説明

一般財団法人日本気象協会により出願された特許

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【課題】海岸への津波の到達時刻及び到達する津波の高さを、より簡易且つ正確に予測する。
【解決手段】海溝型地震の発生により海底が隆起し、津波を発生させる海面の上昇が起こると、その海面の上昇に合わせて大気圧の変化が生じ、津波よりも先に到達する周囲に伝播した大気圧の変化が陸上の高台にある観測地点201〜20nに設置された気圧計211〜21nで捉えられる。コンピュータ装置100は、気圧計211〜21nで捉えられた気圧変化を解析して津波の発生地点及び発生した津波の規模を特定し、海底地形データベースを参照して警報装置301〜30mが設置された海岸への津波の到達時刻及び津波の高さを予測する。そして、予測した津波の到達時刻及び津波の高さに関する警報を、警報装置301〜30mから発令する。 (もっと読む)


【課題】
バードストライクの危険のある鳥の接近を監視し、警告する。
【解決手段】
レーダ装置(10)が、周囲を走査して得られるレーダ画像データを周期的に出力する。コンピュータ(30)で動作する監視プログラムの背景生成機能(32a)が、複数シーン数のレーダ画像データから背景画像データを生成し、背景除去機能(32c)が、その後のレーダ画像データから背景画像データを除去する。2値化機能(32d)がエコー画像を2値化し、中心決定機能(32e)が各エコー画像の中心を決定し、雨雪除去機能(32f)が、雨雪を除去する。追跡機能(32g)は、複数シーンの前雪除去結果から、鳥を追跡する。警告機能(32h)は、鳥が所定領域に入ると警告を出力する。 (もっと読む)


【課題】
日射量観測値に基づき、短時間先の日射量を精度よく予測する。
【解決手段】
日射量補正機能(30)は、気象観測衛星による観測で得られる、予測対象地点を含む地域の現在から過去に遡る一定期間内の日射量メッシュデータ(12)を地上観測の日射量データ(14)で補正する。日射量/疑似降水量変換機能(32)は、日射量補正機能(30)からの補正日射量メッシュデータと快晴時日射量理論値(16)とを、日射量と降水量との関係を示す式に適用して、疑似降水量に計算する。疑似降水量移動変形予測機能(34)は、地形データ(18)を参照し、疑似降水量の時間的な移動と変形を予測する。全天日射量変換機能(36)は、予測日時の快晴時理論日射量を参照し、予測された疑似降水量を全天日射量に戻す。 (もっと読む)


【課題】
数値予報モデルの予報値を使って、翌日又は翌々日の日射量を精度よく予測する。
【解決手段】
蓄積装置(12)に、数値予報モデル(10)からの過去30日分の予報データを蓄積し、蓄積装置(14)に同期間の全天日射量観測値を蓄積する。予測太陽位置計算装置(16)は、予測対象地点の予報日時における太陽位置を計算する。快晴時全天日射量計算装置(18)は過去の予報値から快晴時全天日射量を計算する。快晴指数計算装置(20)は、全天日射量観測値を快晴時全天日射量で除算して、快晴指数を計算する。予測係数計算装置(22)は、過去の予報値と快晴指数との間の関係を示す予測式の予測係数を決定する。装置(24〜32)により、数値予報モデル(10)からの予測対象日時の予報値を予測式に適用して、予測対象日時の全天日射量を予測する。 (もっと読む)


【課題】
短時間後の強風域を局所的に予測する。
【解決手段】
風向・風速算出装置(14)は、複数のドップラーレーダ(10−1〜10−n)により風観測されたドップラー速度データとレーダ反射因子データから風向・風速分布データを計算する。データ同化装置(30)は、風向・風速分布データを雲解像数値気象モデルにデータ同化し、所定格子間隔の風速場データを生成する。移動ベクトル推定装置(36)は、現在及び過去の一定時間内の複数の風速場データから風の時間変化を示す移動ベクトルを推定する。上空風速場予測装置(38)は、装置(36)による移動ベクトルに従い、現在の風速場データを時間方向に外挿して上空風速場を予測する。地上強風域予測装置(40)は、装置(38)の予測結果に従い地上強風風域を予測する。 (もっと読む)


