説明

日本海洋掘削株式会社により出願された特許

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【課題】掘削流体を用いて地中孔を掘削するにあたって、被圧水を伴った含水層に逢着しても含水層からの被圧水の流出やこれに伴う土砂噴出によって地中孔の掘削が妨げられることを防止する地中孔の掘削方法を提供する。
【解決手段】ドリルパイプを用いて地中孔を掘削するに当り、含水層に逢着したとき、ドリルパイプ内部を通ってドリルパイプ先端に設けられた掘削ビットのノズルから噴射しドリルパイプの外周通路を通って排出する掘削流体の注入圧を昇圧すると共に、掘削流体の排出部に含水層からの被圧水の圧力に対抗する背圧を付与し、被圧水の圧力と背圧とをバランスさせながら掘削する。 (もっと読む)


【課題】内径が100〜500mmで延長が1000〜3000mの鉛直、水平又は任意の曲線をもつ地中孔のケーシングパイプを、多段にすることなく、短工期で安価に布設する。
【解決手段】ケーシングパイプ11内を挿通しケーシングパイプ11の外径より大径に拡径する拡径掘削刃物4を取付たドリルストリング2を用い、ケーシングパイプ11の外径より大きい地中孔1を先行掘削し、先行掘削した地中孔1にケーシングパイプ11を挿入し、以上の動作を繰返して一連の同径のケーシングパイプ11を地中に連接して布設する。 (もっと読む)


【課題】掘削流体を用いて地中孔を掘削するにあたって、地中孔の土被りが小さくなる部位で掘削流体が地表に噴出したり、地中孔の周囲に不安定な地層が存在する区域で掘削流体が地中に散逸して、土壌や地下水や湖水や河水や海水等を汚染することを防止する。
【解決手段】掘削流体を用いて地中孔10を掘削するに当り、掘削流体が地中孔10の周囲の地中20に散逸するおそれのある区域または地表21に噴出するおそれのある部位に、掘削流体を抜取るボーリング孔41,42を予め設け、地中孔10を掘削して地中孔10とボーリング孔41,42とを連通させる。 (もっと読む)


【課題】 加工能率が著しく高く、加工時間の短縮、加工エネルギーの節減を図ることができるレーザによる岩石の加工技術を提供する。
【解決手段】 液体10中に浸漬して岩石11の表面に液体10を介在させ、液体10中を通って、岩石11の表面に波長1.2μm以上の液体への吸収能の高いレーザ13を照射し、液体10中に誘起気泡を発生させ、レーザ13照射部のキーホール21内に発生するドロスを飛散させると共に、レーザ照射位置を照射面に沿って連続的に移動させ、レーザ非照射部22が熱応力により割裂破壊するようにレーザ13の照射条件及び移動速度を、岩石の加工部からの情報に基いて制御し、レーザ13を矢印14で示すように移動させ、周縁23、底部24で示すような大口径の孔を効率的に形成する。 (もっと読む)


【課題】 メタンハイドレート層からメタンガスを採取する場合に、熱源を燃料消費に依存することなく、経済性と技術的困難性を改善した採取技術を提供する。
【解決手段】 海底500の下方1000〜1500mの地下帯水層300からポンプ31で温水を汲上げて地熱エネルギーをメタンハイドレート層100下の透水層104中を流動させ、メタンハイドレート層100の未分解領域101の分解境界面105を分解してメタンガスを発生させ、周囲の領域102,103からガスインレットスクリーン12を通って生産井20に導入して上昇させ、海上でメタンガスを回収する。 (もっと読む)


【課題】 レーザ照射により石英ガラスや二酸化珪素が溶融ドロスとなって析出しても穿孔が可能な方法を提供する。
【解決手段】 加工物100のレーザ照射位置12に、レーザ発振装置20から波長1.2μm以上で液体への吸収率の大きいレーザ、例えば、COレーザを液体31を通って照射し、液体中に発生する微細な泡の進行流13の泡中に生ずる高圧力により、溶融ドロスを飛散させて、岩石100に穿孔等の加工を施す。 (もっと読む)


【課題】ブレースに作用する外力を低減して浮体式構造物の寿命を延命することができるとともに、浮力を増大させて大水深においても使用することができる浮体式構造物の補助浮力体及び浮体式構造物の改造方法を提供する。
【解決手段】本発明の補助浮力体11は、浮体式構造物を構成する2個のロワーハル1の各下部に結合される2個の浮力体12と、この浮力体12どうしを結合する2本の主連結部材13と、主連結部材13と浮力体12を結合する4本の副連結部材14とから構成されている。そして、補助浮力体11を予め製造しておき、補助浮力体11の上に浮体式構造物を載置し、ロワーハル1と浮力体12とを接続して浮体式構造物を改造する。 (もっと読む)


【課題】ドロス(ガラス状の析出物)の析出を防止しながら、レーザにより岩石又はコンクリートに剥離、破砕、穿孔などの加工を施す。
【解決手段】レーザ発振手段10と、レーザ走査手段30と、レーザ伝送手段20、21と、レーザ照射手段40とを備え、レーザビーム41によって岩石又はコンクリートを加工する装置1において、レーザ照射手段40から出射するレーザビーム41のレーザ強度及び岩石又はコンクリートへのレーザ照射時間を調整し、又は岩石又はコンクリートへのレーザ照射位置を移動させることにより、レーザから岩石又はコンクリートへの入熱量を適正化し、レーザ照射部の岩石又はコンクリートの溶融を防ぎながら岩石又はコンクリートにサーマルショックを与え、岩石又はコンクリートに部分的な破壊現象を生じさせ、岩石又はコンクリートの加工を行う。 (もっと読む)


【課題】液中におけるレーザ照射によって液中の地下資源賦存層などの地層を掘削することが可能な地層の掘削技術を提供する。
【解決手段】レーザ伝送手段20によって伝送されたレーザを、液90への吸収率のよい波長を有するレーザとして、レーザ誘起気泡発生手段35から液90中に照射して気泡流36を発生させ、レーザ誘起による破壊作用力を用いて液中に存在する地層を掘削する。また液90への吸収率の低いレーザ41をレーザ照射手段39から照射して気泡流36中を透過させて熱作用力を地層に加えて岩石を破壊し地層を掘削する。これらの両方の作用力を協働させることもできる。 (もっと読む)


【課題】地上から沖合に向かって掘削された掘削孔の壁面の崩落を防止し、健全なパイプラインを構築する技術を提供する。
【解決手段】一端が水中に開口する掘削孔11を陸上側から推進掘削し、掘削孔11中に引込むべき樹脂管31を掘削孔延長上の水中に沈降させておき、掘削推進管先端が水中に到達した後、速やかに掘削推進管先端に前記樹脂管31の一端を接続し、掘削推進管を後退させて前記樹脂管31を掘削孔11中に引き込んでライニングを形成し、掘削孔壁を保護する。 (もっと読む)


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