説明

株式会社大阪チタニウムテクノロジーズにより出願された特許

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【課題】高い充放電容量を有するリチウムイオン二次電池を得ることが可能であるとともに、空気や水と反応して発火することがなく取り扱いが容易であって工業的実用性が高い、リチウムイオン二次電池用負極材料及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】リチウムを含有する珪素酸化物粉末を、Cu−kα線源でのX線回折(XRD)において、2θ=22.1°±0.2°、28.4°±0.2°、40.5°±0.2°、56.2°±0.2°におけるピークの面積強度を夫々A,B,C,Dとしたとき、0.01<B/A<5.0、C/A<1.0、D/A<1.0を満たすものとする。 (もっと読む)


【課題】機器内部に存在するTiCl4の大部分を排出でき、大気開放して整備する際に塩酸ガスが発生することによる作業環境の悪化および機器の腐食を低減できるTiCl4製造設備の整備方法およびTiCl4製造設備を提供する。
【解決手段】流動層によって得られた粗TiCl4ガスを冷却して粗TiCl4液とし、この粗TiCl4液を蒸留工程で純TiCl4液とするTiCl4製造設備の整備方法であって、TiCl4製造設備が備える機器のうちで整備対象とした機器50の排出口からTiCl4液を減圧吸引した後に大気解放して整備することを特徴とする。TiCl4液を減圧吸引する際、TiCl4液回収容器40内のガスを排気することにより回収容器40内を減圧にし、この回収容器40を整備対象機器50と接続することにより整備対象機器50内のTiCl4液を減圧吸引し、回収されたTiCl4液を回収容器40内で気液分離するのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶融塩電解槽の電解操業休止期間中に要するコストの大幅削減を可能とする溶融塩電解方法を提供する。
【解決手段】電解操業途中にその操業を一時休止するにあたり、まず操業を中断して、電解槽内の溶融塩を溶融状態で60重量%以上抜き取る。次いで、電解槽内に残留した溶融塩を凝固させ凝固塩1’とした後に電解槽を保管する。しかる後に再度金属化合物を含有した溶融塩を前記電解槽内に投入し、電解操業を再開する。溶融塩を凝固させた後、又は当該溶融塩を凝固させる前、若しくは当該溶融塩を凝固させる途中から槽内空間にガス供給管19から乾燥ガスを注入して、槽内空間を乾燥ガスで置換する。微加圧状態継続のため、電解槽内を乾燥ガスで置換した後も操業再開までの間の一定期間、乾燥ガスを槽内に補充する。乾燥ガスは露点が−30℃以下である乾燥空気又は窒素ガス、更には比重が空気より大である不活性ガスである (もっと読む)


【課題】 クロール法によるスポンジチタンの製造方法において、還元操業途中にチャージされる溶融Mgの利用率を高めて生産性(チタン収率)を高める。溶融Mgのチャージによる品質低下を抑制する。
【解決手段】 クロール法により還元反応容器10内でスポンジチタンを製造する際に、還元反応途中にTiCl4 供給用の滴下パイプ14からのTiCl4 の供給を一次停止し、その停止中に還元反応容器10の上部蓋10Bを貫通して挿入されるMg追加投入用の補助パイプ18により、還元反応容器10の上方から容器内に溶融Mgの追加投入を行う。滴下パイプ14からのTiCl4 の供給を停止しているときに滴下パイプ14に不溶性ガスを流通させて詰まりを防止する。 (もっと読む)


【課題】 不純物濃度の高い低級部位の除去による歩留り低下を効果的に抑制できる経済的なスポンジチタン粒の製造方法を提供する。
【解決手段】 還元反応容器内でクロール法により製造され当該反応容器から取り出されたスポンジチタン塊10を切断破砕してスポンジチタン粒を製造する際に、前記スポンジチタン塊10の外周部の少なくとも還元反応容器内面と接していた低級部位を除去すると共に、低級部位から除去された除去片を分級して大粒径の除去片を他の除去片から分離する。還元反応容器内面と接していた低級部位の除去作業を篩を兼ねる作業床20上で行う。 (もっと読む)


