説明

株式会社コスモブレインにより出願された特許

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【課題】物体の有無を検出する超音波レーダーは従来包絡線検波が使われ、伝搬距離が20mも離れると音響ノイズに信号が埋もれて検出できなかったが、伝搬距離が延び超音波信号と音響ノイズが同等となっても,超音波信号を検出する。
【解決手段】超音波発振子はその共振周波数で最も効率よく振動し,受信素子も同じ周波数で感度が最高になる。その共振周波数近傍のパルスで発振素子を駆動し,受信素子の出力をバンドパス増幅器に通した後,しきい値処理をして単極性パルスに変換する。そして個々のパルス間隔を調べ、送信パルスと同じであれば暫定的に信号有りと判定する。逐次受信したパルス間隔が連続してM回信号有りと暫定的に判定されたとき、最終的に信号有りと判定する。さらに,最終的に信号有りと判定した後,パルス周期が送信パルス周期と異なる事象がN回連続発生したとき信号無しと判定するようにして,音響ノイズからの分離を図った。 (もっと読む)


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