説明

環境工学株式会社により出願された特許

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【課題】法面上のコンクリート層の表面側に複数の壁面材を表面層として設けた土木構築物を構築する場合において、その規格通りのものを、作業性を高めつつ、確実に構築する。
【解決手段】法面上にコンクリート層を設け、そのコンクリート層の表面側に複数の自然石15により表面層を形成することを前提とする。その前提の下で、法面上に線材により骨組み構造として組立てられた架台を敷設し、その架台上に複数の土木構築物用ユニットを載置して、その複数の土木構築物用ユニットと法面との間にコンクリート充填空間16を形成し、そのコンクリート充填空間にコンクリートを充填して、そのコンクリート内に各土木構築物用ユニットの金網を、その網目を利用することにより埋設する。これにより、土木構築物用ユニットを法面上の架台上に載置するだけで、多くの自然石の搬送、積み上げを可能とする。 (もっと読む)


【課題】植物、生物にとって好ましい環境を作り出すことができる土木構築物を提供する。
【解決手段】護岸の裏込め材層において、その噛み合った裏込め材8同士が形成する空隙9内に保水性材料15を入れ込んだ状態とする。これにより、保水性材料15が、雨水、湧き水等を保水して、植物、生物に対する水補給源となるようにする。また、暑いときには、保水性材料15が保水する水の蒸発に基づく大きな潜熱を利用して、周囲環境の空気温度を下げるようにする。その一方、既に噛み合った裏込め材8同士が形成する空隙9内に保水性材料15を入れて、裏込め材8同士の直接的な噛み合いが阻害されることがないようにし、裏込め材層における実質的な強固な一体化関係を維持する。 (もっと読む)


【課題】土木構築物用壁面材に対する打ち込み式アンカーの取付けにおいて、作業者の負担を極力抑えることができる打ち込み治具を提供する。
【解決手段】打ち込み治具28として、柱状本体部42と、柱状本体部42にその軸心延び方向の全長に亘って形成されるスリット45と、柱状本体部42の外周面から側方に張り出す張り出し部43と、張り出し部43にスリット45から離れるようにして取付けられる連結軸部44と、を備えるものを用意する。そして、その打ち込み治具28を電動ハンマーに装着すると共に、自然石2の取付け穴4内にアンカー3の軸状部7の一端部及び打ち込み筒24を挿入した上で、その打ち込み治具28のスリット45内にアンカー3の軸状部7を入り込ませて、電動ハンマーを作動させ、その電動ハンマーの打撃力(押圧力)を、連結軸部44、張り出し部43及び柱状本体部42を介して係止筒24の他端面に作用させる。 (もっと読む)


【課題】複数の塊状体(自然石)を並べることにより形成される区画空間内にコンクリートを充填する前に行われる間詰め作業の負担を軽減すると共に、その隣り合う塊状体間から充填コンクリートが漏れ出ることを確実に防止する。
【解決手段】複数の自然石2aを並べて区画空間6を形成し、その区画空間6内にコンクリート44を充填する土木構築物用ユニット1の製造方法において、一対の間詰めユニット22と、それらを連結する結束バンド23とを備えるものを用意し、コンクリート44充填前に、間詰めユニット22の覆い板25を、各隣り合う自然石2a間をその外側から跨ぐようにそれぞれ配置すると共に、その各対向する両間詰めユニット22を結束バンド23により締め上げ、各対向する両間詰めユニット22の覆い板25を隣り合う自然石2aに跨るようにしつつ撓ませて、隣り合う自然石2a間の隙間5をなくす。 (もっと読む)


