説明

株式会社オーノにより出願された特許

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【課題】熱溶融性合成繊維を素材とする一次基布にナイロンパイルが植設されているナイロンパイルタフテッドカーペットの燃焼試験において、接炎した一次基布が熱溶融して破れるのを防ぐ。
【解決手段】熱溶融性合成繊維糸条を経糸と緯糸に用いて織成された一次基布にナイロンパイルが植設されたタフテッドパイル布帛の裏面に、水酸化アルミニウムと耐熱非溶融繊維と熱膨脹性黒鉛を高分子エマルジョンに配合して成り、その高分子エマルジョンの主成分である高分子物質100重量部に対する水酸化アルミニウムの配合量が100重量部以上となる裏打用接着剤を塗布すると共に、ナイロンパイルにグアニルスルフォアミド化合物を主材とする難燃剤を付与する。耐熱非溶融繊維には、セルロース繊維をリン系難燃剤によって難燃化して用いるとよい。 (もっと読む)


【課題】タフテッド布帛のバックステッチ面を平滑にし、少ない貼合用接着剤によって二次基布を強固に接着し、又、薄い未加硫ゴムシートを積層して軽く持ち運び易く、バックステッチの凹凸の形跡がゴムシートの表面に現われず、見映えのよいダストコントロールマットを得る。
【解決手段】タフテッド生機の裏面に裏打用接着剤を塗布して構成されたタフテッド布帛13の一次基布11から隆起しているバックステッチ14の頂部15を押し潰して一次基布11に平行な平坦面16にして二次基布を強固に接着し、又、その平坦なバックステッチ面に薄い未加硫ゴムシート18を積層する。バックステッチ面に積層した未加硫ゴムシート18は、加圧し加熱して加硫し、タフテッド布帛13と一体になったダストコントロールマット19とする。 (もっと読む)


【課題】ダストコントロールマットを過酷な条件の下で頻繁に洗濯して生じる漣状の波打ち皺を解消し、レンタルマットとしての商品価値を長期にわたって維持することが出来るダストコントロールマットを得る。
【解決手段】タフテッドパイル布帛の裏面にカルボキシ基変性アクリロニトリル・ブタジエン・ラテックスを主材とする裏打用接着剤を塗布して目止め処理を施したのち、アクリロニトリル・ブタジエン・ゴムを主材とする未加硫ゴムベースマットをタフテッドパイル布帛の目止め処理面に重ね合わせ、加圧加熱して未加硫ゴムベースマットを加硫して成るダストコントロールマットの前記裏打用接着剤にブロック化ポリイソシアネートを配合する。吸湿性の認められるナイロンやアクリル繊維をパイルとするダストコントロールマットでも、漣状の波打ち皺の発生を回避することが出来た。 (もっと読む)


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