説明

カンジ,インコーポレイテッドにより出願された特許

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【課題】アデノウイルスE2B機能を部分的に欠失または全欠失し、かつE1領域に挿入された目的のタンパク質をコードする異種配列を含む発現カセットを有する組換えアデノウイルスベクターを提供する。
【解決手段】本発明は、アデノウイルスE2B機能の部分欠失または全欠失によって特徴付けられ、かつE1領域に挿入された目的のタンパク質をコードする異種配列を含む発現カセットを有する組換えアデノウイルスベクターを提供する。このようなベクターは複製能力のあるアデノウイルスの混入の発生を低減または排除するために設計される。さらにベクターの発現カセットは、異種配列の発現を増加させることができ、および/またはウイルスタンパク質の発現を低減させることができる1つ以上の調節エレメントを含み得る。ウイルスタンパク質の発現におけるこの減少はインビボで投与される場合のアデノウイルスベクターの細胞障害性および免疫原性を低減させる。 (もっと読む)


【課題】瘢痕を減少させるための方法を提供すること。
【解決手段】上記方法は、創傷を有する被験体の皮膚に発現カセットを含むポリヌクレオチドを投与する工程を包含し、ここで該発現カセットはp21WAF1/Cip1をコードするポリヌクレオチドに作動可能に連結されたプロモーターを含む。一局面において、上記DNAがベクターの一部として投与される。一局面において、上記ベクターがウイルスベクターである。一局面において、上記ウイルスベクターがアデノウイルスベクターである。一局面において、上記アデノウイルスベクターが複製能欠失アデノウイルスベクターである。一局面において、上記投与する工程の結果、未処置の創傷における瘢痕に比較して上記創傷におけるケロイドまたは肥大性瘢痕を減少させる。 (もっと読む)


【課題】インターフェロン種をコードする組換えベクターの使用によって、インターフェロン耐性腫瘍を処置するための方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、インターフェロン種をコードする組換えベクターの使用によって、インターフェロン耐性腫瘍を処置するための方法を提供する。特に、組換えベクターによって提供されるインターフェロン種が、組換え産生されたインターフェロンタンパク質に関連しない特性を有することが、注目される。本発明は、インターフェロンをコードする組換えベクターを使用して、インターフェロン耐性腫瘍の処置において有用な組成物を、さらに提供する。 (もっと読む)


【課題】少ないRCAを有し、293細胞株からの野生型アデノウイルス産生のような産生レベルで、複製欠損アデノウイルスを産生するより効率的な組換え細胞株を提供する。
【解決手段】E1AおよびE1Bの機能を補う、E1欠損アデノウイルス(rAd)ベクターの産生のための細胞株。E1A、E1BおよびE2Bのポリメラーゼ機能を補う、E1欠損アデノウイルスベクターおよびE2欠損アデノウイルスベクターの産生のための細胞株。および243Rタンパク質および289Rタンパク質中に変異を含むE1A配列、ならびにE1B−55K遺伝子を含むE1B配列の挿入によって、E1A機能を補う特定の細胞株。 (もっと読む)


【課題】疼痛の処置方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、Na1.8ナトリウムチャネル遺伝子からmRNAのRNAi誘導性の分解を引き起こす、一本鎖、または二本鎖のいずれかの短い干渉核酸;このような短い干渉核酸を含む薬学的組成物;このような短い干渉核酸を含む組み換えベクター;mRNAの翻訳を阻害するための方法;ポリペプチドの発現を阻害するための方法;細胞における膜電位をブロックするための方法;細胞におけるナトリウム電流をブロックするための方法;および、慢性疼痛を阻害するための方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】細胞または細胞の集団に送達される薬剤の量を増強し得る化合物および方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、薬剤の細胞への移入を増強するための方法および組成物を提供する。薬剤は、ポリペプチド、遺伝子およびアンチセンス核酸のようなポリヌクレオチド、およびその他の分子を含み得る。いくつの実施態様では、薬剤は、細胞中に導入されるとき、細胞活性または細胞機能を調整し得る調整薬剤である。本発明の方法および組成物は、個々の細胞および組織または器官として存在する細胞中に薬剤を導入するために有用である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、従来技術に対する種々の重要な進歩を取り込んだ、高力価で
組換えウイルスベクターを産生する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】上記課題は、ウイルス(特に外因性トランスジーンをコードするウ
イルス)の産生の増強を提供する複数の特性を組み込むことによって解決された
。具体的に例示された方法は、外因性トランスジーンを含む組換え複製欠損アデ
ノウイルスの高力価の無血清培地産生についての方法を記載する。本発明は、マ
イクロキャリアを調製する方法、高い細胞密度でバイオリアクターに接種するた
めの方法、ウイルスに対するプロデューサー細胞の感染性を増大させること、プ
ロデューサー細胞の細胞周期を同調させることを通じて産生収率を増大させる方
法、および外因性トランスジーンの有害な効果を最小化する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】感染細胞の表現型または遺伝子型に基づいて宿主細胞におけるウイルス複製を実
質的に阻害する経路応答性プロモーターの使用を介して、標的細胞の細胞内条件に応答してウイルスゲノムを選択的に複製する、組換えウイルスを提供することを課題とする。
【解決手段】標的細胞では経路応答性プロモーターのプロモーターエレメントは不活性であり、従って複製が可能である本発明のウイルスを提供することによって、上記課題は解決された。この結果、(1)このウイルスの溶菌性により細胞が殺傷される、および/または(2)治療用量のトランスジーン産物を標的細胞に提供する、および(3)組換えウイルスによる周囲の細胞の感染を容易にする、局所的ウイルス濃縮を生じる。本発明はさらに、このベクターを含む薬学的処方物、このベクターの作製方法およびこのベクターを含む形質転換細胞を提供する。 (もっと読む)


【課題】安全で、かつ効果的な遺伝子治療処置を提供するために高レベルの遺伝子導入効率およびタンパク質発現を供給するベクターおよび方法の提供。
【解決手段】組換えアデノウイルス発現ベクターを包含する薬学的組成物であって、該組換えアデノウイルス発現ベクターが、さらに部分的または全体的に欠失したタンパク質IXDNAおよび外来タンパク質をコードする遺伝子を包含する薬学的組成物であり、1つの局面において、上記タンパク質IX 遺伝子配列の欠失が5'ウイルス末端の約3500bpから5'ウイルス末端の約4000bpに広がっており、または、他の実施形態においては、アデノウイルスの初期領域3および/または初期領域4の非必須DNA配列の欠失をさらに包含する、薬学的組成物。 (もっと読む)


【課題】ガン、肝炎、およびαインターフェロンでの治療に敏感に反応する他の状態の処置のために、αインターフェロンの発現を標的化することを本発明の課題とする。
【解決手段】上記課題は、インターフェロンαポリペプチドの発現のための組換えベクターであって、哺乳動物細胞中で機能的なプロモーターに作動可能に連結されたインターフェロンαポリペプチドをコードする核酸配列を含む、ベクターを提供することによって解決された。 (もっと読む)


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