説明

財団法人塩事業センターにより出願された特許

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【課題】かん水等のLi資源から効率よく、高回収率にてLi塩を回収することができる方法を提供すること。
【解決手段】少なくともLiを含む水を、イオン交換膜電気透析装置にて処理してLiを濃縮する工程を含む、Li塩の回収方法であって、前記水は天日晶析法によりLi以外の1価イオンを低減させ、Li含有率を高めた水であり、かつ前記天日晶析法は、該水の相平衡を操作し、Li以外の塩の析出を促進するため溶解度の高いイオンが添加される、Li塩の回収方法。 (もっと読む)


【課題】濃縮海水の希釈が容易であり、小型の設備で大きな発電量を得ることができる淡
水化法及び装置を提供すること。
【解決手段】海水Aの水を、イオン交換膜を介して濃縮海水Bに移動させ、かつ濃縮海水Bのイオンを海水Aに移動させて発電を行うとともに希釈海水Bを調製する発電及び希釈工程を含む、発電及び希釈法。海水Aの水を、イオン交換膜を介して濃縮海水Bに移動させ、かつ濃縮海水Bのイオンを海水Aに移動させて発電を行うとともに希釈海水Bを調製する発電及び希釈部を含む、発電及び希釈装置。 (もっと読む)


【課題】濃縮海水から効率よく、高回収率にてK及びMgを回収する方法及び装置を提供すること。
【解決手段】1)濃縮海水を、イオン交換膜を装着した電気透析装置にて処理してKを濃縮した画分とMg2+を濃縮した画分を得る工程、該Kを濃縮した画分を晶析処理にてKClを得る工程を有する、K及びMgの回収方法。2)濃縮海水をアルカリ溶液にて反応晶析を行い、Mg(OH)と分離液Aに固液分離する工程、該分離液Aを炭酸塩又は二酸化炭素にて反応晶析を行い、CaCOと分離液Bに固液分離する工程、該分離液Bを晶析処理にてKClを得る工程を有する、K及びMgの回収方法。3)濃縮海水を、Kを濃縮した画分とMg2+を濃縮した画分を得るための、イオン交換膜を装着した電気透析装置を含む、K及びMgの回収装置。4)濃縮海水をアルカリ溶液にて反応晶析を行い、Mg(OH)と分離液Aに固液分離する装置、該分離液Aを炭酸塩又は二酸化炭素にて反応晶析を行い、CaCOと分離液Bに固液分離する装置、該分離液Bを晶析処理にてKClを得る装置を有する、K及びMgの回収装置。 (もっと読む)


【課題】海水濃縮において一価陰イオンを選択に透過する性質において優れている一価陰イオン選択透過性製塩用陰イオン交換膜を提供する。
【解決手段】超高分子量ポリエチレンフィルムに電離放射線を照射してラジカルを発生させ、陰イオン交換基を導入可能な官能基を有する重合性単量体単独、又は該重合性単量体及び架橋性単量体の重合性混合物を用いてグラフト重合を行って得られた、グラフト重合超高分子量ポリエチレンフィルムを、フィルムが有する陰イオン交換基を導入可能な官能基と2か所以上で反応可能で、かつ陰イオン交換基を形成しえる化合物と反応させることにより、フィルムに前記化合物による架橋構造部分を有しせしめた一価陰イオン選択透過性製塩用陰イオン交換膜。 (もっと読む)


【課題】本発明は、イオン交換能、機械的強度に優れた固体状の陽イオン交換体を低コストで提供する。
【解決手段】固体状のポリオレフィンに、陽イオン交換基を導入可能な官能基を有する重合性単量体、又は該重合性単量体及び架橋性単量体を含有し、かつ重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを含有する重合性混合物を塗布し、加熱重合させた後、陽イオン交換基を付与できる化合物で処理することにより陽イオン交換基を導入して得られたことを特徴とする陽イオン交換体。前記重合性混合物が重合開始剤のアゾビスイソブチロニトリルを全体の1〜10質量%含有することが好ましい。陽イオン交換体の形態としては、粒状、ペレット状、膜状の各種の形状とすることができる。 (もっと読む)


