説明

株式会社アスペクトにより出願された特許

1 - 10 / 12


【課題】薄層間の内部応力を低く維持しつつ、造形及びブレークアウトに要する時間を短縮することができる粉末焼結造形方法を提供するものである。
【解決手段】粉末材料の薄層8aを焼結し、積層して3次元造形物を作製する粉末焼結造形方法であって、一つの前記薄層8aごとに選択的に加熱して焼結し、該焼結した一層の薄層8bごとに、或いは該焼結した複数の薄層8bごとに、該焼結した薄層8bの上に新たな粉末材料の薄層8aを形成する前に、冷却する。 (もっと読む)


【課題】金属製の製品、または、高温環境に置かれたり、高い強度が要求されたりするような用途の実用的な試作品を直接焼結することが可能な積層造形用粉末材料を提供する。
【解決手段】粉末材料の薄層15aにレーザ光を選択的に照射して薄層15aを焼結又は溶融・固化させ、焼結又は溶融・固化した薄層15bを繰り返し積層して3次元造形物を作製する積層造形に使用される積層造形用粉末材料であって、粉末材料15は、アルミニウム(Al)、アルミニウム合金、又は、アルミニウム或いはアルミニウム合金の少なくともいずれか一と他の金属との混合物からなる主粉末とレーザ吸収剤とを含む。 (もっと読む)


【課題】従来用いられている樹脂粉末を用いながら波長の短いレーザ光に対応可能な積層造形用樹脂粉末を提供するものである。
【解決手段】樹脂粉末15の薄層15aにレーザ光を選択的に照射して薄層15aを焼結又は硬化させ、焼結又は硬化した薄層15bを繰り返し積層して3次元造形物を作製する積層造形に使用される樹脂粉末15であって、樹脂粉末15は、主粉末に、主粉末が吸収し得るレーザ光の波長よりも短い波長のレーザ光を吸収し得るレーザ吸収着色材料を含有させたものである。 (もっと読む)


【課題】レーザ光による焼結又は硬化に要する時間を短縮することができる積層造形装置を提供するものである。
【解決手段】レーザ光源23と、レーザ光源23から出射したレーザ光を走査するミラー21a、21bと、レーザ光源23の点灯及び消灯を制御し、かつミラー21a、21bの角度を制御する制御装置25とを有し、レーザ光を走査しつつ材料の薄層の特定領域にレーザ光を照射して材料の薄層を焼結又は硬化させ、該焼結又は硬化した薄層を繰り返し積層して3次元造形物を作製する積層造形装置であって、制御装置25は、一方向にレーザ光を移動させつつ材料の薄層に照射した後、レーザ光を点灯したまま一方向に対して角度をつけて折り返し、さらに折り返しの方向にレーザ光を移動させつつ材料の薄層に照射する。 (もっと読む)


【課題】一走査における粉末材料薄層の焼結領域の形状が一様になるように粉末材料薄層を焼結すること。
【解決手段】粉末材料の薄層にレーザ光を照射し、ミラー制御によりX方向及びY方向に走査して、粉末材料の薄層を焼結させ、焼結した薄層を順次積層して3次元造形物を作製する粉末焼結積層造形方法であって、制御装置がミラーの動作開始の信号を出力した後、所定時間後にレーザ光源を点灯し、ミラーの動作停止の信号を出力した後、所定時間後にレーザ光源を消灯することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】粉末材料の薄層を形成するのに常に十分な量の粉末材料を造形用容器に供給することができるようにするとともに、粉末材料の薄層を形成した後の残余の粉末材料によりその残余の粉末材料を運び入れる側の粉末材料容器内が十分に広い範囲にわたり粉末材料で埋められるようにすること。
【解決手段】底板13bが上下に移動する第1の粉末材料容器12aと、底板13aが上下に移動する造形用容器11と、底板13cが上下に移動する第2の粉末材料容器12bと、第1又は第2の粉末材料容器12a、12bから粉末材料16を運び出し、造形用容器11に粉末材料16を運び入れ、造形用容器11の底板13a上に粉末材料の薄層16aを形成し、さらに粉末材料の薄層16aを形成した後の残余の粉末材料16を、第2又は第1の粉末材料容器12b、12aに表面を均しながら運び入れる粉末材料運搬手段15と、残余の粉末材料16の量を検出する手段とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】粉末材料の薄層の表面の温度が全造形領域にわたって均一になるようにすること、又は造形領域周辺部の粉末材料の薄層の温度低下を防止すること。
【解決手段】粉末材料の薄層を形成し、レーザ光を照射して粉末材料の薄層を焼結させ、複数の焼結薄層を積層して3次元造形物を作製する粉末焼結積層造形装置であって、第1の粉末材料容器14aと造形用容器13とをそれぞれの上端で連結する、上面が平面の第1の連結部17aと、造形用容器13と第2の粉末材料容器14bとをそれぞれの上端で連結する、上面が平面の第2の連結部17bと、第1の連結部17aに設けられた第2の熱源19aと、第2の連結部17に設けられた第3の熱源19bとを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】粉末材料不足を防止するとともに過剰な粉末材料をすぐに再使用することを可能にして、粉末材料のリサイクル率を向上させること。
【解決手段】リコータ15を移動させて造形用容器11に粉末材料16を供給するときに、粉末材料16を供給する側の粉末材料供給テーブル14a又は14b上の粉末材料16の表面が同じ側の粉末材料収納容器12a又は12bの表面よりも上に突出し、かつ他方の側の粉末材料供給テーブル14b又は14a上の粉末材料16の表面が同じ側の粉末材料収納容器12b又は12aの表面よりも下になるように調整する制御手段を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】粉末材料の薄層の形成から焼結薄層の形成まで、全造形領域にわたって粉末材料の薄層の表面の温度を均一にすることができる粉末焼結積層造形装置を提供することを目的とする。
【解決手段】粉末材料の薄層を形成し、粉末材料の薄層を選択的に焼結させて焼結薄層を形成する造形領域13aを囲む造形用容器13と、造形用容器13の側方に設けられた粉末材料を貯留する粉末材料容器14a、14bと、造形領域13aの周辺部の上方の少なくとも1箇所に設置された、造形領域13aを加熱する熱源18c〜18fと、熱源18c〜18fの近くに設けられて、上方に熱源18c〜18fが設置されていない造形領域13aの周辺部への加熱を補助する熱線の反射板19e〜19hとを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 大型の物を一体的に造形することができ、小型の物を造形する際に、造形後の冷却時間を短縮することができるとともに、加熱によるダメージを受ける粉末材料の量を軽減すること。
【解決手段】第1の造形領域を画定する筒状の第1の容器13と、第1の容器13内壁に沿って上下移動する第1の造形用テーブル15と、第1の造形領域内に第2の造形領域を画定し、第1の容器13に着脱自在に設置され、第2の造形領域の外側であって第1の容器13内側の上面を覆うフランジを有する筒状の第2の容器17と、第2の容器17内壁に沿って上下移動する第2の造形用テーブルとを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


1 - 10 / 12