説明

五條製紙株式会社により出願された特許

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【課題】本発明の課題は、PSおよびASを原料として用いて、生産コストが低くでき、高級紙に必要な80%以上の白色度を有する白色顔料が得られ、PSの廃棄処理に掛かる経費をなくすことのできる白色顔料を製造する製造方法、その製造方法により製造された製紙用填料や塗工用白色顔料である白色顔料、およびその白色顔料を使用した高級紙を提供することである。
【解決手段】製紙スラッジを原料とし白色顔料を製造する方法であって、前記スラッジを600〜800℃で焼成し、製紙スラッジ灰とする第一の工程と、前記製紙スラッジ灰にアルミニウム加工スラッジを添加、又はアルミニウム加工スラッジに前記製紙スラッジ灰を添加した後に、水を加えて混合攪拌し水熱反応させてスラリー状物とする、又は水を加えて混合攪拌し水熱反応させずにスラリー状物とする第二の工程と、上記スラリー状物を湿式粉砕して白色顔料とする第三の工程とからなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】PVAフィルムに水系接着剤を塗布して紙を積層したラミネート紙を製造しても、そのラミネート紙に皺及び凹カールのないポリビニルアルコールラミネート紙の製造方法、また、皺及び凹カールのないポリビニルアルコールラミネート紙、及び簡単にリサイクル処理ができる化粧箱を提供する。
【解決手段】ポリビニルアルコールフィルム3の表面にアルミニウムを真空蒸着したアルミニウム蒸着層4が設けられており、その裏面に上記水系接着剤2が40〜60%の濃度であり、500〜4,000mPa・sの粘度であり、3〜5g/m2の塗布量である該水系接着剤を塗布して基紙1と貼り合わせて、上記ポリビニルアルコールラミネート紙に印刷して印刷層を形成する。 (もっと読む)


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