説明

住化スタイロンポリカーボネート株式会社により出願された特許

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【課題】 大型液晶ディスプレイ用直下型バックライトに適したポリカーボネート樹脂製光拡散板を提供する。
【解決手段】 ポリカーボネート樹脂に対する粒子状樹脂の添加量と拡散度(D50)との間に一定の関係がある場合に、光拡散性を始めとする光学特性を最適に調整したポリカーボネート樹脂製光拡散板を安定して生産できることを見出した。
即ち、本発明は、粒子状樹脂を添加したポリカーボネート樹脂から成る光拡散板であって、該光拡散板が該ポリカーボネート樹脂100重量部に対して粒子状樹脂を1重量部添加した際の拡散度(D50)が25〜35である粒子状樹脂とポリカーボネート樹脂とから成り、該粒子状樹脂が該粒子状樹脂の添加量(重量部)に対する拡散度(D50)の比が8〜35であるような添加量で添加されたことを特徴とするポリカーボネート樹脂製光拡散板である。
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【構成】 ポリカプロラクトン0.1〜15重量%およびそれ以外の熱可塑性樹脂85〜99.9重量%からなる熱可塑性樹脂組成物のペレットであって、当該ペレット中における粒子径50〜750μmの微粉の含有量が100ppm以下であることを特徴とするペレットからなる成形用樹脂材料。
【効果】 本発明の熱可塑性樹脂にポリカプロラクトンを配合した成形用樹脂材料によれば、ペレット製造時のストランドの温度管理や水槽の追加などの制約を受けにくく、ペレットに付着または混在する微紛の発生を抑制し、その結果として微粉の少ない熱可塑性樹脂ペレットが得られ、当該微粉に起因する成形時の不具合、例えばシルバーストリークの発生や未溶融異物の生成に伴う光学性能の低下などを改良した熱可塑性樹脂ペレットを容易に得ることができる。
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【構成】 熱可塑性樹脂を溶融混錬し得られたストランドを冷却後、切断してペレット化する方法において、あらかじめ熱可塑性樹脂にポリカプロラクトンを配合して溶融混錬するか、または溶融状態の熱可塑性樹脂にポリカプロラクトンを配合し溶融混錬ことを特徴とするペレット化における切削粉の発生を防止する方法。
【効果】 本発明の方法によれば、ペレット製造時のストランドの温度管理や水槽の追加などの制約を受けにくく、ペレットに付着または混在する切削粉の発生を抑制し、その結果として切削粉の少ない熱可塑性樹脂ペレットが得られ、当該切削粉に起因するペレット製造ラインの不具合を抑制し、連続生産性の向上やフィルター交換頻度の低減、さらには、成形加工時の不具合、例えば、成形時の色ムラなどの外観不良などを改良した熱可塑性樹脂ペレットを容易に得ることができる。
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【解決手段】ポリカーボネート樹脂(A)100重量部に対し、シリコーン化合物(B)0.01〜8重量部および下記一般式1に示す芳香族スルホン酸のアルカリ金属塩(C)0.01〜2重量部を配合してなることを特徴とする難燃性ポリカーボネート樹脂組成物。
一般式1 Am−R−(SO3M)n(式中、Rはフェニル基またはナフチル基、Aはハロゲン原子、アルキル基、アリール基、ビニル基、アルコキシ基、アミノ基、メチルエステル基およびエチルエステル基から選択される置換基、Mはアルカリ金属を表す。また、Rがフェニル基の場合、mおよびnはそれぞれ0〜5および1〜2の整数(m+n≦6)を、Rがナフチル基の場合、mおよびnはそれぞれ0〜7および1〜2の整数(m+n≦8)を表わす。)
【効果】塩素、臭素化合物等からなるハロゲン系難燃剤を含まないことから燃焼時に当該難燃剤に起因するハロゲンを含むガスの発生の懸念がない。 (もっと読む)


【構成】ポリカーボネート樹脂(A)100重量部に対し、主鎖が分岐構造でかつ含有する有機官能基中に芳香族基を持つシリコーン化合物(B)0.01重量部以上8重量部以下および芳香族硫黄化合物の金属塩(C)0.03重量部以上5重量部以下またはパーフルオロアルカンスルホン酸の金属塩(E)0.01重量部以上5重量部以下、またはこれらと繊維形成型の含フッ素ポリマー(D)0.05重量部以上5重量部以下を配合してなることを特徴とする難燃性ポリカーボネート樹脂組成物。
【効果】本発明の難燃性ポリカーボネート樹脂組成物は、耐衝撃性や成形性を損なうことなく高度な難燃性を具備し、かつ塩素、臭素化合物等からなる難燃剤を含まないことから燃焼時に当該難燃剤に起因するハロゲンを含むガスの発生の懸念もなく、環境保護の面においても優れた性能も併せ持つ。 (もっと読む)


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