説明

貞徳舎株式会社により出願された特許

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【課題】 加熱装置全体としての断熱性を維持しながら、昇温時、温度安定時間の短縮と急冷時間の短縮を図る加熱装置を提供すること。
【解決手段】筒状の側壁内に基板を処理する処理室を設け、この側壁に支持されると共に基板を加熱する発熱体20を備えた加熱装置である。側壁内層50、側壁中層60及び側壁外層70で区切られた二つの空間が形成される。発熱体20を取り付ける側壁内層50と側壁中層60との間の第一の空間S1には冷却媒体流通通路14が形成される。側壁中層60と側壁外層70との間の第二の空間S2には断熱材63が封入されている。 (もっと読む)


【課題】 組立容易であり、しかも、シェルの積層間に形成される隙間の気密性を維持することの可能な加熱装置及び加熱装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】複数の筒状のシェルユニット51を積層することにより形成したシェル50の中に基板を処理する処理室を設ける。このシェル50の内周に支持されると共に基板を加熱するヒーター20を備える。これらシェルユニット51の積層間に形成される隙間50sを変形可能な封止部材52で封止する。シェルユニット51の端部近傍にシェル50の外周側に突出する第一の鍔53を設ける。シェルユニット51の端部に対し隙間50sで対向するシェルユニット51の端部近傍にシェル50の外周側に突出する第二の鍔59を設ける。封止部材52は第一の鍔53と第二の鍔59との間に配置される。第一の鍔53は封止部材52が筒状の外側へ移動することを規制する規制部53bを備える。 (もっと読む)


【課題】 熱伝導が良好であり、しかも、製造の容易な加熱装置及びこれに用いる冷却管の取付具を提供すること。
【解決手段】基板を加熱するヒーターと、このヒーターを内周に支持する筒状のシェル50と、シェル50の外周側に取り付けられて冷却媒体を流動させる冷却管59とを備える。冷却管59をシェル50に取り付けるための複数の取付具52をさらに設ける。これら取付具52は、冷却管59の外面に跨ってこの冷却管59と面接触する保持部52aと、保持部52aの両端に位置しシェル50に取り付けられる取付部52bと、保持部52a及び取付部52bの間に位置する中間部52cとを有する。この取付部52bはシェル50に複数箇所で部分溶接されている。 (もっと読む)


【課題】 高品質で作業コストを低減しつつ、シェルの積層間に形成される隙間の気密性を維持することの可能な加熱装置を提供すること。
【解決手段】複数の筒状のシェルユニット51を積層することにより形成したシェル50の中に基板を処理する処理室を設ける。このシェル50の内周に支持されると共に基板を加熱するヒーター20を備える。これらシェルユニット51の積層間に形成される隙間50sを変形可能な封止部材52で封止する。封止部材52は帯状であるとともにシェル50の外周側から隙間50sを覆うように巻き付ける。この封止部材52の外側から帯状の固定部材53を巻き付けることにより封止部材52を締め付け固定する。 (もっと読む)


【課題】 フランジの熱変形による垂れを防止することが可能な加熱装置を提供すること。
【解決手段】筒状のシェル50と、このシェル50の内周に吊り下げ支持されると共に基板を加熱するヒーターと、このヒーターをシェル50に支持する支持金具と、支持金具にヒーターを取り付ける碍子とを備える。この支持金具は固定部34xを介してこのシェル50の内周側にフランジ34fを突出させるように固定される。フランジ34fは、各支持金具間及び各碍子取付部34b間にスリット34a,34wを有しているので熱膨張長は吸収される。また、各碍子取付部34bに固定部34xを有しているので、過熱による熱変形は抑制される。 (もっと読む)


【課題】 発熱体の両側端を支持しながら熱変形を合理的に吸収し発熱体を安定させることの可能な電気ヒーター及び電気ヒーターを備えた炉を提供すること。
【解決手段】 スリットを形成することにより電流路を形成した板状の発熱体10と、この発熱体10を支持する支持体20とを備える。スリットに沿う幅方向Wに位置する一対の幅方向端部13,13の中間に位置する電流路には貫通孔を設けてある。発熱体10は、この貫通孔を貫通する支持体30により少なくとも厚み方向Y及び幅方向Wに対する移動を規制されて支持される。一対の幅方向端部13,13は端部貫通孔又はスリットを貫通する支持体40により各々発熱体10の厚み方向Yに対する移動が規制されると共に幅方向Wに対する移動が許容されている。 (もっと読む)


【課題】 略鉛直方向に配置した発熱体の発熱時の軟化による発熱体全体の変形を抑制して基本形状を維持することの可能な電気ヒーター及び電気ヒーターを備えた炉を提供すること。
【解決手段】 スリットを形成することにより電流路を形成した板状の発熱体10と、この発熱体10を支持する絶縁体20とを備える。発熱体10は、スリットに沿う幅方向Wに位置する一対の幅方向端部13,13間で加熱空間S側に向かって凸状を呈する。幅方向Wが略鉛直方向に沿うように一対の幅方向端部13,13を絶縁体20にそれぞれ固定することで発熱体10を支持する。発熱体10の中間部10mに接当することでこの中間部10mが絶縁体20側に近接することを防ぐ支持部30を備えている。 (もっと読む)


【課題】 発熱時の軟化によっても基本形状を維持でき、しかも取付の容易な電気ヒーター及び電気ヒーターの製造方法並びに電気ヒーターを備えた炉を提供すること。
【解決手段】 スリットを形成することにより電流路を形成した板状の発熱体10と、この発熱体10を支持する絶縁体20とを備える。この発熱体10のうちスリットに沿う幅方向Xに位置する一対の幅方向端部13,13で絶縁体20に支持される。発熱体10は一対の幅方向端部13,13の間で下側へ凸となる円弧状を呈する。幅方向端部13を略鉛直方向Zに向かって絶縁体20に形成した溝23に挿入し、溝23内で幅方向端部13を絶縁体20に係止してある。 (もっと読む)


【課題】 絶縁体の熱容量を低減させると共に加熱空間に対する絶縁体の露出面積を減らして温度分布の均一化を図り昇降温のレスポンスを向上させる電気ヒーター及び電気ヒーターの製造方法並びに加熱装置を提供すること。
【解決手段】 スリットを形成することにより電流路を形成した板状の発熱体10と、この発熱体10を支持する絶縁体20とを備える。この発熱体10のうちスリットに沿う幅方向Xに位置する一対の幅方向端部13,13で絶縁体20に支持される。各幅方向端部13,13に位置する絶縁体20は、幅方向Xに沿った水平方向に対して少なくとも2分割される。2分割された各分割体21,22の間に幅方向端部13を係止し、幅方向端部13の上方の部分で各分割体21,22を締結する締結具30を設ける。 (もっと読む)


【課題】 比較的長尺の発熱体であっても加熱と自重による変形を抑制することの可能なヒーターユニット及び発熱体の製造方法を提供すること。
【解決手段】 蛇行状の電流路を有する発熱体3と、その発熱体3を保持する保持部4とを有する。電流路は、長尺板状でその長手方向に対し上方に向けて凸となる円弧状の主部31と各主部31間を接続する接続部とよりなる。各主部31は長手方向Xに直交する幅方向Yに対し対称的に屈曲してある。保持部4は接続部を係止する溝を有する一対の絶縁体40a,40bよりなる。接続部又はその近傍部分を一対の絶縁体40a,40bの溝間に係止させて発熱体3を長手方向Xに対し円弧状に掛け渡す。 (もっと読む)


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