説明

王子計測機器株式会社により出願された特許

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【課題】糖化ヘモグロビン比率を高精度で算出する装置を提供する。
【解決手段】フルクトシルL-バリンに作用するフルクトシルアミノ酸オキシダーゼを固定化した固定化体又はフルクトシルバリルヒスチジンに作用するフルクトシルペプチドオキシダーゼを固定化した固定化体とフルクトシルアミノ酸又はフルクトシルペプチドの酸化反応による増減する電気化学的活性物質を検知する機構と、全ヘモグロビンを検知する機構と、糖化ヘモグロビンを含む検体をタンパク質分解酵素で処理する機構と、検体をタンパク質分解酵素で処理する前と後でのフルクトシルL-バリン又はフルクトシルバリルヒスチジンと全ヘモグロビンの検知結果に基づきブランクを排除したHbA1cを得るための演算機構とを備えた糖化ヘモグロビンの分析装置。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、化学的、経時的要因による参照極電位変動の安定性を確保し、且つ電極膜の剥離や断線などの物理的な問題を同時に解消した電気化学測定用電極素子を提供することである。
【解決手段】
本発明は絶縁性基板上に導電性膜を設けて形成される電気化学測定用電極素子において、作用極と参照極の少なくとも二つの極を有し、参照極下地層と作用極は同材質であって、参照極は下地層の端子接続部を除いた部分の、少なくとも試料接触部を覆う範囲に、下地層とは異なる材質の導電性被覆層を有することを特徴とするまた、本発明の参照極下地層と作用極は、0℃おける体積抵抗率が15μΩcm以下で、且つモース硬度が4.0以上である金属または合金から成ることが好ましい。更に本発明の導電性被覆層は、材質が銀または銀と塩化銀の混合物であることがより好ましい。 (もっと読む)


【課題】楕円偏光板における偏光板の透過軸と位相差板の遅相軸又は進相軸との間の貼合角を短時間で測定できるようにする。
【解決手段】光源1から光をバンドパスフィルタ2を通して単一波長とした測定光が光検出器8に至る測定光路上に偏光子3と検光子6が配置されている。楕円偏光板5を測定対象試料として偏光子3と検光子6の間の測定光路上に配置し、偏光子3と検光子6とをそれぞれ1回転させたときの偏光子及び検光子の内側の円の部分と外側の円環状の部分の透過光強度変化をライトガイド7で分離して別々に光検出器8に導き、その2つの透過光強度変化図形の最大透過光強度の方位の差から楕円偏光板の偏光板と位相差板との貼合角を測定する。 (もっと読む)


【課題】偏光板と位相差板との貼合角を短時間で測定する。
【解決手段】偏光板に位相差板2枚が貼合された被測定物に対して基準方向の直線偏光が照射され、被測定物の偏光板を第1の位相差板とみなし、その位相差値をすべての波長λiに対してλi/2、その遅相軸方位を変数φ1とし、被測定物の位相差板を第2の位相差板とみなしてその位相差値を変数R2i、遅相軸方位を変数φ2とし、3つの変数φ1、φ2及び基準波長での位相差R20を所定の範囲にわたって、所定の刻みで変化させながら楕円率と楕円方位角とを計算で求める。そして、実測で得られた波長λiごとの楕円率と楕円方位角に最も近くなる波長λiごとの計算値の楕円率と楕円方位角を導く変数φ1とφ2を求め、φ1の2倍をφp、φ2をφrとして、|φp−φr|により楕円偏光板の貼合角を求める。 (もっと読む)


【課題】実作業に用いることのできる自動化されたアスベスト繊維種同定装置を提供する。
【解決手段】アスベスト繊維種同定装置20は、ホワイトバランスをとる撮像手段110と、試料ステージ105上に載置された試料Sを任意の観測位置へ移動させるために、試料ステージ105を水平方向で移動自在とするステージ移動手段106と、位相差分散顕微鏡100の分散染色対物レンズ108と撮像手段110との間に設置されるとともに試料Sからの光の光軸を中心に試料Sに対して相対的に回転自在とされる偏光部材118と、試料ステージ105と撮像手段110との間隔を変更自在とするための間隔変更手段106と、撮像手段110によって撮影された試料像に対して画像処理を行うための画像処理部11と、を備えることにより、複屈折性を有するアスベストの繊維種同定を自動で行う。 (もっと読む)


