説明

山一化学工業株式会社により出願された特許

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【課題】液状ガスケットパッキンの塗膜剥離を低コストで行う。
【解決手段】この発明は、機器類の組立接合部を解体若しくは分解後再組立する際に、接合面に固化状態で付着して残存する液状のガスケットパッキンの塗膜に対して塗膜を軟化させる剥離剤を塗布し、塗膜に浸透させることにより該塗膜を軟化させて可塑化し、上記組立て時の接合面より塗膜を剥離する方法である。該剥離剤に塗膜の膨潤性を高めるために添加剤としてTHF又はTHFとMEKを4w%〜12w%添加したものを使用する。 (もっと読む)


【課題】防食・高耐久性の塗膜に対して浸透性及び剥離性の優れた鋼構造物の塗膜剥離剤を提供する。
【解決手段】この発明の剥離剤は、二塩基酸エステルを主成分とし、該エステルにNMP又はNMPとベンジルアルコールからなる高沸点溶剤と、2〜10W%の有機酸と、界面活性剤とを配合している。塗膜は長ばく形エッチングプライマーと鉛系さび止めペイントと長油性フタル酸樹脂塗料とを用いた塗装系又は長ばく形エッチングプライマーと鉛系さび止めペイントとフェノール樹脂MIO塗料と塩化ゴム系塗料とを用いた塗装系又は長ばく形エッチングプライマーとタールエポキシ樹脂塗料を用いた塗装系のいずれかを対象とした鋼構造物用の耐食性・高耐久性塗膜の塗装面への塗布に用いる塗膜剥離剤である。剥離剤を上記塗装面に塗布することにより塗膜に浸透し塗膜を膨潤させて可塑化させ、下地に対して付着力を低下させる。 (もっと読む)


【課題】 防食・高耐久性の塗膜に対して浸透性及び剥離性の優れた鋼構造物の塗膜剥離剤及び剥離方法を提供する。
【解決手段】 この発明の剥離剤は、二塩基酸エステルを主成分とし、該エステルに複素環状系有機化合物、アルコール類から選ばれた高沸点溶剤と、少量の有機酸及び界面活性剤を配合してなり、複素環状有機化合物はNMP,DMI又はDMSOである。またアルコール類としてベンジルアルコールが使用可能である。
さらに本発明の塗膜剥離方法は、二塩基酸エステルを主成分とし、該エステルに複素環状系有機化合物、アルコール類から選ばれた高沸点溶剤と、少量の有機酸及び界面活性剤を配合してなる塗膜剥離剤を鋼構造物表面の塗装面に塗布して浸透及び膨潤させることにより塗膜を剥離させるものである。 (もっと読む)


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