【課題】
気象モデルの初期時刻以降に急発達する雷雨等を精度よく予測できるようにする。
【解決手段】
変換装置(12)、水平内挿装置(14)及び鉛直内挿装置(18)が、気象データ(10)からWRFモデルの格子点間隔の3次元気象データを生成する。予測装置(22)は、WRF気象モデルの初期場に対して予測計算を実行し、所定時間後までの一定時間範囲の気象状態を予測する。格子制御装置(24)が、地形データ(16)に従い、予測装置(22)における予測の格子間隔を、日本列島付近では細かい格子間隔に、それ以外の地域を粗い格子間隔になるように制御する。同化装置(26)が、リアルタイム又は準リアルタイムで計測される可降水量データ、風向風速・反射強度データ及び解析雨量データを3次元変分法によりデータ同化する。 (もっと読む)


【課題】
急発達する雨等を正確に予測できるようにする。
【解決手段】
GPS受信機(10)は、複数のGPS(Global Positioning System)衛星からのGPS電波を受信する。可降水量解析装置(12)は、GPS受信機(10)からのGPS受信データから天頂湿潤遅延量を計算し、可降水量に換算する。可降水量変動算出装置(14)は、可降水量解析装置(12)からの可降水量観測値PWVobsの時間変動を算出する。降水量予測装置(16)は、ハードディスク(18)の降水量統計データ(18a)と降水確率統計データ(18b)を参照し、可降水量変動算出装置(14)の出力から降水量と降水確率を予測する。合成装置(20)は、降水量予測装置(16)により予測された降水量RPWVと、レーダエコーによる雨量強度Rradarを所定の重み係数で合成する。 (もっと読む)


【課題】
必要な精度の方向スペクトル客観解析値を迅速に得る。
【解決手段】
分解能統一化装置(14、16)が、方向スペクトル推定装置(10)による方向スペクトル推定値、及び方向スペクトル解析装置(12)による方向スペクル解析値の分解能を統一する。誤差解析装置(22)が、推定値と解析値の誤差を複数の分解能に対して解析して、誤差が最小になる適正分解能を決定する。地点間相関演算装置(32)が、適正分解能の推定値と解析値の地点間相関から重み係数を決定する。実運用時、分解能調整装置(44、46)は、解析対象時刻の方向スペクトル推定値、及び解析対象時刻の方向スペクル解析値の分解能を適正分解能に調整する。修正装置(52)は、重み係数の下で、分解能を修正された推定値を分解能を修正された推定値と解析値の差値により修正する。 (もっと読む)


【課題】熱中症の警告ができる気象観測装置及びネットワーク装置。
【解決手段】熱中症の指標を温度と湿度から求め、指標データを現場で表示できる他、ネットワークを経由して、現場の指標を収集できる気象観測装置。 (もっと読む)


【課題】固定観測点の路面状態、路線の路面温度分布及び路線の路面状態を推定するシステムを提供する。
【解決手段】固定観測点における水・雪・氷貯留量を推定するシステムであって、熱収支モデルの式が、路面に出入りする熱量を示す項として、路面からの赤外放射量と、顕熱伝達熱量と、潜熱伝達熱量と、地中伝導熱量と、水・雪・氷の凍結または融解に利用可能な最大凍結融解熱量とを含み、熱収支モデルの式を解くことにより、最大凍結融解熱量を算出する手段と、最大凍結融解熱量(M')と、水・雪・氷貯留量との関係に基づいて、実際に使用される凍結融解熱量を算出する手段と、水収支モデルの式が、水・雪・氷貯留量の変化率をそれぞれ示す水・雪・氷収支の各式とからなりかつ各式は凍結融解熱量を変数として含み、水・雪・氷貯留量をそれぞれ算出する手段とを備える。 (もっと読む)


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