【課題】偏光板製造ラインに設置して、位相差Rの値によらず精度よく位相差を測定することができて、正確な位相差の波長分散特性R(λ)を得る
【解決手段】位相差測定部は偏光子4a〜4c、検光子5a〜5c及び分光器10a〜10cが被測定物7の移動方向に沿って配置された第1、第2、第3の3組を含む。各組の偏光子4a〜4cと検光子5a〜5cは平行ニコルの状態に配置され、かつそれぞれの組の偏光子4a〜4cと検光子5a〜5cは基準方位に対する偏光方位θが0°、45°、90°に設定されている。被測定物7に対して直交重ねになる方位に配置された位相差板6を配置する。この位相差板6の位相差値は被測定物7との直交重ね状態での位相差値が測定光の波長λの範囲においてλ/2以下となるように設定されている。演算処理部11は3つの偏光方位θに対する波長λiごとの検出光強度Ii(θ)から平行ニコル回転法の原理に基づいて複数波長における位相差Rを算出し、位相差の波長分散特性R(λ)を得る (もっと読む)


【課題】広範囲にわたる位相差変化がある被測定物の位相差分布を測定する。
【解決手段】平行ニコルの偏光子・検光子とイメージング分光器を備えて被測定物の二次元の透過光分光スペクトルを検出できる位相差測定部を用い、被測定物がない状態での偏光子と検光子による偏光方位が0°と45°のときの透過光分光スペクトルI0(0),I0(45)と、被測定物を位相差測定部に対して相対的に移動させたときの偏光子と検光子による偏光方位が0°と45°のときの被測定物上の位置ごとの透過光分光スペクトルI(0),I(45)とから被測定物上の各位置での合算スペクトル実測値IT’(=I(0)/I0(0)+I(45)/I0(45))を算出し、位相差の異なる複数の合算スペクトルIT(=(C+3)/2)計算値との比較を被測定物上の各位置で行ってその差が最小になるITに該当する位相差を各位置の位相差Rm(λ)とする。 (もっと読む)


【課題】位相差Rが測定波長λの半分以上変化する被測定物に対してもオンライン測定を可能にする。
【解決手段】位相差を異ならせて算出された複数の合算スペクトルIT(=(C+3)/2)(ただし、C=cos(2πR(λ)/λである。)を保持しておき、被測定物がない状態での透過光分光スペクトルI0(0),I0(45)と被測定物がある状態での透過光分光スペクトルI(0),I(45)とから合算スペクトル実測値IT’(ただし、IT’=I(0)/I0(0)+I(45)/I0(45)である。)を算出し、計算値ITと実測値IT’の差が最小になるITを求めてそのITに該当する位相差R(λ)をその被測定物の位相差Rm(λ)とする。 (もっと読む)


【課題】偏光板の透過軸と位相差板の遅相軸が平行又は直交状態で貼合された楕円偏光板の偏光特性を高精度に測定する。
【解決手段】偏光子3及び波長板4を測定光の光路から退避させた状態で検光子6を1回転させて楕円偏光板5の偏光板5aの透過軸方位φpを調べ、検光子6の透過軸をφpに固定する。偏光子3及び波長板4を測定光の光路上に配置し、波長板4の遅相軸をφp+45°に固定した状態で偏光子3を1回転して検出光強度変化I(θ)を測定し、楕円率αと楕円方位角Ψを求める。別途、計算によって位相差板5bのレターデーションR1と貼合角φ1を変化させて計算を実行し、偏光板5a、位相差板5b及び波長板4の全体のαとΨを各R1、φ1について算出して、その計算結果の中から実測で得られたα、Ψに最も近くなるときのR1及びφ1を求めて、そのφ1を楕円偏光板5の貼合ズレ角とする。 (もっと読む)


【課題】顕微鏡にエリアセンサを設けて被測定物の偏光特性の面内での二次元分布を測定する際に、顕微鏡の倍率を容易に上げることができるようにする。
【解決手段】エリアセンサとして画素ごとに方位の異なる偏光素子を形成した偏光イメージングカメラを用い、被測定物にある方位の直線偏光を照射して透過光又は反射光の強度を検出する。偏光素子の偏光方位が異なる複数の偏光素子をもつCCD素子の検出光強度から楕円偏光を表現する下記の式に含まれる未知数I0,ψ及びCを決定した後、θを0°から180°まで変化させたときのI(θ)の最小値、最大値及び最大値を与えるθmaxから偏光特性を求め、その操作を二次元的に繰り返す。
I(θ)=I0{cos2ψcos2(θ−ψ)+sin2ψsin2(θ−ψ)
−C/2・sin2ψsin2(θ−ψ)} (もっと読む)


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