説明

中電レアアース株式会社により出願された特許

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【課題】全希土類元素の含有率が13.0原子%以下であるR−T−B系合金において、鋳造のままの状態でα−Fe体積率を低減し、熱処理に要する時間を短縮することができる希土類系合金およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】全希土類元素の含有率が13.0原子%以下であるR−T−B系合金溶湯から急冷ロールを用いる急冷凝固法により製造された希土類系合金であって、α−Feの体積率が1%以下であることを特徴とする希土類系合金である。本発明の希土類系合金では、さらにR−リッチ相間隔が10μm以上とすることにより、不活性雰囲気下または減圧下で1135℃に加熱し、当該温度で10時間保持した後で冷却する熱処理を施した状態において、R−リッチ相間隔を70μm以上にすることができ、熱処理に要する時間を大幅に短縮できる。 (もっと読む)


【課題】蛍光X線分析法による成分定量において分析精度を向上できる試料の予備成形方法およびそれを用いる成分定量方法を提供することを目的とする。
【解決手段】加圧して本成形した後で蛍光X線分析法に用いられる試料を予備成形する方法であって、平均粒径D50が30μm以下の金属または合金粉末を型に充填して成形し、この成形体5のX線が照射される面5aの全面を押込み率を10〜40%にして加圧することを特徴とする試料の予備成形方法である。本発明の予備成形方法は、成形体5のX線が照射される面5aの全面を押込み率を10〜40%にして加圧する際に、成形体5のX線が照射される面の全面を加圧するパンチ4と、このパンチ4を案内するガイド3とを用いるのが好ましく、金属または合金粉末として、希土類−鉄−ホウ素系合金の酸化物粉末を用いるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】放電容量が高く、サイクル特性に優れた合金系の非水電解質二次電池用負極材料を製造する。
【解決手段】(a)Co及びSnを含み、Snの含有量が70〜80質量%である第1の原料を溶解、急冷凝固して、CoSn及びCoSn2を主体とする金属間化合物の混合物からなる合金材料Aを用意し、(b)Co,Ti及びSnを、Co:Ti:Snの原子比=(1〜1.5):1:1の割合で含有する第2の原料を溶解、急冷凝固して、金属間化合物CoxTiySn(x=1〜1.5、y=0.95〜1.05)からなる合金材料Bを用意し、(c)前記合金材料Aと前記合金材料BとをA:Bの質量比=70:30〜95:5となる割合で混合し、好ましくはメカニカルグラインディング処理して微粉化する。この負極材料は、CoSn:CoSn2:CoxTiySn(x=1〜1.5、y=0.95〜1.05)を10〜40:40〜70:5〜30の質量比で含有する。 (もっと読む)


【課題】従来のグラファイト系炭素質材料より放電容量が大きく、初期効率特性が改善された非水系二次電池、特にリチウムイオン二次電池用の負極材料を提供する。
【解決手段】Fe、Ni、Coのうち少なくとも1つの元素とSnと場合によりさらに他の元素(例、Al,Ti,Zr,Inの1種以上)を含む合金原料を溶融状態から急冷凝固させた後、準安定状態で析出したAαSnβ(A=Ni、Co、Feから選ばれる1つの元素、原子比α/β>1)で示される化合物の相を熱処理または余熱保持処理により消失させて、該相(例、Co3Sn2、Fe1.3SnまたはNi3Sn)が実質的に存在しない負極材料とする。 (もっと読む)


【課題】 容量がおおきく、繰り返し充放電時のサイクル特性に優れ、サイクル初期のクーロン効率に優れた非水系2次電池用負極材料を提供する。
【解決手段】一般式:CoSnxMay(Ma=In、Ag、Tiから選ばれる少なくとも1種の元素;0.83≦x≦1.2、0.01≦y<0.4)、または、
一般式:CoSnxInyMbz(Mb=Al、Ti、Zr、Bから選ばれる少なくとも1種の元素;0.83≦x≦1.2、0.01≦y<0.4、0.01≦z≦0.2)で表される非水系2次電池用負極材料であり、必要により、さらに炭素質材料を混合してもよい。 (もっと読む)


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