【課題】作業負担を増やさなくても簡単に、表面層の表面を各壁面材の表面をもって実質的に平坦な表面にできる土木構築物(護岸)を提供する。
【解決手段】法面3上にコンクリート層19が設けられ、その層の表面側に、複数の土木構築物用構築材5を用いて表面層1Aが形成されている。各土木構築物用構築材は、自然石6が、支持棒7及び支持棒他端部の規制部材により支えられた状態となっており、構築時には、特別に大きな案内壁材を据え付けなくても、その支持棒及び規制部材により、各自然石がその各荷重に基づきコンクリート層に区々に沈み込むことが防止され、各自然石のコンクリート層からの突出量を揃えることができる。また、基本的に、各自然石が支持棒及び規制部材により支えられる構造とされ、コンクリートの注入タイミング、コンクリート層の硬化等を考慮する必要がなくなっており、当該護岸1の構築時間の短縮化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】大型の吊上げ機械を用いることができないことに伴って、塊状部材と塊状の控え部材とを連結部材を介して連結した土木構築物用ユニットを搬送することができない場合であっても、該土木構築物用ユニットを用いて施工した場合と同等の土木構築物を提供する。
【解決手段】設置面3上に、前側自然石9と後側自然石10とを配置し、その前側自然石9の上面部9aと後側自然石10の上面部10aとを軸状部材12を介して連結することにより、前側自然石9と後側自然石10とを軸状部材12を介して連結する土木構築物用ユニットを作り上げる。この後、作り上げた土木構築物用ユニットの前側自然石9と後側自然石10との間に、砕石等21を充填して充填材層5を形成し、以後、この一連の工程を繰り返すことにより、従来同様の安定で強固な土木構築物を得る。 (もっと読む)


【課題】前側自然石と後側自然石とをアンカーを介して連結する連結ユニットの設置作業性を高める。
【解決手段】当該吊具28として、吊上げ機械に揺動可能に連結される連結部31と、連結部31の基部部分に該連結部31を横切るように設けられその側部にその軸心延び方向全長に亘ってスリット状の開口32が形成されている円筒部30と、を有するものを用意し、その円筒部30内にそのスリット状の開口32介して連結ユニットのアンカーを挿入して、その円筒部30に対してアンカーを、その軸心を中心として容易に相対回動できるようにする。これにより、前側自然石10の向き(姿勢)を、吊具28の吊上げ中に、連結ユニットの設置時における状態として好ましいものに調整する。 (もっと読む)


【課題】強固な護岸機能を確保しつつ、表面層における隣り合う前側自然石が形成する各表面側隙間空間を深くできる土木構築物及び土木構築物の構築方法を提供する。
【解決手段】表面層1Aを形成する各前側自然石10に対して後側自然石11をアンカー12を介してそれぞれ連結すると共に、各前側自然石10と各後側自然石11とでコンクリート層9を前後に挟持する構造とする。これにより、表面層1Aを形成する各前側自然石10とコンクリート層9とで強固な護岸機能を確保する一方、後側自然石11がコンクリート層9の背面側に係合されることを利用して、各前側自然石10が前方に移動することを規制し、その前方移動規制のために各前側自然石10の体積の半分以上をコンクリート層9に埋め込むことまでする必要性(構成)、すなわち、表面側隙間21が浅くしてしまうことをなくす。 (もっと読む)


【課題】 重機を用いることができないことに伴って、格子状組織を構成する屈撓性シート体の一面に複数の塊状部材を取付けた土木構築物用ユニットを用いることができない場合であっても、該土木構築物用ユニットを用いて施工した場合と同等の土木構築物を提供する。
【解決手段】法面3上の金網連結体7上に配置される複数の自然石8のうち、最下方位置の自然石8について、法面3の傾斜方向下方側への移動を規制した状態としていることを利用して、その最下方位置の自然石8を支えとして、複数の自然石8を、法面3に沿いつつ、下方側から上方側に向けて順次、連続するように金網連結体7上に配置できるようにすると共に、その各自然石8の金網連結体7上への配置の度に、各自然石8と金網連結体7とを連結具10を用いて連結する。これにより、重機を用いなくても人力(作業者)だけで土木構築物1を構築できるようにする。 (もっと読む)


【課題】 着衣の付着臭を脱臭するに際して、使い勝手のよい脱臭装置を提供する。
【解決手段】 ノズル装置12に、空気流faを吹き出す空気吹出口と、その空気吹出口13内に配置されてオゾン風foを吹き出すオゾン吹出口19とが備えられ、オゾン吹出口19が、空気吹出口13から吹き出される空気流fa領域内において該空気流faの吹出し方向と同じ方向に向けてオゾン風foを吹き出すように設定されている。これにより、空気吹出口13からの空気流faを、オゾン風foの周囲を囲んだ状態で流し、空気流faの高い指向性(動圧)に基づき、ノズル装置12から比較的遠い距離までオゾン風foを空気流faの流れ方向に案内しつつ、オゾンが空気流faの外周囲に拡散することを抑制する。この結果、オゾン風foが着衣に到達するまでの間にオゾンの濃度が低下することを極力抑制し、オゾンとして、初期から使用濃度が低いもの(人体に影響を与えないもの)を用いて、効果的に脱臭を行う。 (もっと読む)


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