【課題】製塩に用いられる陽イオン交換膜について、従来使用されている膜と比較し、電気抵抗を増加させずに、濃縮性能を向上させ、且つ機械的強度を向上させる。
【解決手段】高分子フィルム基材に陽イオン交換基を結合させてなる陽イオン交換膜において、該高分子フィルム基材として、超高分子量ポリエチレンフィルムを融点付近まで加温し一部溶融させ、前記加温条件下で前記フィルムが収縮しない程度に厚み方向に加圧することにより得られるフィルムを用いることを特徴とする製塩用陽イオン交換膜、及びその製造方法。前記により処理したフィルムに、電離放射線を照射することにより、該フィルム中にラジカルを発生させ、陽イオン交換基を導入可能な官能基を有する重合性単量体単独、又は該重合性単量体及び架橋性単量体の重合性混合物を用いてグラフト重合を行うことにより得られたフィルムを用いる。 (もっと読む)


【課題】製塩に用いられる陽イオン交換膜について、従来使用されている膜と比較し、電気抵抗を増加させずに、濃縮性能を向上させる。
【解決手段】電離放射線を照射することによりラジカルを発生させたポリオレフィンからなる多孔性基材に、スチレン、クロロメチルスチレン及びジビニルベンゼンの少なくともいずれかをグラフト重合した後、スルホン酸基を導入可能な官能基を有するスチレン及びジビニルベンゼンを含有する重合性混合物を充填して、熱重合を行うことにより得られたグラフトポリマーを含有するポリオレフィンからなる多孔性基材の細孔内に、スチレンとジビニルベンゼンとを少なくとも共重合成分とし、かつスルホン酸基を有する共重合体が充填された製塩用陽イオン交換膜。 (もっと読む)


【課題】製塩に用いられる陰イオン交換膜について、従来使用されている膜と比較し、電気抵抗を増加させずに、濃縮性能を向上させる。
【解決手段】グラフトポリマーを含有するポリオレフィンからなる多孔性基材の細孔内に、クロロメチルスチレンとジビニルベンゼンとを少なくとも共重合成分とし、かつ第4級アンモニウム基を有する共重合体が充填されていることを特徴とする製塩用陰イオン交換膜。前記グラフトポリマーの枝ポリマーがスチレン、クロロメチルスチレン及びジビニルベンゼンの少なくともいずれかを重合成分とする重合体であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】製塩に用いられる陽イオン交換膜について、従来使用されている膜と比較し、電気抵抗を増加させずに、濃縮性能を向上させる。
【解決手段】ポリオレフィンからなる多孔性基材の細孔内に、スチレンとジビニルベンゼンとを少なくとも共重合成分とした共重合体を充填して、電離放射線を照射した後、スルホン酸基を導入することを特徴とする製塩用陽イオン交換膜。前記細孔内に、スルホン酸基を導入可能な官能基を有するスチレン及びジビニルベンゼンを含有する重合性混合物を充填して、熱重合を行い、電離放射線を照射した後、スルホン酸基を導入することを特徴とする製塩用陽イオン交換膜。その製造方法。 (もっと読む)


【課題】製塩に用いられる陰イオン交換膜について、従来使用されている膜と比較し、電気抵抗を増加させずに、濃縮性能を向上させる。
【解決手段】ポリオレフィンからなる多孔性基材の細孔内に、クロロメチルスチレンとジビニルベンゼンとを少なくとも共重合成分とした共重合体を充填して、電離放射線を照射した後、第4級アンモニウム基を導入することを特徴とする製塩用陰イオン交換膜。ポリオレフィンからなる多孔性基材の細孔内に、第4級アンモニウム基を導入可能な官能基を有するクロロメチルスチレン及びジビニルベンゼンを含有する重合性混合物を充填して、熱重合を行い、電離放射線を照射した後、第4級アンモニウム基を導入することを特徴とする製塩用陰イオン交換膜。その膜の製造方法。 (もっと読む)


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