説明

壽工業株式会社により出願された特許

1 - 10 / 10


【課題】施工時に化粧ケイ酸カルシウム板が反って仮留め用の両面粘着テープが剥がれて端が浮き上がったり化粧板が脱落したりする事故がある。
【解決手段】ケイ酸カルシウム板の厚さ調整及び平滑素地調整方法において、抄造工程に於けるメーキングロール側を裏面として研削・研磨の基準面として使用し、フェルト面側を研削・研磨して厚さ調整、平滑素地調整を行うことにより裏面側に含浸シーラーを塗布しなくても両面粘着テープの接着力を20N以上確保する。メーキングロール側を表面研削・研磨の基準面として使用することにより従来の両面研削・研磨と同等の表面仕上がりと歩留まりを得ることができる。裏面への含浸シーラーを塗布しないで接着強度を高めることは従来の含浸シーラー過多の弊害を取り除きコストダウンにも寄与する。 (もっと読む)


【課題】窯業系基材をベースとしたエマルション塗料で仕上げられた化粧板は内装用途で用いる場合、表面硬度、汚染回復性、耐薬品性、耐溶剤性が、ウレタン系塗料で仕上げられた従来の化粧板に比べて劣る。
【解決手段】エマルション塗膜の保護塗装として7μm〜25μmのUVクリア塗膜を形成する。塗膜の形成方法は、80本/インチの密度でレーザー彫刻により筋状に等間隔に彫刻されたゴムローラーを用いてUVクリアを15 g/m〜25 g/m均等に塗布して約1分間セッティングして360nmを主波長とする紫外線を500 MJ/cm〜700 MJ/cm照射してUVの保護塗膜を硬化させる。 (もっと読む)


【課題】クリーンルーム等に使用されるUV殺菌灯が放射する253.7nmの紫外線に実用的に耐えられる窯業系基板をベースとした壁面材、天井材を効率よく安価に製造する技術を提供する。
【解決手段】公知の技術によりシーラー、UV目止め、研磨の平滑下地処理が施された窯業系基板を用い、その表面に第1層として着色・隠蔽を目的としたアクリルエナメル層4を乾燥膜厚で20μm〜40μm設け、第2層として主に着色と紫外線に実用的に耐えることを目的として、第1層と同一色相のフッ素樹脂エナメル層5を乾燥膜厚で7μm〜15μm設ける。この2つの同一色相のエナメル層4及び5を設けることにより効率良く低コストで目的の窯業系化粧板を得る。 (もっと読む)


【課題】ケイ酸カルシウム板の下地処理において健康被害や地球環境を悪化させる有機溶剤や不燃性を低下させる有機樹脂を使用しない下地強化方法を提案すること。
【解決手段】ケイ酸のアルカリ金属塩の内カリウムシリケート水溶液1〜2部、ナトリウムシリケート水溶液1部を混合し、ケイ酸カルシウム板の表裏面に塗布含浸させ、ケイ酸カルシウム板より供給される水酸化カルシウムのカルシウムイオンと反応させて多孔質部を充填するとともに、ケイ酸カルシウム結晶体を生成し表面改質を行う。本法は有機溶剤、有機樹脂を使用しないので地球環境に優しく健康を損なわず、不燃性を低下させない下地処理方法である。 (もっと読む)


【課題】
収納家具の扉材又は引出し表面材の開閉時に用いる取っ手を面材から突出させない構造を提供すること。代表的な家具としてシステムキッチンが挙げられる。
【解決手段】
所定の厚みを有する複合化粧板或いは無垢の単板から成る扉材または引出し表面材の周辺端部の少なくとも一部の裏面側に切欠き面を形成して取っ手部と成し、該取っ手部に指先をかけて引き出すことにより扉或いは引出しの開閉を行う。該取っ手部は扉材または引出し材の表面側からは視認出来ない位置に形成する。前記切欠き面の断面形状は扉材または引出し表面材の各表面に対して90°未満の鋭角の傾斜面であり、また該傾斜面を凹状の曲面で形成してもよい。更には略L字型になるように切欠き面を形成し同形の押出材または折板を貼着して取っ手とすることもできる。扉の表面材から突出しないので拭き掃除が容易になる。 (もっと読む)


