説明

ユニチカファイバー株式会社により出願された特許

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【課題】製品製造時において、熱接着処理等の加熱を伴う処理の際、熱収縮が発生せずに安定した加熱処理を行うことができ、得られる製品においては、風合い硬化や凹凸発生による表面外観が劣ることがない、モノフィラメント糸により構成される織物からなる飲料用フィルターバックを提供する。
【解決手段】モノフィラメント糸が経糸および緯糸に配された織物によって袋状に構成される飲料用フィルターバックであって、モノフィラメント糸は、芯部に結晶融解開始温度が180℃以上のステレオコンプレックスを構成しているポリ乳酸、鞘部に融点90℃〜170℃の結晶性を有する脂肪族ポリエステルが配された芯鞘複合形態であり、織物は、経糸と緯糸の交点が溶融した鞘部の重合体により熱接着しており、飲料用フィルターバックは、その端辺縁が超音波シールあるいはヒートシールにより接着することにより袋状に構成されている。 (もっと読む)


【課題】木工沈床において、木枠からの石材の流出を確実に防止できるようにするとともに、従来のような大きな石材を平らに並べて敷設することなしに、所要の性能を達成できるようにする。
【解決手段】井桁状などの枠状に構成した木枠11の内部に石材12を詰めた木工沈床であり、その上面が樹脂製のメッシュ状体13にて覆われている。樹脂製のメッシュ状体13は、少なくとも表面の一部に熱融着性樹脂が露出した単数あるいは複数の繊維により形成された糸にて織編されたものであり、かつ熱処理によって熱融着性樹脂同士が熱融着している。繊維は、好ましくは、熱融着性樹脂が鞘部に配された芯鞘型の断面構造を有し、鞘部の熱融着性樹脂は、芯部の樹脂よりも融点が10℃以上低い。メッシュ状体は、好ましくは、経糸と緯糸とで構成され、緯糸挿入ラッシェル編み機で編網されたものである。 (もっと読む)


【課題】製品製造時において、熱収縮が発生せずに安定した加熱処理を行うことができ、風合い硬化や凹凸発生による表面外観が劣ることがない飲料用フィルターバックを提供する。
【解決手段】モノフィラメント糸が経糸および緯糸に配された織物によって袋状に構成される飲料用フィルターバックであって、モノフィラメント糸は、芯部に融点150℃以上のポリ乳酸、鞘部が結晶融点を有しかつ芯部のポリ乳酸よりも融点が50℃以上低い重合体が配された芯鞘複合形態であり、鞘部の重合体がポリアルキレンサクシネートあるいはポリアルキレンサクシネートに乳酸が1〜6モル%共重合した共重合体のいずれかであり、織物は、経糸と緯糸の交点が溶融した鞘部の重合体により熱接着しており、飲料用フィルターバックは、その端辺縁が超音波シールあるいはヒートシールにより接着することにより袋状となっている飲料用フィルターバック。 (もっと読む)


【課題】 撚りを物理的に固定する手段を採用することで撚構造を安定なものとし、もって織編物の表面に多彩な意匠効果を再現性よく与えうる糸条を提供することを技術的課題とする。
【解決手段】 下撚りとしてSZ交互撚りを有する複数の撚糸条Yからなると共に上撚りとしてSZ交互撚りを有し、構成繊維の少なくとも一部がアルカリ易溶性ポリマーDを介して接着されてなる融着加工糸5であって、一方方向の強い上撚りAを不規則的に1mあたり2.0箇所以上有し、かつ10cmあたりの上撚数を連続的に50回測定したとき、当該一方方向の平均上撚数が他方に対し1.5倍以上あることを特徴とする融着加工糸5。 (もっと読む)


【課題】化石資源の使用量を低減し、ニ酸化炭素の増大を抑制しうるポリエチレンテレフタレート、それを用いた繊維および自動車内装材。
【解決手段】バイオマス由来成分を共重合してなるポリエステルであって、放射性炭素(炭素14)測定によるところのバイオマス由来炭素の含有割合が、ポリマー中の全炭素に対して10%以上であり、極限粘度が0.5以上であることを特徴とするポリエチレンテレフタレート。上記ポリエチレンテレフタレートからなることを特徴とするポリエチレンテレフタレート繊維。さらに、該ポリエチレンテレフタレート繊維を用いてなることを特徴とする自動車内装材。 (もっと読む)


【課題】経済的で環境に優しい、バイオマス由来ポリマーを使用した樹脂加工布の提供。
【解決手段】基布を構成する繊維が石油系由来ポリマーからだけでなく、少なくとも25質量%がバイオマス由来ポリマーからなる繊維であることを特徴とする樹脂加工布。バイオマス由来ポリマーからなる繊維は芯鞘構造を呈した複合繊維であって、該鞘部がポリエチレンテレフタレート、該芯部がポリ乳酸からなることが好ましく、また該基布におけるカバーファクター(CF)が350以上2200以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】経済的で環境に優しく、且つ石油系由来ポリマーと比較してバイオマス由来ポリマーを25質量%以上含有する遮水シート。
【解決手段】基布に樹脂加工を施してなる遮水シートにおいて、バイオマス由来ポリマーを25〜60質量%含有し、引張強力が980〜2940N/3cm、JIS−L−1096に基づく最大荷重時の伸度が8〜45%であり、かつ、前記基布のカバーファクター(CF)が500〜2200であることを特徴とする遮水シート。 (もっと読む)


【課題】光ファイバーを経糸及び/又は緯糸に使用した織物において、経糸と緯糸の交錯点における光ファイバーの屈曲ならびに光ファイバーのクラッド層の破壊または損傷を完全に抑制した光透過型光ファイバー織物を提供する。
【解決手段】光ファイバー1が経糸及び/又は緯糸2として織り込まれてなる織物であって、該光ファイバーに隣接して少なくとも1本の補助糸が配置されていることを特徴とする光透過型光ファイバー織物。光ファイバーが経糸及び/又は緯糸として織り込まれてなる織物の製造方法であって、該光ファイバーに対して繊維断面における直径比率が1.2〜5.0である補助糸を、該光ファイバーに隣接して織り込むことを特徴とする光透過型光ファイバー織物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】水底への設置作業が容易であり、水底での変形が生じにくく、また錆びの発生などがない洗掘防止マットを得る。
【解決手段】洗掘防止マットであって、樹脂製のシートと、樹脂製のメッシュ状体とが積層されたものである。樹脂製のメッシュ状体は、表面に熱融着性樹脂が露出した単数あるいは複数の繊維により形成された糸により織編されているとともに、熱処理によって熱融着性樹脂同士が熱融着している。メッシュ状体は、経糸と緯糸とで構成され、緯糸挿入ラッシェル編み機で編網されたものであって、耐磨耗性、耐腐食性、交点強力、耐屈曲疲労性、形態復元性などに優れる。 (もっと読む)


【課題】接着時の熱処理を低温で行うことができ、ホットメルト型接着性繊維として好適に使用することができるポリアミド繊維であって、製造工程において白粉の発生が少なく、操業性よく得ることができ、強伸度特性にも優れたポリアミド繊維を提供する。
【解決手段】ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン610のモノマーで構成される3元以上の共重合ポリアミドであって、融点が80〜160℃、湿潤時の融点が50〜100℃であるポリアミドからなる繊維であり、鉱物油潤滑剤、アルキルエーテルノニオン及びアルキルホスフェートK塩を含有する油剤が繊維表面に付着していることを特徴とするポリアミド繊維。 (もっと読む)


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