡まり、そこに巻き付いてしまうことを防止可能なロータースクリーン式選別機を提案すること。
【解決手段】ローターディスク式選別機1は、回転軸7に所定間隔で複数枚のローターディスク8が同軸状態に取り付けられているローター5を、各ローター5の各ローターディスク8が相互に入り込む状態に配列することにより構成したロータースクリーン2を備えている。各ローター5のローターディスク8の間から露出している回転軸7の露出軸部分7cには、それぞれ、下側からスクレーパー30の刃先33aが当接している。混合塵Wに含まれているテープなどの長尺状の塵が露出軸部分7cに絡み付いても、スクレーパー30によって露出軸部分7cから掻き落とされ、そこに巻き付いてしまうことがない。 (もっと読む)


【課題】吊り上げ操作を必要としない簡単な設備を用いて浚渫土砂の運搬作業を行うことのできる浚渫土砂運搬方法を提案すること。
【解決手段】ダムの土砂浚渫場所4においてダム底からすくい上げられた土砂を、ダム湖面上に浮いた状態で待機している主索13に吊り下げたポンツーン22のホッパ21に投入する。ポンツーン22を土砂浚渫場所4から土砂廃棄場所5まで横行索30によって曳航する。土砂廃棄場所5でホッパ21の土砂を廃棄した後、空のホッパ21を載せたポンツーン22を再び土砂浚渫場所4に横行索30によって戻す。かかる作業を繰り返して取水口の堆積土砂を処分する。土砂を積載したホッパ21はポンツーン22によってダム湖面を曳航されるだけであり、荷積み状態のホッパ21の吊り上げ作業が不要である。ケーブルクレーンなどに比べて極めて簡単な設備で浚渫土砂を運搬できる。 (もっと読む)


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