【課題】 マルチポーラ型電解槽で問題となる溶融塩の電極乗り越え流に起因するカレントリークを、電流量の変化に影響されることなく少なくして、電流効率の安定的な向上を可能とする。
【解決手段】 陽極6と陰極7との間に2枚以上の複極8を有し、電解操業中にこれらの複極を乗り越えて陽極側から陰極側へ溶融塩が流動するマルチポーラ型の溶融塩電解槽において、陰極7に隣接する最外側の複極8の厚さ(陰極側複極厚Tc)を、陽極6に隣接する最内側の複極8の厚さ(陽極側複極厚Ta)より大とする。好ましくは、陰極側複極厚Tc/陽極側複極厚Ta=複極厚係数Kとして、1.05≦K≦4を満足させる。 (もっと読む)


【課題】放電容量が大きく、かつサイクル特性が良好であるリチウムイオン二次電池に用いられるリチウムイオン二次電池負極材用粉末を提供する。
【解決手段】SiO粒子とその表面に固着したSiとで構成され、前記Siが前記SiO粒子の表面に部分的に固着していることを特徴とするリチウムイオン二次電池負極材用粉末。前記SiO粒子の表面における前記Siの占有率が0.03以上、0.50以下であることが好ましい。また、前記SiO粒子とその表面に固着した前記Siとの組成が、O/Simol比で0.5≦O/Si<1であることが好ましい。さらに、表面に炭素皮膜を有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 スポンジチタンへの吸湿、これによるチタンインゴットの酸素濃度増大の問題を簡単な操作で解決し、高純度チタンインゴットを経済的に製造する。
【解決手段】 クロール法により製造されたスポンジチタン塊の中央部を取り出し、破砕して得られたスポンジチタン粒を保管容器内に封入する際に、スポンジチタン粒が充填された保管容器内を40Pa以下まで減圧した後にその保管容器内に低湿度ガスを注入する。スポンジチタン塊の破砕開始から保管容器内の減圧開始までの所要時間を24時間以下に抑制する。 (もっと読む)


【課題】シリコン塩化物の製造に用いられ、塩化物が含まれるシリコン含有粉末を、腐食性ガスを発生させることなく、処理することができるシリコン含有ペレットの製造方法を提供する。
【解決手段】金属シリコン粉末を、塩化水素を含有するガスまたは水素と塩化珪素を含有するガスと流動層内で反応させて目的のシリコン塩化物を得て、流動層から排出されるシリコン塩化物含有ガスからシリコン含有粉末を分離工程で分離してシリコン塩化物を製造する際に、分離されたシリコン含有粉末の少なくとも一部を系外へ取り出し、成型工程で取り出されたシリコン含有粉末と非含水性バインダーを混合した後に圧縮成型することを特徴とするシリコン含有ペレットの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】表面にクラックが存在していても、エッチング後のエッチング剤の付着量を腐食性ガスの発生量が顕著とならない程度とすることが可能であり、かつ清浄度の高いシリコン破砕物を得ることが可能なシリコン塊の処理方法を提供する。
【解決手段】下記(a)〜(f)の工程を備えるシリコン塊の処理方法。(a)常温のシリコン塊を加熱する工程、(b)前記加熱したシリコン塊を冷却し、クラックを発生させる工程、(c)前記クラックが発生したシリコン塊を破砕してシリコン破砕物とする工程、(d)前記シリコン破砕物を純水に浸漬し、冷却または破砕により表面に発生したクラックに純水を浸透させる工程、(e)前記純水に浸漬したシリコン破砕物の表面を、エッチング剤を用いてエッチングする工程、および(f)前記エッチングしたシリコン破砕物の表面を純水で洗浄し、前記エッチング剤を除去する工程。 (もっと読む)


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