【課題】空気清浄機能が均一で意匠性に富み、天井面或いは壁面など建築物躯体に接着施工出来る吸着分解機能を有するシート状物を提供すること。
【解決手段】竹炭の粉末及び粘土を混練し焼成して得られる白色の多孔性焼成物を粉砕し無機塗料中に混合して、竹炭の触媒効果を利用し揮発性有機物質(VOC)及び臭気成分を吸着分解する機能を有する塗料と成し、該塗料を通気性を有する繊維質の可撓性シートの表面に均一に塗布し、これを乾燥させて吸着分解層を形成したシート状物を得る。該シート状物は接着剤を用いて建築物躯体に貼着され、室内の空気を浄化する。前記吸着分解層は前記可撓性シートの裏面側にも形成することが可能であり、前記接着剤に多孔性焼成物の微粉末を混合して吸着分解機能を付加することが出来る。 (もっと読む)


【課題】高価な印刷用の版を使用しないで高光沢で深みのある木目調のシステムキッチンの扉材又は面材として使用可能な品質を有する複合化粧板を提供する。
【解決手段】芯材に木質系の材料を用い、一方の面に接着剤を介して木目調の工芸意匠性塗着層を含む透明樹脂板状体を設けるとともに、他方の面に接着剤を介して前記工芸意匠性塗着層と類似する接着調整層を有する裏面樹脂板状体を設けた複合化粧板において、木目調の絵柄が印刷用版を使用せずに手作業で枚様毎に木目柄を表現した複合化粧板であって、各々の木目柄が微妙に異なる木目調複合化粧板である。 (もっと読む)


【課題】樹脂板状体と木質系芯材を複合した複合化粧板の耐熱性を向上させ、70℃以下の雰囲気温度において反りのない複合化粧板を提供する。
【解決手段】本発明の複合化粧板は、芯材に合板、パーティクルボード、MDF等の木質系材料を用い、一方の面にホットメルト接着剤を介して絵柄層を含む透明樹脂板状体を順に設けると共に、他方の面に接着剤を介して付着性調整層を有する樹脂板状体を設けた複合化粧板において、表裏面に使用される樹脂板状体を予め暖めて所望する耐熱温度にして伸びを与えた状態で接着し、常温に戻ったとき収縮しようとする力が樹脂板状体内部にストレスとして残存せしめるようにする。前記絵柄層は、エッジバンドおよび芯材との継目を覆い隠し、表面材端面をカット面から成る面取りを行って意匠効果を向上させている。 (もっと読む)


【課題】全プラスチック製であって、軽量で反りが生じにくく、高級感を有し、分別不要の燃料としてリサイクル可能である上、良好なネジ引抜き強度及び扉に用いた場合、開閉繰返しに対する扉の耐久性を有すると共に、形状の良好な丁番取付け用穴を形成し得るシステムキッチン用面材を提供する。
【解決手段】発泡倍率4〜15倍の板状プラスチック発泡体の一方の面に、接着剤層、塗料により形成される絵柄層及びアクリル系樹脂板状体を順に設けると共に、他方の面に接着剤層を介して、前記絵柄層と近似の付着性を有する塗料で塗装された付着性調整層をもつスチレン系樹脂板状体を設けたことを特徴とするシステムキッチン用面材である。 (もっと読む)


【課題】サイディング材本体の化粧面と違和感のない化粧面を有する役物を提供する。
【解決手段】異形断面形状を有する役物1の少なくとも一面の裏面側を支持するコロ7を配置した搬送台6を準備し、該搬送台6上に前記役物1を載置するとともに印刷機の版胴又は版胴より転写されたオフセットローラの表面を前記役物に接触させ、版胴15又はオフセットローラの回転により前記役物1を搬送しながら印刷する。印刷機はフレキソ印刷機、グラビアオフセット印刷機、ロータリースクリーン印刷機などを使用し、版胴15は少なくとも2版から成り、第1版の模様はサイディング材本体の主たる模様を刻設し、これに対して第2版は、第1版の模様の大きさを縮小するとともに模様の密度を粗く配置した版を用いる。第1版と第2版に異なる着色剤を用いて印刷を重ねるが模様の密度が異なるので重ならない部分が生じ結果として2色以上の化粧面が得られる。 (もっと読む)


1 - 10 / 10