説明

木内酒造合資会社により出願された特許

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【課題】
ビール製造工程で発生する余剰酵母に含まれる有用なアルコール等の成分を、品質を劣化せずに分離回収し、蒸留酒及びリキュールの製造に活用するとともに、環境負荷の少ない廃棄物処理技術を提供することを目的とする。
【解決手段】
発酵を終えて発酵タンク(7)又は熟成タンク(8)の下部に沈殿した余剰酵母(E1)は、酵母回収タンク(10)に回収され、次いで、減圧蒸留装置(11)へ移動され蒸留が行われる。この蒸留酒には油分由来の濁りを多く混入しているため、蒸留酒(G)は、冷却タンク(12)を経た後に、メンブレンフィルター(13)を用いて氷点下温度で濾過する。また、タンクに保存した蒸留酒に梅と糖類を添加し、その後、濾過して、リキュールを製造する。 (もっと読む)


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