説明

株式会社タカノにより出願された特許

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【課題】従来の固体潤滑剤を用いた摺動部品では、潤滑特性も悪く、固体潤滑剤の硬さにより摺動面にかじり等の損傷が起こり易いという問題があった。
【解決手段】本発明の潤滑性部材1は、少なくとも熱可塑性樹脂のポリアミド樹脂と、超高分子量ポリエチレンと、潤滑油とを混合し、径方向(D)よりも長さ方向(L)に長い棒状体に成形される。そして、潤滑性部材1の外周面には、主に、ポリアミド樹脂からなる膜2が形成され、膜2の内側には、ポリアミド樹脂や超高分子量ポリエチレンの繊維状態の結晶が、潤滑性部材1の長さ方向(L)に延在し、複数の孔が形成される。この構造により、機械的強度や潤滑特性を維持しつつ、加工性に優れた潤滑性部材1が実現される。 (もっと読む)


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